三国港駅

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三国港駅
三国港駅駅舎(2010年8月)
三国港駅駅舎(2010年8月)
みくにみなと - Mikuni-Minato
三国 (1.0km)
所在地 福井県坂井市三国町宿1丁目
所属事業者 えちぜん鉄道
所属路線 三国芦原線
キロ程 26.7km(福井起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1914年(大正3年)7月1日(*)
備考 * 三国港駅として独立した日付
改装前の旧駅舎(2009年3月)
ホームと旧駅舎(2009年3月)
ホーム奥に見えるレンガ橋は、国鉄三国線時代からのものである。

三国港駅(みくにみなとえき)は、福井県坂井市三国町宿1丁目にある、えちぜん鉄道三国芦原線である。

歴史[編集]

  • 1913年大正2年)1月1日 - 鉄道院三国線三国駅の構内扱いとして、三国駅より三国線を海岸へ延伸の上で三国港荷扱所が開設される。
  • 1914年(大正3年)7月1日 - 三国駅から分離、三国港荷扱所を(貨)三国港駅に変更。貨物駅で、旅客営業は臨時で行われていた。
  • 1927年昭和2年)12月15日 - 三国 - 三国港間の通年旅客営業開始、一般駅となる。
  • 1934年(昭和9年)3月1日 福井 - 金津 - 三国港間にガソリンカー(気動車)を運転開始、後に武生まで延長運転。蒸気機関車列車も併用運行。
  • 1940年(昭和15年)11月1日 軍備によるガソリン消費規制からガソリンカーが廃止され、元の蒸気機関車列車に置き換える。
  • 1944年(昭和19年)
    • 1月11日 - 京福電気鉄道三国芦原線 電車三国 - 東尋坊口間が休止。
    • 10月11日 三国線を国有鉄道線としては休止。三国線の三国 - 三国港間の営業権を京福電気鉄道に貸与。三国 - 三国港間が直流600Vで電化され京福電気鉄道の営業線として開業。同社の三国港駅が開業。電車三国駅より三国神社方の三国芦原線の軌道を三国線に付け替え、三国芦原線の列車が乗り入れ。
  • 1946年(昭和21年)8月15日 - 国鉄が三国線の金津 - 芦原間営業再開。三国線の列車が京福芦原 - 三国港間へ乗り入れ(一部列車による片乗り入れ)。
  • 1968年(昭和43年)3月21日 - 休止中の三国芦原線、電車三国 - 東尋坊口間廃止許可。
  • 1972年(昭和47年)3月1日 - 国鉄三国線廃止。三国線廃止に伴い休止中の日本国有鉄道の三国港駅廃止。
  • 1981年(昭和56年) - 無人駅になる。
  • 2001年平成13年)6月25日 - 越前本線での事故のため、当駅も営業休止になる。
  • 2003年(平成15年)8月10日 - えちぜん鉄道の駅として営業再開。
  • 2010年(平成22年)3月12日 - 駅舎改修工事完了。

駅構造[編集]

駅舎・ホームは線路の北(市街地)側に設置されている。単式ホーム1面1線を有する地上駅無人駅になっている。木造平屋建ての駅舎であるが2010年3月に改修された[1]。この改修は、旧駅舎の建材を利用して、同じ構造にしあげたものである。改修前の駅舎は国有鉄道三国線時代の駅舎を利用したため、えちぜん鉄道による改装を受けているものの窓口などに当時の面影を残すものとなっていて待合室として使用されていた。また、国鉄時代の面影はホームの有効長にもみられ、かなり長い。

線路はホームを越えて続いていて、留置線として使われている。本線部分との境界には入換信号機が建植されている。

この留置線で夜間滞泊が設定されており、停止位置目標が設置されている。

別に側線が設置されているが、花火大会臨時列車用として使われている。

駅周辺[編集]

もともと三国港(みくにこう)の貨物取り扱いの駅として設置され、今でも福井県漁連海水浴場など、海岸に関連する施設に近い。 駅正面に駐輪場、裏に市営有料の駐車場(52台)がある。 駅東側(三国駅より)にある眼鏡橋(写真参照)は、国登録有形文化財(2004年7月23日登録)[2]。 駅裏手(南)は九頭竜川日本海への河口が迫る。ただし対岸へは国道305号線の新保橋まで出る必要がある。

隣の駅[編集]

えちぜん鉄道
三国芦原線
三国駅 - 三国港駅

脚注[編集]

  1. ^ 【福井】えちぜん鉄道の三国港駅が改修完了 大正のぬくもり残す 中日新聞 2013年12月25日閲覧
  2. ^ 「眼鏡橋」福井県の文化財

関連項目[編集]