ミサゴ
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| ?ミサゴ | ||||||||||||||||||||||||
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ミサゴ Pandion haliaetus |
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Pandion haliaetus (Linnaeus, 1758) |
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| 和名 | ||||||||||||||||||||||||
| ミサゴ | ||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||
| Osprey |
ミサゴ(鶚、学名:Pandion haliaetus)は、鳥綱タカ目ミサゴ科(タカ科とする説もあり[1])ミサゴ属に分類される鳥。なお、ミサゴ属に属するのは本種のみである。俳句などの文学上は冬の季語として扱われる。
目次 |
[編集] 分布
極地を除くほぼ全世界に分布する。ユーラシア大陸と北アメリカ大陸の亜寒帯から温帯地域とオーストラリアの沿岸部で繁殖し、北方の個体はアフリカ大陸中部以南と南アメリカに渡って越冬する。
日本では留鳥として全国に分布するが、北日本では冬季に少なく、南西諸島では夏に少ない。西日本では冬季普通に見られる鳥だったが、近年やや数が減少している。北海道ではほとんどの個体が夏鳥として渡来している。
[編集] 形態
体長54-64㎝。雄雌ほぼ同じ色彩で、背中と翼の上面は黒褐色、腹部と翼の下面は白色で、顔も白く、眼を通って首に達する太い黒褐色の線が走る。後頭部に小さな冠羽がある。嘴は黒く、脚は青灰色。
第4指の可動域が広く後方にも動かすことが可能で、これにより獲物を離さず掴むことができる。この構造が他のタカ類と異なるため、従来は独立の科(「ミサゴ科」)として扱われてきた。しかし、最近出版されている書籍では、タカ科に含めているものが多いようである。
非常に細長い翼を持ちタカ科に類例の種はいないため、識別は容易。
[編集] 歴史
日本において、ミサゴは魚を捕る鷹として古来より知られ、『日本書紀』では覚賀鳥と記されているほか、『太平記』、『看聞日記』、『古今著聞集』など、様々な文献で記述が確認できる。
[編集] ミサゴ鮨
『本草綱目啓蒙』において、ミサゴは捕獲した魚を貯蔵し、漁が出来ない際にそれを食すという習性が掲載され、貯蔵された魚が自然発酵(腐敗でもある)することによりミサゴ鮨となると伝えられていた。ミサゴ鮨については『甲子夜話』(松浦静山)、『椿説弓張月』(曲亭馬琴)などにも登場する。ミサゴが貯蔵した発酵し、うまみが増した魚を人間が食したのが寿司の起源であると伝承される。そのため、「みさご鮨」の屋号を持つ寿司屋は全国に少なからず点在している。また『広辞苑』にも「みさごすし」の項目があり、解説がある。
この逸話に対して反論者もいる。動物研究家實吉達郎は自著『動物故事物語』において、ミサゴにそのような習性もなければ十分な魚を確保する能力もないとし、この話を否定している。
なお、類似した伝説としては、サルがサルナシなどの果実を巣穴に貯めて「製造した」猿酒や養老の滝がある。
[編集] 生態
主に海岸に生息するが、湖沼、広い河川、河口等にも生息する。水面をゆっくりと低空飛行し獲物を探す。水辺の岩や樹上に木の枝を組んだ巣を作る。
食性は肉食性で主に魚類を食べるが、爬虫類、鳥類、貝類を食べることもある。獲物を見つけると素早く翼を羽ばたかせて空中に静止するホバリング飛行を行った後に急降下し、水面近くで脚を伸ばし両足で獲物を捕らえる。和名の由来は様々な説があり水を探るが転じたとする説や、獲物を捕らえる時の水音が由来とする説(西日本では水面に突入する音から、本種のことを「ビシャ」、または「ビシャゴ」と呼んでいる地域がある)等がある。
繁殖形態は卵生で、1回に2-3個の卵を産む。
[編集] Sibley分類体系での位置
| シブリー・アールキスト鳥類分類 |
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コウノトリ亜目 Ciconii
ハヤブサ下目 Falconides
タカ小目 Accipitrida
ミサゴ亜科 Pandioninae
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[編集] 保護上の位置づけ
- LEAST CONCERN(IUCN Red List Ver.3.1(2001)) [2]
- 準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト) [3]
[編集] 参照サイト
- ^ 『日本史のなかの動物事典』 - 東京堂出版、1992年
- ^ Pandion haliaetus (Species Factsheet by BirdLife International)
- ^ Pandion haliaetus (環境省絶滅危惧種情報 by 生物多様性情報システム J-IBIS)
[編集] 参考文献
- 真木広造他 『日本の野鳥590』 平凡社


