登川駅
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登川駅 | |
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のぼりかわ Noborikawa | |
◄楓 (3.1 km) | |
所在地 | 北海道夕張市登川 |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 夕張線(登川支線) |
キロ程 | 7.6 km(紅葉山起点) |
電報略号 | ノリ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1916年(大正5年)7月11日[1] |
廃止年月日 | 1981年(昭和56年)7月1日[2] |
備考 | 登川支線廃線に伴い廃駅。 |
登川駅(のぼりかわえき)は、北海道夕張市登川にあった日本国有鉄道(国鉄)夕張線(登川支線)の駅(廃駅)である。事務管理コードは▲132122[3]。
歴史
[編集]- 1911年(明治44年)12月:三井登川炭鉱の開発に伴い開通した三井鉱山専用線の登川駅として開業。
- 1916年(大正5年)7月11日:国鉄が三井鉱山専用線を譲受し、夕張線支線の駅となる[1]。
- 1919年(大正8年)7月10日:北海道炭礦汽船、三井鉱山より登川炭鉱買収。
- 1953年(昭和28年)11月21日:北炭登川炭鉱廃止。
- 1981年(昭和56年)
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅。ほかに登川炭鉱の石炭積み込み線、木材線などを有した。 晩年まで有人駅であり、1916年(大正5年)築の大きな木造駅舎を有した[6]。
駅周辺
[編集]かつては北海道炭礦汽船(北炭)登川炭鉱の施設・炭鉱住宅などがあったが、現在はこれら施設の基礎やずり山などが残るだけである。
2017年9月30日をもって廃止[7]された夕張鉄道(夕鉄バス)登川線「登川」停留所は、石勝線楓信号所の新得側スノーシェルター横(旧登川集落の入口付近)に設置されていた。「登川」停留所が終点であったため、すべてのバスが夕張市街方面へ折返していた。登川駅は「登川」停留所からさらに旧集落の方向へ進み、後に開通する道東自動車道の手前付近に存在した。
- ルベシップ林道 - 北海道道136号夕張新得線に至る。
隣の駅
[編集]- 日本国有鉄道
- 夕張線(登川支線)
- 楓駅 - 登川駅
脚注
[編集]- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、841頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 『鉄道ファン』第35巻第8号、交友社、1995年8月、56頁。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、228頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ “日本国有鉄道公示第29号”. 官報. (1981年5月23日)
- ^ “「通報」●幌内線萱野駅ほか6駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1981年5月23日)
- ^ 書籍『終着駅 国鉄全132』(雄鶏社、1980年10月発行)54ページより。
- ^ “夕張地区ダイヤ改正のお知らせ”. 夕張鉄道. 2017年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月25日閲覧。