タカ科

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タカ科
Sparrowhawk-Male.JPG
ハイタカ Accipiter nisus
保全状態評価
ワシントン条約附属書II類)
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: タカ目 Falconiformes
: タカ科 Accipitridae

タカ科(-か、Accipitridae)は、動物界脊索動物門鳥綱タカ目に属する科。模式種ハイタカ属。旧名ワシタカ科

目次

[編集] 分布

アフリカ大陸オーストラリア大陸北アメリカ大陸南アメリカ大陸ユーラシア大陸東南アジアインドネシアソロモン諸島日本パプアニューギニアマダガスカル

[編集] 形態

最長種はヒゲワシで全長115cm(翼開長や体重において他種が上回る可能性もあるため最大種ではなく最長種とする)。オスよりもメスの方が大型になる。俗に大型種をワシ、小型種をタカと呼称すると思われがちだが、日本国内においても全長80cmのクマタカと全長55cmのカンムリワシの例もあり明確な区別はない。草原や海岸などに生息する種は長くて幅広い翼と、短く幅が広い尾羽を持つ。逆に森林に生息する種は相対的に翼が短く、尾羽は細長い。前者は上昇気流を捕らえることにより長時間の飛翔が可能になり、後者は障害物の多い森林内での飛翔に適していると考えられている。

嘴は鉤状になっており、骨を砕いたり肉を食い千切るのに適している。爪は長いうえに鋭く獲物を仕留めたり、獲物を捕らえたまま飛行することもできる。動物の死骸を食べる種は獲物を仕留める必要が無く、その場で死骸を食べるためこの限りではない。

[編集] 分類

[編集] 生態

草原砂漠森林海岸などの幅広い環境に生息する。単独もしくは群れを形成して生活する。上昇気流に乗りながら旋回し羽ばたかずに飛行する(ソアリング)こともある。

食性は動物食で、昆虫節足動物甲殻類魚類両生類爬虫類、鳥類、哺乳類、動物の死骸などを食べる。上空から獲物を探して地面に急降下する、樹上等で獲物を待ち伏せるなどの方法で獲物を捕らえる。

繁殖形態は卵生。繁殖期になるとペアで広い縄張りを形成する種が多い。樹上や岩場の上などに木の枝などを組み合わせた皿状の巣を作り、卵を産む。メスのみが抱卵、もしくは主にメスが抱卵を行う。メスが抱卵中、オスは狩りを行う。

[編集] 人間との関係

開発による生息地や営巣地の破壊、狩猟などにより生息数が減少している種もいる。

飼い慣らして狩猟に用いることもある。

ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。しかし鋭い嘴と爪により人間に危害を加える可能性があることから、一部の種は特定動物に指定されている。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 参考文献

  • 五百沢日丸 『日本の鳥550 山野の鳥 増補改訂版』、文一総合出版2004年、17-53頁。
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ6 アフリカ』、講談社2000年、88-89、181頁。
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』、講談社、2000年、80-84、186-188頁。
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ5 東南アジアの島々』、講談社、2000年、68-72、152-153頁。
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ7 オーストラリア、ニューギニア』、講談社、2000年、74-75、77、169-171頁。
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ2 アマゾン』、講談社、2001年、132-133頁。
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ3 中央・南アメリカ』、講談社、2001年、64-65、183-185頁。
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ8 太平洋、インド洋』、講談社、2001年、89、186-187頁。
  • 黒田長久監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科7 鳥I』、平凡社1986年、118、124-139頁。
  • 高野伸二編 『山渓カラー名鑑 日本の野鳥 特装版』、山と渓谷社、1985年、130-163頁。
  • 高野伸二 『フィールドガイド 日本の野鳥 増補改訂版』、日本野鳥の会2007年、166-179頁。
  • 中村登流監修 『原色ワイド図鑑4 鳥』、学習研究社1984年、107-109頁。
  • 真木広造、大西敏一 『日本の野鳥590』、平凡社、2000年、139-172頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 鳥』、小学館2002年、38-41、127、131-132、134、137、139-140、149、160、164頁。
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