アンキケラトプス

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アンキケラトプス
アンキケラトプス
アンキケラトプス想像図
地質時代
白亜紀後期
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 鳥盤目 Ornithischia
亜目 : 周飾頭亜目 Marginocephalia
下目 : 角竜下目 Ceratopia
: ケラトプス科 Ceratopidae
亜科 : カスモサウルス亜科 Chasmosaurinae
: アンキケラトプス属 Anchiceratops
学名
Anchiceratops
Brown1914

アンキケラトプスAnchiceratops)は、中生代白亜紀後期に北米大陸に生息していた角竜類恐竜の一種。

アンキケラトプスの全長は約6メートルである。

発見と種[編集]

頭骨 キャスト模型

アンキケラトプスは1912年カナダアルバータ州レッドディア川で最初の標本が発見された。ホロタイプ頭骨の後ろ半分で、長いフリルを含んでいる。そして他の部分的な頭骨がいくつか同時に発見された。それらは現在、ニューヨークアメリカ自然史博物館で展示されている。1924年には一対の頭骨がチャールズ・M・スタンバーグによって発見され、A. longirostrisとして記載された。それから五年後の1925年、他の種がスタンバーグによって収集された。それは、頭骨の一部が不足していたが、最後部の脊椎まで完全な脊柱を保存しており、それまでの角竜化石の中で最も完全な骨格である。スタンバーグの資料は、オタワカナダ国立自然博物館で今収容されている。その後、他の資料がアルバータの1つあるいは2つのボーン・ベッドで、発見されたが、アンキケラトプスについては殆ど記述されなかった(Dodson, 1996)。

アンキケラトプス属の命名、記載は1914年アメリカ合衆国古生物学者バーナム・ブラウンによって行われた。この新たな化石は、その形態からモノクロニウストリケラトプスの両系統に近縁であり、その両者の共通の祖先であるとされ、"角のある顔に近いもの"という意味の、古代ギリシャ語に由来する属名が与えられた。

今日、唯一の明確な種、A. ornatusが知られている。これはその華麗(ornate)なフリルに因んで命名されたものである。二つ目の種はチャールズ・M・スタンバーグによって1929年に記載されたA. longirostrisである。しかしこの種は今日では、模式種 A. ornatusシノニムであると広く信じられている。

関連項目[編集]