リッチー・マーティン

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リッチー・マーティン
Richie Martin
ロサンゼルス・エンゼルス(マイナー)
ボルチモア・オリオールズ時代
(2019年5月4日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ミシガン州デトロイト
生年月日 (1994-12-22) 1994年12月22日（29歳）
身長
体重		 6' 0" ＝約182.9 cm
190 lb ＝約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手
プロ入り 2015年 MLBドラフト1巡目
初出場 2019年3月28日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
この表について

リッチー・マーティン（英語: Richie Martin, 本名：リチャード・アレン・マーティン（Richard Allen Martin, 1994年12月22日 - ）は、アメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身のプロ野球選手（遊撃手）。右投右打。MLBのロサンゼルス・エンゼルス傘下所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

2012年のMLBドラフト38巡目（全体1151位）でシアトル・マリナーズから指名されたが、この時は契約せずにフロリダ大学へ進学した。大学時代はハリソン・ベイダーとチームメイトだった[1]。

プロ入りとアスレチックス傘下時代[編集]

2015年のMLBドラフト1巡目（全体20位）でオークランド・アスレチックスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級バーモント・レイクモンスターズ（英語版）でプロデビュー。51試合に出場して打率.237、2本塁打、16打点、7盗塁を記録した[2]。

2016年はA+級ストックトン・ポーツとAA級ミッドランド・ロックハウンズでプレーし、2球団合計で94試合に出場して打率.235、3本塁打、38打点、14盗塁を記録した[2]。

2017年もA+級ストックトンとAA級ミッドランドでプレーし、2球団合計で109試合に出場して打率.234、4本塁打、33打点、13盗塁を記録した[2]。

2018年はAA級ミッドランドでプレーし、118試合に出場して打率.300、6本塁打、42打点、25盗塁を記録した[2]。

オリオールズ時代[編集]

2018年12月13日にルール・ファイブ・ドラフトでボルチモア・オリオールズから指名され、移籍した[3]。

2019年3月28日のニューヨーク・ヤンキースとのシーズン開幕戦にて「9番・遊撃手」で先発出場してメジャーデビュー（この試合では3打数無安打）[4]。この年は120試合に出場して打率.208、6本塁打、23打点、10盗塁を記録した[2]。

2020年は骨折した手首の手術のため[5]、シーズンを全休した。

2021年8月3日のヤンキース戦で2年ぶりのメジャー復帰を果たした[6]。オフの11月30日にマイナー契約で傘下のAAA級ノーフォーク・タイズへ配属された[7]。

2022年は開幕をAAA級ノーフォークで迎え、6月11日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[8]。9月1日にDFAとなり[9]、3日にマイナー契約でAAA級ノーフォークへ配属された[10]が、同日中にウェイバー公示され、10月6日にFAとなった[2]。

ナショナルズ傘下時代[編集]

2023年1月17日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングには招待選手として参加することなり、同日中に傘下AAAのルイビル・バッツに配属された[2]。3月28日にFAとなった[2]。4月14日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結び、、同日中に傘下AAAのロチェスター・レッドウイングスに配属された[2]。

プレースタイル[編集]

好守と俊足が売りである[11]。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

年

度		 球

団		 試

合		 打

席		 打

数		 得

点		 安

打		 二
塁
打		 三
塁
打		 本
塁
打		 塁

打		 打

点		 盗

塁		 盗
塁
死		 犠

打		 犠

飛		 四

球		 敬

遠		 死

球		 三

振		 併
殺
打		 打

率		 出
塁
率		 長
打
率		 O
P
S
2019 BAL 120 309 283 29 59 8 3 6 91 23 10 1 5 1 14 0 6 83 6 .208 .260 .322 .581
2021 37 105 98 9 23 2 0 1 28 8 0 2 1 1 4 0 1 28 1 .235 .269 .286 .555
2022 13 33 30 4 5 0 2 0 9 3 3 1 0 0 3 0 0 10 0 .167 .242 .300 .542
MLB：3年 170 447 411 42 87 10 5 7 128 34 13 4 6 2 21 0 7 121 7 .212 .261 .311 .572
  • 2022年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]

年
度		 球
団		 遊撃（SS）
試

合		 刺

殺		 補

殺		 失

策		 併

殺		 守
備
率
2019 BAL 117 108 224 10 46 .971
2021 37 49 77 6 10 .955
MLB 154 157 301 16 56 .966
  • 2021年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 1（2019年、2021年 - 2022年）

脚注[編集]

  1. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2019』廣済堂出版、2019年、101頁。ISBN 978-4-331-52217-2。 
  2. ^ a b c d e f g h i MLB公式プロフィール参照
  3. ^ “2018 Rule 5 Draft results: Pick-by-pick” (英語). MLB.com (2018年12月13日). 2019年7月7日閲覧。
  4. ^ “Baltimore Orioles at New York Yankees Box Score, March 28, 2019” (英語). Baseball-Reference.com. 2019年7月7日閲覧。
  5. ^ Steve Adams (2020年7月13日). “Orioles’ Richie Martin, Ty Blach To Undergo Surgery” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年8月9日閲覧。
  6. ^ “Baltimore Orioles at New York Yankees Box Score, August 3, 2021” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年8月9日閲覧。
  7. ^ “Baltimore Orioles reach 1-year deal with veteran 2B Rougned Odor” (英語). ESPN (2021年11月30日). 2021年12月5日閲覧。
  8. ^ Mark Polishuk (2022年6月11日). “Injured List Transactions: Urias, Holderman, Mayza” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月13日閲覧。
  9. ^ Steve Adams (2022年9月1日). “Orioles Select Jesus Aguilar, Designate Richie Martin For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年9月12日閲覧。
  10. ^ Mark Polishuk (2022年9月3日). “Orioles Claim Anthony Castro, Designate Phoenix Sanders” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年9月12日閲覧。
  11. ^ 「ボルティモア・オリオールズ」『2019MLB選手名鑑全30球団コンプリートガイド』 日本スポーツ企画出版社 10頁

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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2015年MLBドラフト1巡目指名選手
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