二俣翔一

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二俣 翔一
広島東洋カープ #99
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 静岡県御前崎市
生年月日 (2002-10-21) 2002年10月21日(21歳)
身長
体重
180 cm
78 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 内野手
プロ入り 2020年 育成選手ドラフト1位
初出場 2024年4月4日
年俸 500万円(2024年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

二俣 翔一(ふたまた しょういち、2002年10月21日 - )は、静岡県御前崎市出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。広島東洋カープ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

御前崎市立第一小学校在学時に黒潮野球スポーツ少年団で[2]御前崎市立浜岡中学校在学時に小笠浜岡リトルシニアにてプレー[3]。小学生時代のチームメイトに佐々木健がいる[4]

磐田東高校1年時から遊撃手でレギュラーで、2年夏に捕手に転向[3][5]。3年夏の静岡県代替大会は4回戦で敗退し、甲子園出場経験はない[3]。また救援で登板した際には140km/h超の速球を投げた[6]

2020年10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議において広島東洋カープから育成1位指名を受け[3][7]、11月19日に支度金290万円、年俸250万円(金額は推定)で仮契約した[8]。背番号は121[9]

広島時代[編集]

2021年は、1年目の育成選手ながらウエスタン・リーグ46試合に出場し、打率.218、4本塁打、14打点の成績を挙げた[10]

2022年捕手から内野手コンバートされ、主に三塁手としてウエスタン・リーグ62試合に出場。打率.246、3本塁打、18打点の成績を残した[11]。シーズン終了後の11月14日に支配下選手登録されることが発表された[12][13]。新しい背番号は99[12]

2023年は、前年のメインだった三塁手としての他、二塁手遊撃手外野手としてもウエスタン・リーグ公式戦に出場[14]。この年に初めて出場したフレッシュオールスターゲームでは二塁で好守備を見せた[15]。8月はウエスタン・リーグ15試合に出場し、打率.283、4打点の打撃成績で、広島二軍戦を中継するちゅピCOMの解説者らが選考する「ちゅピCOM若ゴイ大賞」の8月の月間大賞に選出された[16]

選手としての特徴・人物[編集]

高校通算21本塁打[3]、50m走6.2秒を誇る俊足強打の捕手(プロ入り時)[17]。二塁送球完了の最速は1.79秒[3]

愛称は「マティ[18]

ジュビロ磐田のファン[17]

詳細情報[編集]

記録[編集]

初記録

背番号[編集]

  • 121(2021年 - 2022年)
  • 99(2023年 - )

脚注[編集]

  1. ^ 広島 - 契約更改 - プロ野球」日刊スポーツ。2023年11月12日閲覧
  2. ^ プロ野球・広島入り 二俣選手、後輩児童に手本 御前崎」『静岡新聞』2020年12月6日。2021年5月20日閲覧
  3. ^ a b c d e f 広島、磐田東・二俣翔一捕手を育成1位指名 高校通算21発の打てる捕手 投げても最速146キロ」『スポーツニッポン』2020年10月26日。2021年5月17日閲覧
  4. ^ 広島育成1位の二俣が抱負「1日でも早く支配下に」」『日刊スポーツ』2020年11月9日。2020年11月12日閲覧
  5. ^ カープの育成ドラ1は“鈴木誠也以来の逸材” 18歳二俣翔一は「激戦の捕手争い」を勝ち上れるか?(前原淳)」『Number Web』2021年4月28日。2021年5月17日閲覧
  6. ^ プロ野球ドラフト会議 静岡の高校生2人にも指名」『朝日新聞』2020年10月27日。2021年5月20日閲覧
  7. ^ 親子で築いてきた“捕手道”で勝負に挑む【カープ新入団選手の決意・二俣翔一】」『広島アスリートマガジン』2021年1月12日。2021年5月17日閲覧
  8. ^ 広島育成1位二俣が仮契約 入団後は“質問魔”予告」『日刊スポーツ』2020年11月19日。2021年5月17日閲覧
  9. ^ 広島が新入団選手の背番号を発表 ドラ1栗林は20番「一年目から活躍したい」」『BASEBALL KING』2020年11月30日。2021年5月20日閲覧
  10. ^ 広島・育成二俣が右上肢手術 2軍4発の有望株 復帰時期は未定」スポーツニッポン、2021年9月28日。2022年12月19日閲覧
  11. ^ 【広島】育成2年目の二俣翔一が来季支配下登録「開幕1軍目指し頑張りたい」右の大砲候補三塁手」日刊スポーツ、2022年11月13日。2022年12月19日閲覧
  12. ^ a b カープ二俣「99」で支配下登録 「カープの99番は二俣だと思ってもらえるよう」」デイリースポーツ、2022年11月14日。2022年12月19日閲覧
  13. ^ 二俣翔一選手、支配下選手契約締結!」広島東洋カープ、2022年11月14日。2022年12月19日閲覧
  14. ^ 二俣、2軍で内野も外野も守って存在感「出場チャンス増やす」 | 広島東洋カープ」『中国新聞デジタル』2023年7月8日。2023年9月11日閲覧
  15. ^ 【フレッシュ球宴】広島・二俣翔一が華麗な守備を披露 ファンは「菊池やん」と感嘆 入団時は捕手→内野手に転換の異色経歴」『日テレNEWS』2023年7月18日。2023年9月11日閲覧
  16. ^ 8月の月間大賞は二俣 ちゅピCOM若ゴイ大賞」『中国新聞デジタル』2023年9月11日。2023年9月11日閲覧
  17. ^ a b 親子3代悲願を待つ投手、ジュビロ好きの捕手、独立リーグで才能開花の投手、甲子園出場エース…静岡県内ドラフト候補」『LOOK 静岡朝日テレビ』2020年10月24日。2021年5月20日閲覧
  18. ^ 【文春野球学校】偏愛選手名鑑2023 広島東洋カープ”. 文春野球学校 (2023年3月25日). 2024年4月26日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]