キャデラック選手権

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Golf pictogram.svgWGCキャデラック選手権
Nuvola apps kolf.svg トーナメント情報
開催地 フロリダ州ドラル
創設 1999
開催コース ドラル・ゴルフ・リゾート&スパ
基準打数 72
ヤーデージ 7,481ヤード
ツアー PGAツアー
ヨーロピアンツアー
日本ゴルフツアー
競技方法 ストローク
賞金総額 9,000,000米ドル
開催月 3月
Nuvola apps kolf.svg 最高記録
最少打数 261 タイガー・ウッズ (2006)
通算スコア -25 タイガー・ウッズ (2002)
Nuvola apps kolf.svg 最新優勝者
パトリック・リード
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世界ゴルフ選手権
マッチプレー選手権
キャデラック選手権
ブリヂストン招待
HSBCチャンピオンズ
ワールドカップ

キャデラック選手権(WGC-Cadillac Championship)は、1999年に創始された世界ゴルフ選手権の第1戦として開かれるゴルフの大会である。ゼネラルモーターズの高級車ブランドキャデラック協賛。[1]2006年までは「アメリカン・エキスプレス選手権」、2010年までは「CA選手権」の名称で行われ、世界ゴルフ選手権シリーズの第3戦として開かれていた。

出場資格は、当年度の「世界ランキング50位以内」の選手と、世界各国ゴルフツアーの賞金ランキング上位者である。アメリカPGAツアーの賞金ランキング30位以内、ヨーロピアンツアーの賞金ランキング20位以内、日本ツアーと南アフリカツアーからは当年度の賞金ランキング3位以内、オーストラリアツアーとアジアンツアーからは前年度の賞金ランキング3位以内の選手が出場資格を得られる。試合は4日間のストロークプレー方式で行われる。

最初の2回は、11月の第1週にスペインの名門コース「バルデラマ・ゴルフクラブ」で開催された。ここはヨーロッパでも屈指の難コースとして有名であり、特に17番ホール(パー5)の3段グリーンは、きつい傾斜で選手たちに恐れられている。グリーンの中央を正しく狙っても、傾斜にかかって大きな池に落ちることが多い“魔の17番”として世界的に有名なホールである。第1回大会は、タイガー・ウッズが地元スペインのミゲル・アンヘル・ヒメネスとのプレーオフを制して初代優勝者となった。しかし翌2000年の大会で、当時(メジャー年間3勝などで)絶好調だったウッズが「4ラウンド中3回」17番の第2打を池に落としたことから、このコースの難度が大きな話題を呼んだ。この時は日本の田中秀道が優勝争いに加わり、最終日に自滅したものの、日本人選手最高位の11位に入っている。

2001年の大会は、9月第2週にアメリカミズーリ州セントルイスで開催される予定だった。しかしその週、9月11日の火曜日にアメリカ同時多発テロ事件が勃発したため、直前に開催中止となった[2]

2002年からは開催時期が10月第1週となる。2002年2004年アイルランドの「マウント・ジュリエット・エステート」で、2003年アメリカジョージア州の「キャピタル・シティ・ゴルフクラブ」で開かれた。2005年の会場はアメリカサンフランシスコの「ハーディングパーク・ゴルフクラブ」であった。

2007年からは前身のドラール・オープン英語版の名残として開催時期を3月中旬に変更し、WGCの第2戦となった。また2015年からはマッチプレー選手権が5月に移動したため本大会がWGCの第1戦として開催されている。

開催コース[編集]

会場 開催地
2007–2014 トランプ・ナショナル・ドラール Doral, Florida英語版, U.S.
2006 The Grove Hertfordshire, England
2005 Harding Park Golf Club英語版 San Francisco, California, U.S.
2002, 2004 Mount Juliet Golf Club英語版 Thomastown英語版, Ireland
2003 キャピタル・シティクラブ Atlanta, Georgia, U.S.
2001* Bellerive Country Club英語版 St. Louis, Missouri, U.S.
1999–2000 Valderrama Golf Club英語版 San Roque, Spain

*Note – 2001年の大会は9月13日から16日まで開催予定だったが、アメリカ同時多発テロ事件を受けて中止となった[2]
同時に裏開催として予定されていたタンパベイ・クラシックも中止。
さらに同年9月末に予定されていたライダーカップも翌年に延期に止むを得なくなった。

大会歴代優勝者[編集]

開催年 優勝者 出身国 スコア パー 2位との差 賞金総額
($)
優勝賞金
($)
WGC-キャデラック選手権
2014年 パトリック・リード アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 284 -4 1打差 9,000,000 1,530,000
2013年 タイガー・ウッズ (7) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 269 –19 2打差 8,750,000 1,500,000
2012年 ジャスティン・ローズ イングランドの旗 イングランド 272 –16 1打差 8,500,000 1,400,000
2011年 ニック・ワトニー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 272 –16 2打差 8,500,000 1,400,000
WGC-CA選手権
2010年 アーニー・エルス (2) 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国 270 –18 4打差 8,500,000 1,400,000
2009年 フィル・ミケルソン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 269 –19 1打差 8,500,000 1,400,000
2008年 ジェフ・オギルビー オーストラリアの旗 オーストラリア 271 –17 1打差 8,000,000 1,350,000
2007年 タイガー・ウッズ (6) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 278 –10 2打差 8,000,000 1,350,000
WGC-アメリカン・エキスプレス選手権
2006年 タイガー・ウッズ (5) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 261 –23 8打差 7,500,000 1,300,000
2005年 タイガー・ウッズ (4) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 270 –10 プレーオフ 7,500,000 1,300,000
2004年 アーニー・エルス 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国 270 –18 1打差 7,000,000 1,200,000
2003年 タイガー・ウッズ (3) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 274 –6 2打差 6,000,000 1,050,000
2002年 タイガー・ウッズ (2) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 263 –25 1打差 5,500,000 1,000,000
2001 アメリカ同時多発テロ事件のため中止[2]
2000年 マイク・ウェア カナダの旗 カナダ 277 –7 2打差 5,000,000 1,000,000
1999年 タイガー・ウッズ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 278 –6 プレーオフ 5,000,000 1,000,000

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]