ロンド・ファン・フラーンデレン
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最大の難所コッペンベルグを上るロジェ・デフラミンク
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| 概要 | |
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| 開催時期 | 4月上旬 |
| 開催地域 | |
| 英語名 | Tour of Flanders |
| 地域名 | Ronde van Vlaanderen (オランダ語) Tour des Flandres (フランス語) |
| 愛称 | ツール・デ・フランドル クラシックの王様 |
| 分野 | ロードレース |
| カテゴリー | UCIワールドツアー |
| 形態 | ワンデイレース |
| 歴史 | |
| 初回開催年 | 1913年 |
| 開催回数 | 95回(2011年) |
| 初代優勝者 | |
| 最多優勝者 | 3回: |
| 直近優勝者 | |
ロンド・ファン・フラーンデレン(Ronde van Vlaanderen)とは自転車プロロードレースの一つ。ベルギーのフランデレン地域を走るワンデーレース。日本では、ツール・デ・フランドル(Tour des Flandres)の名前でも知られている。1913年から行われている。
ロードレース人気の高いベルギーでも特に熱心なファンが多いとされるフランデレン地域での開催ということもあり、沿道はびっしりと観客によって埋め尽くされ、熱狂的な声援が送られる。
目次 |
[編集] 概要
パリ~ルーベと並んでクラシックレースの頂点として存在しており、「北のクラシック」開幕戦として毎年4月の第2日曜日に開催される。「モニュメント」の一つにも数えられているほどの格式の高さを誇り、優勝者には最大級の賛辞が与えられるため、地元ベルギー出身の選手やワンデーレースを得意とする選手からは、もっとも勝ちたいレースの一つに挙げられることが多い。
しかしレース内容は、勝利の栄誉に比例するようにきわめて過酷。250kmを超える長距離[1]に加え、後半からは石畳の急坂が連続して登場し、厳しい勾配や段差による振動で選手たちを苦しめる。さらにこの季節のフランデレン地域に特有な、めまぐるしく変わる天気によって、しばしば氷雨や強風が選手たちに襲い掛かり、レース展開を予想もつかない方向に狂わせる。
そのためこのレースでは、通常のロードレースのように前半は力を抑え様子を見て、後半から集団でペースを上げていくという作戦がほとんど通用しない。このレースで勝利するためには、たとえ一人でも先頭を走り続けていける実力と仕掛けどころを見誤らない勝負勘はもちろん、現代レースでは普段走る機会のない石畳の激坂をクリアしていくテクニックも欠かせない。
そのため幼い頃から石畳の上を走る体験をしているベルギー人に有利なレースとされており、事実2011年までの95回大会のうちベルギー人の優勝は67回を数えている。
[編集] レースの特徴
[編集] ミュール
本レース最大の特徴は「ミュール(Murr:壁の意)」と呼ばれる、距離にして500m~2km、最大斜度10%以上、時には20%を超える急坂である。
毎年20前後がコースに組み込まれており、その半数には石畳の舗装がされているのだが、この上をロードレーサーで走行すると、段差によって激しい振動が体に伝わり、体力をあっという間に奪い取られる。
さらにアスファルトやコンクリートの舗装に較べると滑りやすいうえ、20%超の勾配ともなると、レース用の細いタイヤでは空転してしまうこともあり、選手は常に転倒の危険にさらされる。加えてこれらの「ミュール」の幅は自動車ではすれ違えないほど狭く、集団後方からの追い抜きは困難を極める。
そのためミュールを集団で通過している際に転倒やメカトラブルなどのアクシデントが起きたことが原因で、そこを先頭とした渋滞が発生してしまい、選手が自転車から降りて坂を登る羽目に陥っている光景が毎年のように見られる[2]。
最も有名なミュールは、標高差64メートル、長さ600m、平均勾配11.6%、最大勾配22%という石畳の激坂「コッペンベルグ」[3]。 1987年に先頭で逃げていたスプリンターのイェスパー・スキビーが転倒、後続のコミッセールカーに轢かれるという事件が発生してからしばらくコースから除外される事となった。
[編集] 位置取り争い
前述のようにミュールではアクシデントによる渋滞がしばしば発生する。これに巻き込まれてしまえば、どれほど有力な選手でも渋滞が解消するまでに先頭を走る選手に大きくタイム差をつけられてしまう。そうなれば追撃に余計な体力を使わなくてはならず不利になるうえ、最悪の場合、余力があっても勝機を逃してしまう可能性もあり、ミュールにはなるべくほかの選手が周りにいない状態で進入していくことが求められる。
そのためミュールの手前では、なるべく前方の有利な位置を確保しようとペースアップやアタックがしばしば発生し、集団が分裂することが繰り返されて人数が絞り込まれていく。
またミュールでのトラブルのほかにも強風や雨などの不確定要素が非常に多いこのレースでは、空気抵抗によって体力を消耗するリスクを冒しても先頭で走るほうが有利と判断した独走力のある選手が、中盤~後半に一人ないし少人数でアタックを仕掛けて逃げ切り勝利を狙うことも多い。
[編集] 歴代優勝者
[編集] 女子部門
| 年 | 優勝者 | 国籍 |
|---|---|---|
| 2004 | ズルフィヤ・ザビロワ | |
| 2005 | ミリャム・メルヘルス=ファン・ポッペル | |
| 2006 | ミリャム・メルヘルス=ファン・ポッペル | |
| 2007 | ニコール・クック | |
| 2008 | ユーディト・アルント | |
| 2009 | イーナ=ヨーコ・トイテンベルク | |
| 2010 | フラス・フェルベック | |
| 2011 | アネミック・ファン・フルテン |
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ 近年、ステージレースでは1日の走行距離は概ね200km未満であり、200kmを超えるようなステージは上りらしい上りのない平坦ステージとなることが多い
- ^ これだけの勾配となると、勢いがある状態なら駆け上がることもできるが、いったん自転車から降りてしまうと、再発進しようとペダルを踏んでも前輪が浮き上がってしまう。
- ^ その厳しさは、史上最強のロードレース選手であるエディ・メルクスをして「これはもはやシクロクロスであってロードレースではない」とコースから外すよう抗議させたほど。[要出典]
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