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知寄町二丁目停留場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
知寄町二丁目停留場*
後免町方面行きのホーム
ちよりちょうにちょうめ
Chiyoricho 2-chome
知寄町 (0.2 km)
(0.3 km) 知寄町一丁目
地図
所在地 高知県高知市知寄町二丁目
北緯33度33分29.17秒 東経133度33分36.49秒 / 北緯33.5581028度 東経133.5601361度 / 33.5581028; 133.5601361座標: 北緯33度33分29.17秒 東経133度33分36.49秒 / 北緯33.5581028度 東経133.5601361度 / 33.5581028; 133.5601361
所属事業者 とさでん交通
所属路線 後免線**
キロ程 9.3 km(後免町起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1909年明治42年)10月30日
* 改称経歴
- 1936年 新地通→海岸通
- 1938年 海岸通→若松町通
- 1957年 若松町通→知寄町二丁目
** この他1954年まで新地線
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知寄町二丁目停留場(ちよりちょうにちょうめていりゅうじょう)は、高知県高知市知寄町二丁目にあるとさでん交通後免線路面電車停留場

かつては新地線が分岐する停留場だった。

歴史

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知寄町二丁目停留場は1909年明治42年)、とさでん交通の前身土佐電気鉄道によって後免線の下知停留場から葛島橋西詰停留場までの区間が開通したのに合わせて新地通停留場(しんちどおりていりゅうじょう)の名で開業した[1][2]。停留場名は1936年昭和11年)に海岸通停留場(かいがんどおりていりゅうじょう)、その2年後に若松町通停留場(わかまつちょうどおりていりゅうじょう)と相次いで改称し、1957年(昭和32年)より知寄町二丁目と称するようになった[2]

停留場が開業した2年後の1911年(明治44年)には[1]、当停留場から南へ分岐し堀川の河畔へ至る路線、新地線が開通している[3]。新地線は当停留場の次が終点の新地停留場(のちに海岸通終点→若松町と改称)という総延長0.5 kmの短い路線[3]。その短さもあって太平洋戦争下の1944年(昭和19年)に休止され、そのまま1954年(昭和29年)に廃止が届け出られた[1][2]

年表

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停留場構造

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知寄町二丁目停留場は後免線の併用軌道区間にあり、ホームは道路上に設けられる。ホームは2面あり、東西方向に伸びる2本の線路を挟み込むように配置されるが、互いのホームは斜向かいにずれて位置している[5]。東にあるのが後免町方面行き、西にあるのがはりまや橋方面行きのホーム[5]

新地線が分岐していたころは待合所があり、2階には乗務員の詰所を備えていた[3]。また1929年(昭和4年)には停留場の南側に若松町車両工場が新設され、車体更新や自社製車両(200形600形など)の製造を行っていた[6]。この車両工場は1962年(昭和37年)、知寄町の車庫北側に東雲町車両工場が完成したのに伴い廃止されている[1][6]

停留場周辺

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路線バス

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空港行・一般路線バスの「知寄町二丁目」バス停と、高速バス「知寄町」バス停のうちよさこい号(大阪発)の降り場が併設されている(高速バス「知寄町」バス停のよさこい号の乗り場は隣の一般路線バスの「知寄町」バス停の位置)。

空港行・一般路線バス

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バス停名は「知寄町二丁目」。

系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
  高知東部自動車道 高知龍馬空港 とさでん交通
L1 南国バイパス、JA高知病院後免町 安芸駅
K2 介良通、中野団地、潮見台ターミナル 潮見台三丁目 土休日運休
K3 南国バイパス、中野団地 潮見台ターミナル
K4 南国バイパス、中野団地、潮見台ターミナル 潮見台三丁目
K5 南国バイパス、中野団地、潮見台ターミナル、後免駅 高知工科大学
K6 南国バイパス、中野団地、後免駅前、高知工科大学 龍河洞
J1 県立美術館通高知医療センター高知県立大学、望海ケ丘 種崎
J2 県立美術館通、高知医療センター、高知県立大学、十市バイパス 後免町
H1 県立美術館前)、大津バイパス 医大病院
N1 絶海、十市パークタウン 前浜車庫
P1 中央市場前、十津 十津団地
P2 中央市場前、十津 種崎
T1 はりまや橋 桟橋車庫
C1 はりまや橋 県庁前
D1 はりまや橋、愛宕町二丁目 イオンモール高知
D6 はりまや橋、愛宕小橋 みづき坂中央
G1 はりまや橋 高知駅

隣の停留場

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とさでん交通
後免線
知寄町停留場 - 知寄町二丁目停留場 - 知寄町一丁目停留場

かつて存在した路線

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土佐電気鉄道
新地線
若松町通停留場 - 若松町停留場

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 『土佐電鉄が走る街 今昔』100・156-158頁
  2. ^ a b c d e f g h 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳』 11 中国四国、新潮社、2009年、60-61頁。ISBN 978-4-10-790029-6 
  3. ^ a b c 『土佐電鉄が走る街 今昔』74-75頁
  4. ^ 上野宏人 (2014年10月2日). “とさでん交通:「再出発」 「便利な市民の足に」高知で設立式 新デザインの車両披露”. 毎日新聞 (毎日新聞社) 
  5. ^ a b 川島令三『四国・九州ライン 全線・全駅・全配線』 第2巻 四国西部エリア、講談社〈【図説】 日本の鉄道〉、2013年、39,92頁。ISBN 978-4-06-295161-6 
  6. ^ a b 『土佐電鉄が走る街 今昔』76-77頁

参考文献

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関連項目

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