メルセデス・ベンツ GLAクラス

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メルセデス・ベンツ GLAクラス (Mercedes-Benz GLA-Class) は、ドイツの自動車メーカーダイムラー社が生産し、同社がメルセデス・ベンツブランドで展開するクロスオーバーSUVである。

コンセプトカー (コンセプトGLA)[編集]

2013年4月、上海モーターショーにてコンセプトGLAとして発表された[1]。最高出力208 bhpの2.0Lターボチャージャー付きガソリンエンジン四輪駆動 (4MATIC)、7速デュアルクラッチトランスミッション (7G-DCT)が搭載された。

初代 (2013年-) X156[編集]

メルセデス・ベンツ GLAクラス
X156型
GLA250 4MATIC(日本仕様)
Mercedes-Benz GLA250 4MATIC (X156) front.JPG
 
Mercedes-Benz GLA250 4MATIC (X156) rear.JPG
販売期間 2014年 -(日本)
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアクロスオーバーSUV
エンジン ガソリン直4 1.6/2.0L
変速機 7速DCT(7G-DCT)
駆動方式 FF / 4WD(4MATIC)
全長 4,430mm
全幅 1,805mm
全高 1,505 - 1,510mm
ホイールベース 2,700mm
-自動車のスペック表-

メルセデス・ベンツは2013年8月、フランクフルトモーターショーでGLAをワールドプレミアすると発表した[2]。2014年秋に米国市場から販売開始される予定である。

W176型Aクラスをベースとするも、エクステリアは全長を140mm、全幅を25mm、全高を70mm拡大(日本仕様の場合)した専用設計となっている[3]

日本市場での販売[編集]

日本市場では2014年5月29日に日本仕様車が公式発表となり、同日より販売も開始された(なお、「GLA 250 4MATIC」と「GLA 250 4MATIC Sports」を除く全モデルは同年秋以降の納車を予定)[4]。日本仕様車でのグレード体系は1.6L・直列4気筒Blue DIRECTターボエンジン車の「GLA 180」、2.0L・直列4気筒Blue DIRECTターボエンジンを搭載した4WDモデル「GLA 250 4MATIC」、最高出力360PS・最大トルク450Nmのハイパワーを持つAMG 2.0L 直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載した「GLA 45 AMG 4MATIC」の3モデルが基本となっており、「GLA 180」と「GLA 250 4MATIC」はベースグレード、ロゴ付ブレーキキャリパー&ドリルドベンチレーティッドディスク(フロント)・AMG5スポークアルミホイール・運転席メモリー付フルパワーシート・スポーツサスペンションなどを備えたローダウン仕様の「Sports」、バイキセノンヘッドランプ&ヘッドランプウォッシャー・フロントフォグランプ・ルーフレール・レザーツインシート・オフロードコンフォートサスペンションなどを備えた本格SUV仕様の「Off-Road」がそれぞれ用意される。なお、車両型式を取得している「GLA 250 4MATIC」と「GLA 250 4MATIC Sports」は「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得し、平成27年度燃費基準を達成している。

併せて、発売を記念した特別仕様車として、「GLA 250 4MATIC」をベースに、ブラックペイント19インチAMG5スポークアルミホイール、パノラミックスライディングルーフ(挟み込み防止機構付)、専用デザイン本革ツインシート、前席メモリー付フルパワーシート、バリューパッケージプラス、レーダーセーフティパッケージ、コンビニエンスオープニング・クロージング機能などを装備し、ドアミラー・クローム付フロントグリル・ウインドウライントリムにブラック(クローム付フロントグリルとウインドウライントリムはハイグロスブラック)を採用することで精悍で引き締まった印象に仕上げた「GLA 250 4MATIC Edition 1」[5]、「GLA 45 AMG 4MATIC」をベースに、マットブラックペイント20インチAMG10スポークアルミホイール、専用エアロパーツ、専用サイドデカール、ハイグロスブラックパーツ、ツインルーバーシルバークロームフロントグリル、レッドアクセント、AMGパフォーマンスシート、AMGパフォーマンスステアリング(本革/アルカンターラ)、助手席チャイルドセーフティシートセンサーなどを装備した「GLA 45 AMG 4MATIC Edition 1」[6]の2モデルを発売した。前者は300台・後者は600台の限定販売である。

グレード一覧
グレード 販売期間 排気量 エンジン 最高出力・最大トルク 変速機 駆動方式
GLA 180 2014年5月 - 1,595cc 270型 直列4気筒 DOHC ターボチャージャー 122PS/20.4kg・m 7速DCT(7G-DCT) FF
GLA 180 Sports
GLA 180 Off-Road
GLA 250 4MATIC 1,991cc 270M20型 直列4気筒 DOHC ターボチャージャー 210PS/35.7kg・m 4WD(4マチック)
GLA 250 4MATIC Sports
GLA 250 4MATIC Off-Road
GLA 45 AMG 4MATIC 133型 直列4気筒ツインスクロールターボ 360PS/45.9kg・m AMGスピードシフト7速DCT(7G-DCT)

任天堂とのコラボレーション[編集]

日本での公式発表と同時に、日本限定ではあるが、CMでは任天堂のゲームソフト「スーパーマリオブラザーズ」のマリオを採用した。マリオの「どんな場所でも軽快に走り、老若男女問わず幅広い人に愛される」というキャラクターがGLAを表現する上でピッタリと考えたからである。尚、このコラボレーションはメルセデス・ベンツ日本が任天堂に打診し、快諾を得て実現している[7]

CMの流れとしては、前半はゲーム画面を忠実に再現し、マリオがGLAに乗り込んでブロックを崩したりジャンプでゴールポールをクリアして駆け抜け、CM後半からは実車のGLAと“リアルマリオ”がGLAから降りて現れるも、その後、背後からやって来たクリボーと接触し、ミスをしてしまう…。というものである。また、理由は不明だが、マリオがGLAに乗り込む際に、ヨッシーの鳴き声が出ていたり、実車のGLAを映し出す際にコインをゲットする音が流れる。

尚、コラボレーションはCMだけにとどまらず、Wii Uのソフトである「マリオカート8」にも「GLAカート」として登場する。尚、実在モデルがマリオカートの車種として登場するのは史上初となる。「マリオカート8」は東京ミッドタウン内に期間限定で設置される情報発信拠点「Mercedes me(メルセデス・ミー、メルセデス・ベンツ コネクションが運営)」で試遊出来るほか、同年夏より無料で配信され、秋には同所でGLAカート大会が開催される[8]

脚注・出典[編集]

  1. ^ メルセデス・ベンツ、AクラスベースのSUV「コンセプトGLA」をワールドプレミア”. 2013年8月18日閲覧。
  2. ^ メルセデスの新型コンパクトSUV「GLAクラス」がフランクフルトショーで初公開”. 2013年8月18日閲覧。
  3. ^ スバルにもインプレッサスポーツとそれをベースとしたXVという酷似例があるが、この2台は基本ボディが共通。
  4. ^ メルセデス・ベンツ「GLAクラス」を発売 (PDF) - メルセデス・ベンツ日本株式会社 プレスリリース 2014年5月29日
  5. ^ GLA 250 4MATIC Edition1を限定発売 (PDF) - メルセデス・ベンツ日本株式会社 ニュースリリース 2014年5月29日
  6. ^ GLA 45 AMG 4MATIC Edition1を限定発売 (PDF) - メルセデス・ベンツ日本株式会社 ニュースリリース 2014年5月29日
  7. ^ 【メルセデスベンツ GLA 発表】GLAがマリオの愛車に!…コラボCM、マリオカート大会もResponse.2014年5月29日(2014年6月9日 閲覧)
  8. ^ メルセデス・ベンツの新作発表会で新CMが公開 実写版マリオが新型“GLAクラス”を乗り回す!?ファミ通.com2014年5月29日(2014年6月9日 閲覧)

外部リンク[編集]