キャラバンサライ
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キャラバンサライ(ペルシア語: كاروانسرا kārvānsarā、トルコ語: kervansaray)は、ペルシア語で「隊商宿」の意味。隊商のための取り引きや宿泊施設を指す。バザールやスークに隣接して建てられた。アラビア語では、ハーン(khan)、カイサリーヤ、フンドゥクとも呼ばれた。
一般的には中庭がある二階建ての建築物で、1階は取引所、倉庫、厩、管理人や使用人の住居にあてられ、2階は客人である隊商の商人たちの宿泊施設となっていた。アガと呼ばれる責任者や、荷運びの監督、夜警などの役職が常駐していた。現在では宿泊所としての機能は消え、事務所、倉庫、卸売店舗として用いられている。
出典・参考文献 [編集]
- イブン・ジュバイル 『イブン・ジュバイルの旅行記』 藤本勝次・池田修監訳、講談社学術文庫、2009年。 - 12世紀から13世紀のキャラバンサライについての記述がある。
- イブン・バットゥータ 『大旅行記』全8巻 イブン・ジュザイイ編、家島彦一訳、平凡社〈平凡社東洋文庫〉、1996-2002年。 - 14世紀のキャラバンサライについての記述がある。
- 黒田美代子 『商人たちの共和国』 藤原書店、1995年。 - アレッポの事例を中心にキャラバンサライについて解説している。