スイス・フランス語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
スイス・フランス語
Français de Suisse
話される国 スイス, フランス北東部, イタリア北部
母語話者数 148万人
言語系統
言語コード
ISO 639-1 なし
ISO 639-3
テンプレートを表示
スイスにおけるフランス語圏は地図の緑色の部分。

スイス・フランス語 (スイス・フランスご、フランス語: Français de Suisse)は、主にスイスのフランス語圏で話されているフランス語である。スイス・フランス語と標準フランス語との間に大きな違いは多く見られず、ほとんどが語彙の違いであり、スイス・フランス語の話者と標準フランス語の話者が会話する上で問題はないと言われている。

単語の違いの例[編集]

スイス・フランス語 標準フランス語 意味
déjeuner petit-déjeuner 朝食
dîner déjeuner 昼食
souper dîner 夕食
services couverts 刃物
panosse serpillière モップ
dent de lion pissenlit タンポポ
fœhn sèche-cheveux ドライヤー
natel (téléphone) portable 携帯電話
boguet mobylette 原付自転車
bonnard sympa, bien 良い
cornet sac en plastique ビニール袋
fourre dossier フォルダー
septante soixante-dix 70
huitante quatre-vingts 80
nonante quatre-vingt-dix 90
  • 標準フランス語では70以降の数字は60+10と表すが、スイス・フランス語では「70」という単語で表す。また、標準フランス語で80は4×20、90は4×20+10のように表すが、スイス・フランス語ではそれぞれ「80」、「90」という単語で表す。
  • 標準フランス語におけるpetit-déjeuner、déjeuner、dînerを、スイス・フランス語でそれぞれdéjeuner、dîner、souperということは、ケベック・フランス語ベルギー・フランス語などにも共通してみられる。

関連項目[編集]