クリストフ・フォン・ドホナーニ(Christoph von Dohnányi, Dohnányi Kristóf, 1929年9月8日 - )は、ドイツ出身の指揮者、作曲家。
ベルリン生まれ。父はウィーン生まれのドイツの法律家ハンス・フォン・ドホナーニである。しかし、反ナチスとユダヤ人支援のレジスタンス活動をしたため、1945年にナチスの強制収容所で処刑された。母はクリスティーネ・ボンヘッファー。母方の叔父はルター派の神学者で、やはり反ナチスのレジスタンス活動家であり、ヒトラー暗殺計画に関わって1945年に強制収容所で処刑されたディートリッヒ・ボンヘッファー。兄は後にハンブルク市長をつとめたクラウス・フォン・ドホナーニ。祖父はハンガリーの作曲家でありピアニストのエルンスト・フォン・ドホナーニ(1877年 - 1960年)。2番目の妻はソプラノ歌手のアニヤ・シリヤ(Anja Silja)。オペラと演奏会の両方で評価が高く、ドイツ系の現役指揮者として重鎮的存在である。
第二次世界大戦後、ミュンヘン大学で法律を学ぶが、1948年に音楽の道に転じ、指揮と作曲でリヒャルト・シュトラウス賞を獲得して卒業、祖父の元で作曲を学ぶためにフロリダ州立大学に留学する。アメリカではレナード・バーンスタインに師事したと言われる。その後、指揮の勉強に専念し、1952年にゲオルク・ショルティの指名により、フランクフルト歌劇場の助手となる。
デッカ・レコードに多くの録音を残している。1990年代には、ショルティ以来となるデッカの「ニーベルングの指環」のスタジオ録音にクリーブランド管弦楽団と取り組んだが、未完に終わっている。
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