ランニング・ワイルド
| ランニング・ワイルド Running Wild |
|
|---|---|
| 基本情報 | |
| 別名 | グレニット・ハート (Granite Hearts) (1976-1979) |
| 出身地 | ハンブルク |
| ジャンル | ヘヴィメタル パワーメタル スピードメタル |
| 活動期間 | 1976年 - 2009年 2011年 - |
| レーベル | ノイズ・レコード GUN レコード SPV |
| 公式サイト | running-wild.net |
| メンバー | |
| ロックン・ロルフ (ボーカル、ギター) ピーター・ジョーダン (ギター) ペーター・ピヒェル (ベース) マティアス・リーベトゥルース (ドラムス) |
|
| 旧メンバー | |
| AC (ドラムス) アクセル・モーガン (ギター) ベアンド・アウファーマン (ギター) クリス・エフティミアディス (ドラムス) ハッシェ (ドラムス) イアン・フィンレイ (ドラムス) ヤンス・ベッカー (ベース) ヨルグ・マイケル (ドラムス) マイク・モティ (ギター) マティアス・カウフマン (ベース) プリーチャー (ギター) ステファン・シュヴァルツマン (ドラムス) ステファン・ボリス (ベース) シロ・ハーマン (ギター) トーマス・シュムジンスキー (ギター) ウヴェ・ベンディヒ (ギター) |
|
ランニング・ワイルド(Running Wild)は、ドイツのヘヴィメタルバンド。海賊をモチーフにした勇壮な楽曲で有名。ジャーマンメタルという言葉の生まれる以前、1980年代初期から活動を続けていた。2009年に解散後、2011年に再結成を発表した。
1980年代後半~1990年代前半あたりが全盛期と思われ最も商業的に活躍し、ハロウィンと双璧をなしていたと一部では言われていたが、音楽性、バンドのイメージはまるで違い、こちらは男臭さを前面に押し出したアクの強いバンドである。
本国ドイツでは人気が高いバンドだが、日本では一部に熱狂的なマニアがいる程度である。バンドの来日は、1992年に、ロックン・ロルフと、当時のギタリストアクセル・モーガンが、プロモーションのために来日したのみで、日本でライブが行われたことはない。また、1990年代に東芝EMI・ビクターが日本盤を発売していたが、現在は日本のレーベルと契約がない。
目次 |
略史 [編集]
1976年 前進となるスクール・バンドグレニット・ハート結成。当初のメンバーは以下のとおり。
- 結成からまもなく、ベースがカースティン・ダヴィドにチェンジ。
- この年の内に初のライブを経験する。
1979年 バンド名をランニング・ワイルドに変更。前年にリリースされたジューダス・プリーストの同名曲にちなむ。
1981年 デモテープ、「Hallow The Hell」「War Child」「King Of The Midnight Fire」をレコーディング。ベーシストはマティアス・カウフマンに、ドラマーはハッシェ(ヴォルフガング・ハーゲマン)にそれぞれチェンジしている。
1983年 マティアスが兵役のために脱退。ほぼ同時にウヴェも脱退する。後任には、ギタリストにプリ-チャー(ゲラルド・ヴァーネッケ)、ベーシストにステファン・ボリスが迎えられた。
- 新しいデモテープ、「Heavy Metal Like A Hammerblow」を製作。
- 新興レーベルノイズのコンピレーション・アルバム「Rock From Hell」に、「Heavy Metal Like~」から「Adrian」「Chains & Leather」の2曲を提供。このアルバムにはグレイヴ・ディガーも参加していた。
1984年 ノイズのコンピレーション・アルバム「Death Metal」に「Iron Heads」「Bones To Ashes」の2曲を提供。
- ノイズと正式に契約し、6月にデビュー・アルバムのレコーディングを開始。
- 1stアルバム「Gates To Purgatory」リリース。
- シングル「Victim Of States Power」リリース。このシングルにはそもそもタイトルが付けられておらず、便宜的に「Walpurgis Night」と呼ばれていた。
- 10月、デビュー後初のライブ。グレイヴ・ディガーとシナーとのライブだった。
1985年 4月、シナーとともにドイツ国内をツアー。
- 神学を学んでいたプリーチャーが脱退、聖職者に転身した。これに伴い、ギタリストとしてマイク・モティが加入。
- 2ndアルバム「Branded And Exiled」リリース。
1986年 モトリー・クルーのヨーロッパツアーのオープニングアクトに大抜擢される。
- 5月、初のアメリカツアーを行う。
1987年 3rdアルバム「Under Jolly Roger」リリース。前2作の悪魔的イメージを払拭し、現在まで引き継がれる海賊のイメージを確立。
- ベーシストがステファンからヤンス・ベッカーに、ドラマーがハッシェからステファン・シュワルツマンにチェンジ。
- 4月、ヘッドライナーとして初めてヨーロッパツアー。
- 10月、「Ready For Boarding」と銘打ってヨーロッパツアー。
1988年 前年の「Ready~」ツアーから、ドイツ・ミュンヘンおよびボーフムでのライブを録音したライブアルバム「Ready for Boarding」をリリース。未発表曲「Puragatory」も披露している。
- 4thアルバム「Port Royal」リリース。
- ステファンがU.D.O.に引き抜かれ、後任にイアン・フィンレイが加入。
1989年 イアンが腕を骨折し、ツアーのための代役にヨルグ・マイケルが起用される。
- 先行シングル「Bad To The Bone」リリース。
- 5thアルバム「Death Or Glory」リリース。
- ツアーに合わせてシングルのレコーディングを開始。
1990年 シングル「Wild Animal」リリース。
- イアンが脱退し、ヨルグを再びツアーメンバーとして起用。
- 1月、1ヵ月半にわたる「Death Or Glory」ツアーが大成功を収める。
- 5月、「Death~」の日本盤がリリースされ、デビュー6年目、アルバム5枚目にして日本デビューを飾る。
- 正式ドラマーとして、バンドのローディーだったA.C.が加入。
- マイクが脱退し、後任にシンバルメーカーパイステの社員だったアクセル・モーガンが加入。
1991年 シングル「Little Big Horn」をリリース。
- 4月、3ヶ月にわたるヨーロッパツアーがスタート。
- 5月、6thアルバム「Blazon Stone」リリース。売り上げ12万枚を記録。
- 初のベストアルバム「First Years Of Piracy」リリース。全曲「Blazon Stone」時のメンバーによってリ・レコーディングが行われている。
- ツアー終了後、ヤンスとA.C.が脱退。
1992年 新しいリズム隊を、U.D.Oから引き抜く。ベーシストはトーマス・ズムズンスキー、ドラマーは出戻る形になったステファン・シュヴァルツマン。
- 7月、シングル「Lead Or Gold」リリース。
- 9月、7thアルバム「Pile of Skulls」リリース。
- 11月、ロルフとアクセルがプロモーションのために来日。
1993年 1月、ツアースタート。
- ツアー終了後、「Pile~」レコーディングからロルフとの関係が悪化していたアクセル、ステファンの2人が解雇される。
- 12月、ギタリストとして元リスクのシロ・ハーマンが加入。ドラマーは以前ツアーに帯同したヨルグ・マイケルを正式メンバーに迎える。
1994年 2月、先行シングル「The Privateer」リリース。
- 4月、8thアルバム「Black Hand Inn」リリース。翌月からグレイヴ・ディガーとともにヨーロッパツアー。
1995年 6月、レイジ、グレイヴ・ディガー、ガンマ・レイ、アイスド・アースなどとともに、「Summer Metal Meeting」と銘打たれたパッケージツアー。
1996年 「Masquerade」ツアー。
1998年 10thアルバム「The Rivalry」リリース。
- 日本オリジナル選曲で、ロルフも選曲に参加したベストアルバム「The Story of Jolly Roger」リリース。
- 3月、ストラトヴァリウスへの専念を理由にヨルグが脱退。翌月からのドイツツアーにはレイジのクリス・エフティミアディアスを起用。
- 9月、再度のドイツツアーが、ロルフのガールフレンドの急病のためキャンセルされる。
1999年 「Death~」から「Masquerade」までの5枚が、ノイズからリマスターバージョンとして再発される。
- 新作のレコーディングに向け、スタジオ・ドラマーとしてアンジェロ・サソを起用。
2000年 1月、11thアルバム「Victory」リリース。スタジオアルバムとしては、日本盤がリリースされた最後の作品である。
2001年 シロ、トーマスが脱退。ベーシストとしてペーター・ピヒェルを迎え、ロルフがギタリスト兼務、スタジオ・ドラマーは再びアンジェロという形で新作のレコーディングを開始。
2002年 2月、12thアルバム「The Brotherhood」リリース。
- 3月、ライヴギタリストとしてベアンド・アウファーマンが、正式ドラマーとしてマティアス・リーベトゥルースが加入し、このメンバー4人でドイツツアー。
- 6月、イタリアの「Gods Of Metal Festival」に出演。この年のフェスティバルにはマノウォー、ブラインド・ガーディアン、シンフォニーXなども出演した。
- 9月、オスナブリュックでのライブを収録した「Live」を2CD、CD&DVD、DVDの形でそれぞれリリースされた。
2003年 8月、ドイツの「Wacken Open Air」に出演。
- 9月、デビュー20周年を記念したアルバム「20 Tears In History」リリース。
2004年 「20 Years~」が日本でキング・レコードからリリースされる。現時点では、日本で発売された最後の作品である。
2005年 13thアルバム「Rouges En Vogue」リリース。この後、ギタリストのピーター・ジョーダンが加入。
2009年 7月30日、Wacken Open Airへの出演を最後に解散。
2011年 秋頃、ロルフが再結成を発表。復活作「Shadowmaker」を2012年4月にリリース。
メンバー [編集]
現在のメンバー [編集]
- ロックン・ロルフ Rock'n'Rolf (Vo,G)
- ピーター・ジョーダン Peter Jordan (G)
- ペーター・ピヒェル Peter Pichl (B)
- マティアス・リーベトゥルース Matthias Liebetruth (Ds)
旧メンバー [編集]
- AC (Ds)
- アクセル・モーガン Axel Morgan (G)
- ベアンド・アウファーマン Bernd Aufermann (G)
- クリス・エフティミアディス Christos Efthimiadis (Ds)
- ハッシェ Hasche (Ds)
- イアン・フィンレイ Iain Finlay (Ds)
- ヤンス・ベッカー Jens Becker (B)
- ヨルグ・マイケル Jörg Michel (Ds)
- マイク・モティ Majk Moti (G)
- マティアス・カウフマン Matthias Kaufmann (B)
- プリーチャー Preacher (G)
- ステファン・シュヴァルツマン Stefan Schwarzmann (Ds)
- ステファン・ボリス Stephan Boriss (B)
- シロ・ハーマン Thilo Herrmann (G)
- トーマス・シュムジンスキー Thomas Smuszynski (B)
- ウヴェ・ベンディヒ Uwe Bendig (G)
- 旧メンバーのうち、アクセル・モーガン、ヤンス・ベッカー、ステファン・シュヴァルツマンの3人はヴォーカリストのフランク・ナイトを加え、1994年にX-WILDというバンドを結成し、1997年まで活動。3枚のアルバムを発表したのち解散している。
ディスコグラフィ [編集]
アルバム [編集]
- 1984 Gates to Purgatory
- 1985 Blanded and Exilled
- 1987 Under Jolly Roger
- 1988 Port Royal
- 1989 Death or Glory
- 1991 Blazon Stone
- 1992 Pile of Skulls
- 1994 Black Hand Inn
- 1995 Masquerade
- 1998 The Rivalry
- 2000 Victory
- 2002 The Brotherhood
- 2005 Rouges en Vogue
シングル [編集]
- 1984 Victim Of States Power
- 1989 Bad to the Bone
- 1990 Wild Animal
- 1991 Little Big Horn
- 1992 Lead or Gold
- 1994 The Privateer
ベストアルバム [編集]
- 1991 The First Years of Piracy
- 初期3枚から選曲された再録ベスト。
- 1998 The Story of Jolly Roger
- 日本独自選曲のベストアルバム。
- 2003 20 Years In History
- 「The Brotherhood」までのアルバムから、各2曲ずつ収録した2枚組。全曲にリミックスが施されており、未発表曲や初レコーディングとなったアルバムデビュー前の2曲も収録。
- 2006 Best of Adrian