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野庭町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
野庭町
町丁
地図北緯35度23分24秒 東経139度34分14秒 / 北緯35.390008度 東経139.570639度 / 35.390008; 139.570639
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県の旗 神奈川
市町村 横浜市
行政区 港南区
人口情報2024年(令和6年)9月30日現在[1]
 人口 19,712 人
 世帯数 10,156 世帯
面積[2]
  2.097 km²
人口密度 9400.1 人/km²
設置日 1936年昭和11年)10月1日
郵便番号 234-0056[3]
市外局番 045(横浜MA[4]
ナンバープレート 横浜
ウィキポータル 日本の町・字
神奈川県の旗 ウィキポータル 神奈川県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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野庭町(のばちょう)は、神奈川県横浜市港南区の町名。丁番を持たない単独町名である。住居表示未実施。

地理

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面積2,097m²[2]。面積・人口とも港南区最大である。南北に長く、北は環状2号を挟み上永谷、南は栄区小菅ケ谷小山台、東は日野日野南、西は丸山台上永谷町に接する。北部は地下鉄上永谷駅に近く、地下鉄の上永谷車両基地や港南図書館などがある。横浜横須賀道路が通過するが、町内にインターチェンジは設けられていない。中部は横浜市住宅供給公社市営団地が立ち並び、上永谷駅上大岡駅港南台駅洋光台駅などのバスの便がある。

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永作ながさく清水町しみずまち坂口さかぐち三田町さんだまち第六天だいろくてん入之町いりのまち宮之久保みやのくぼ深田町ふかだまち伊勢山いせやま打越町うちこしまち政所まんどころ前田町まえだまち表ノ町おもてのまち西ノ町にしのまち十里木じゅうりき三谷町みたにまち[2]

地価

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住宅地の地価は、2024年令和6年)1月1日公示地価によれば、野庭町字永作81番39の地点で19万6000円/m²となっている[5]

歴史

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沿革

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古くは相模国鎌倉郡上野庭村および下野庭村で、鎌倉時代から戦国時代まで野庭団地一帯には鎌倉幕府初代侍所別当の和田義盛が築城した野庭関城が存在し、鎌倉や玉縄城の出城として機能していた。町内の政所と言う地名は執権北条家統治下では北条時宗室の覚山尼が開いた鎌倉東慶寺寺領だった事に由来する。

戦国時代には安藤良整石巻康保等の北条家重臣が野庭関城城代を務めた。

上・下野庭村は1889年明治22年)4月1日に永谷村および平戸村飛地と合併、永野村大字上野庭・下野庭となる[6]1936年昭和11年)10月1日に横浜市に編入、中区の一部となり、大字上野庭・下野庭の地域を合わせて野庭町となる。1943年(昭和18年)12月1日に分区により南区に編入、1969年(昭和44年)10月1日に港南区に編入された。

世帯数と人口

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2024年(令和6年)9月30日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
野庭町 10,156世帯 19,712人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[7]
26,178
2000年(平成12年)[8]
24,441
2005年(平成17年)[9]
23,734
2010年(平成22年)[10]
23,570
2015年(平成27年)[11]
22,353
2020年(令和2年)[12]
20,998

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[7]
8,739
2000年(平成12年)[8]
8,838
2005年(平成17年)[9]
9,144
2010年(平成22年)[10]
9,673
2015年(平成27年)[11]
9,605
2020年(令和2年)[12]
9,661

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年4月時点)[13]

番地 小学校 中学校
1551番地 横浜市立日限山小学校 横浜市立日限山中学校
1548〜1550番地、1552〜1814番地、1816〜1869番地
1996〜2012番地、2019〜2050番地、2052〜2057番地
2082番地〜2316番地の2、2316番地の4〜2429番地
2440〜2442番地、2443番地の2〜2445番地の2
2445番地の7〜2446番地の6、2446番地の13〜2452番地の5
2452番地の18〜2453番地の4、2453番地の7〜20・56〜60
2453番地の63〜終り、2454番地の2〜10・21・39〜46
2454番地の50〜2460番地、2461番地の4〜2466番地の5
2466番地の7・9・21〜2494番地、2499〜2501番地
2503〜2549番地、2592〜2616番地、2646番地以降
横浜市立日野南小学校 横浜市立日野南中学校
649〜652番地、990〜995番地 横浜市立日野小学校
270〜294番地、322〜334番地、713番地
714番地の1〜2・8〜9
横浜市立丸山台小学校 横浜市立丸山台中学校
613番地、615番地、619〜637番地の1、637番地の4〜648番地
653〜674番地、855番地の2・6、860番地の1・7・12〜15
862〜864番地、866番地の7〜12、903〜905番地
908〜909番地、921番地、 935〜936番地、960番地、962番地
1023番地、1075番地、1079番地、1081〜1101番地
横浜市立野庭すずかけ小学校
32番地の17、33〜35番地、79〜105番地、108番地〜217番地の3
217番地の14〜269番地、295〜321番地、335〜336番地
344番地、363〜612番地、614番地、616〜618番地
637番地の2〜3、675〜712番地、714番地の3〜7
714番地の10〜717番地、752〜780番地、783〜790番地
832番地〜855番地の1、855番地の3〜5、855番地の7〜859番地
860番地の2〜6・8〜11・17〜25、861番地、937〜953番地
1263〜1265番地、1321〜1344番地、1494〜1496番地
1526〜1547番地
横浜市立下野庭小学校
21番地〜32番地の1、32番地の20・31〜37、36〜78番地
106〜107番地
横浜市立相武山小学校 横浜市立東永谷中学校
1番地〜4番地の4、4番地の10〜11・15・17・19〜21
4番地の26〜30・33、4番地の36〜5番地の3、5番地の5・7・9
5番地の11・14・16、5番地の18〜14番地、17〜20番地
横浜市立港南中学校
4番地の5〜9・12〜14・16・18・22〜25・31〜32・34〜35
5番地の4・6・8・10・12〜13・15・17
15〜16番地、217番地の4〜13
横浜市立吉原小学校

事業所

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2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[14]

町丁 事業所数 従業員数
野庭町 236事業所 2,499人

事業者数の変遷

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経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[15]
233
2021年(令和3年)[14]
236

従業員数の変遷

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経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[15]
2,311
2021年(令和3年)[14]
2,499

その他

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日本郵便

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警察

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町内の警察の管轄区域は以下の通りである[17]

番・番地等 警察署 交番・駐在所
全域 港南警察署 野庭交番

脚注

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  1. ^ a b 令和6(2024)年 町丁別人口(住民基本台帳による)町丁別人口_令和6年9月” (XLSX). 横浜市 (2024年10月7日). 2024年10月8日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ a b c 横浜市町区域要覧 1 - 24頁
  3. ^ a b 野庭町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 不動産ライブラリ 国土交通省地価公示(標準地) 横浜港南-23”. 国土交通省. 2024年10月8日閲覧。
  6. ^ 『横浜の町名』1996年12月、横浜市市民局総務部住居表示課発行
  7. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  8. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年4月27日閲覧。
  13. ^ 横浜市立小学校、横浜市立中学校及び横浜市立義務教育学校の通学区域並びに就学すべき学校の指定に関する規則”. 横浜市 (2023年4月1日). 2024年5月7日閲覧。
  14. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  15. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  16. ^ 郵便番号簿PDF(2023年度版) 表紙等付属資料” (PDF). 日本郵便. 2024年5月3日閲覧。 “郵便番号データダウンロード 郵便番号簿PDF(2023年度版)
  17. ^ 交番案内/港南警察署/神奈川県警察”. 神奈川県警察. 2021年9月23日閲覧。

参考資料

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