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2018年6月20日 (水) 14:28時点における版
ニー・ドロップ(Knee Drop)は、プロレス技の一種である。ニー・プレス(Knee Press)とも呼ばれる。日本名は膝落とし(ひざおとし)。打撃技(浴びせ技)に分類される。
概要
ジャンプして片足の膝を突き出すように折り曲げて相手に覆いかぶさる格好で倒れ込み、相手の体に足を打ちつける。
古典的なプロレス技であると同時にフィニッシュ・ホールドとしても使用されていたが最近では繋ぎ技として使用される場合が多い。
ニー・スタンプの派生技とされて後述する応用型も存在する。
主な使用者
派生技
ランニング・ニー・ドロップ
ジャンピング・ニー・ドロップ、フライング・ニー・ドロップとも呼ばれる。助走してジャンプしながら相手の体にニー・ドロップを打ちつける。
- 主な使用者
ダイビング・ニー・ドロップ
フライング・ニー・ドロップ[1]とも呼ばれる。コーナー最上段もしくはセカンドロープからジャンプして相手の腹部にニー・ドロップを打ちつける。軸足(相手の体にぶつけず、着地させる方の足)を前方へと伸ばして足の裏で着地するタイプと軸足をもう片足(相手にぶつける方の足)と同様に膝を曲げた状態で着地するタイプの2種類がある。
- 主な使用者
- キラー・コワルスキー
- ワルドー・フォン・エリック - ブリッツクリーグ・ダイブの名称で使用。
- レイ・スティーブンス
- ジョン・トロス
- ジン・キニスキー
- ディック・ザ・ブルーザー
- ドン・ジャーディン
- バディ・オースチン
- ペドロ・モラレス
- クリス・マルコフ
- ダッチ・サベージ
- ジプシー・ジョー
- イワン・コロフ
- ブラックジャック・ランザ
- ブラックジャック・マリガン
- サージェント・スローター
- ブルーザー・ブロディ - キングコング・ニー・ドロップの名称で使用。
- ボビー・イートン
- バリー・ウインダム
- レザーフェイス
- リック・ルード
- ザ・プレデター - キングコング・ニー・ドロップの名称で使用。
- ジャイアント馬場 - ジャイアント・ニー・ドロップの名称で使用。
- アントニオ猪木
- 木戸修
- 藤波辰爾
- 高野拳磁
- 馳浩
- 西村修
- 大森隆男
- 真壁刀義 - キングコング・ニー・ドロップの名称で使用。
- KENSO
- 河野真幸 - ジャイアント・ニー・ドロップの名称で使用。
- 桜島なおき
- 立野記代
- 井上貴子
ダブル・ニー・ドロップ
ダブル・ニー・プレスとも呼ばれる。ジャンプして両膝を突き出すように折り曲げて相手の腹部にニー・ドロップを打ちつける。
ダイビング・ダブル・ニー・ドロップ
コーナー最上段もしくはセカンドロープからジャンプして両膝を突き出すように折り曲げて相手の腹部にダブル・ニー・ドロップを打ちつける。
- 主な使用者
ムーンサルト・ニー・プレス
リングに背を向けた状態でコーナー最上段から体を360度後方回転するようにジャンプして両膝を相手の腹部にダブル・ニー・ドロップを打ちつける。
- 主な使用者
シューティングスター・ダブル・ニー・ドロップ
コーナー最上段からジャンプして空中で体を450度後方回転して両膝を相手の腹部にダブル・ニー・ドロップを打ちつける。
- 主な使用者
脚注
- ^ フライング・ニー・ドロップという名称はランニング式とダイビング式の両方において使用される。