トリブル

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トリブルtribble)は、アメリカのSFテレビドラマ『スタートレック』シリーズに登場する、架空の動物。その特徴より、アメリカのSF作家ロバート・A・ハインラインによるSF小説『宇宙の呼び声』(The Rolling Stones)に登場する架空の動物、ひらねこ(flatcat)をもとにしているとされている。

概要[編集]

手に乗るほどの大きさで、球状の身体は長い毛でおおわれており、美しい声で鳴く。性質はおとなしい。このように、ペットとして優れた性質を有しているが、後述する生理的特徴より有害な点も多い。そのため、少なくとも22世紀中頃には取引が禁止されている。

クリンゴン人に対してはけたたましい鳴き声を上げるなど、強い拒絶反応を示す。クリンゴン人も同様にトリブルを嫌っており、多くの兵士を動員してトリブルの母星を破壊するなどのトリブル退治を行った結果、23世紀までには絶滅させるに至るが、その後、23世紀にタイムトラベルしたU.S.S.ディファイアントNX-74205によって再び24世紀に持ち込まれ、再繁殖を開始している。

初登場は『宇宙大作戦』。その後『まんが宇宙大作戦』にも再登場したが、両シリーズの翻訳者が異なるため、日本語版の『まんが~』では「ピンキー」という名にされてしまった。3度目の登場である『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』ではトリブルに戻っている。

生理的特徴[編集]

強い繁殖力(新陳代謝の50%は繁殖用)を持っており、生まれたときにはすでに体内に子どもが入っている。その繁殖速度は手に負えないほどで、場合によっては食物を食い荒らす有害な生物と化す。宇宙船エンタープライズ内で大繁殖したことがあり、そのときには船内の多くの食糧をトリブルによって失った。

トリブルの繁殖を抑制できるのは、原産地に生息している爬虫類だけである。エサがなければトリブルが繁殖することはない。

関連項目[編集]