常陸小川駅
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常陸小川駅 | |
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駅舎(2006年5月) | |
ひたちおがわ HITACHI-OGAWA | |
◄四箇村 (2.0 km) (0.7 km) 小川高校下► | |
所在地 | 茨城県小美玉市田木谷93番地2 |
所属事業者 | 鹿島鉄道 |
所属路線 | ■鹿島鉄道線 |
キロ程 | 7.1 km(石岡起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗降人員 -統計年度- |
1,307[1]人/日 -1977年〜1979年度- |
開業年月日 | 1924年(大正13年)6月8日[2] |
廃止年月日 | 2007年(平成19年)4月1日[3] |
備考 | 業務委託駅 |
常陸小川駅(ひたちおがわえき)は、かつて茨城県小美玉市田木谷にあった鹿島鉄道鹿島鉄道線の駅。2007年(平成19年)4月1日、鹿島鉄道線の廃線にともない廃駅となった。
歴史
[編集]- 1924年(大正13年)6月8日:鹿島参宮鉄道の終着駅として開業[2]。
- 1926年(大正15年)8月15日:鹿島参宮鉄道が浜駅まで延伸され、途中駅となる[4]。
- 1965年(昭和40年)6月1日:鹿島参宮鉄道と常総筑波鉄道が合併して関東鉄道が発足、同社鉾田線の駅となる[3]。
- 1979年(昭和54年)4月1日:鉾田線が鹿島鉄道に分社化、鹿島鉄道線の駅となる[3]。
- 2001年(平成13年)4月16日:委託化。
- 2007年(平成19年)4月1日:廃止[3]。
駅構造
[編集]単式ホームと島式ホームの2面3線を有する地上駅。ホームの間には構内踏切が設置されていた。交換可能駅で留置線を有し、また、貨物用ホームも末期まで残存していた。
駅舎は北東側に位置していた。トイレは改札内外の双方から入れるようになっていた。
駅構内には、DD901形ディーゼル機関車が静態保存されていたが、2007年(平成19年)2月27日に解体された。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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駅舎側 | ■鹿島鉄道線 | 下り | 玉造町・鉾田方面 |
南側 | 上り | 玉里・石岡方面 |
- 当駅始発、石岡行きは下りホームから発車していた。
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駅構内(2006年1月)
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構内で保存されていたDD901
現在は解体され現存しない
駅周辺
[編集]旧・玉里村に位置していたが、旧・小川町の中心市街地の最寄り駅であった。
現状
[編集]駅舎は営業廃止後すぐに解体され、敷地は更地になった。駅前は現在も代替バス(かしてつバス)のターミナルとして機能しているほか、茨城空港への路線バスが運行されている。
2014年(平成26年)7月1日には新たなバスターミナルとしてリニューアルされ、トイレや駐輪場などが整備[5]、現在でも石岡市や行方市、鉾田市、水戸市、茨城空港方面への路線バスが発着している。
その他
[編集]- 1993年(平成5年)に、映画『教祖誕生』(原作:ビートたけし 主演:萩原聖人・ビートたけし)の撮影が駅前広場で行われた。
- 『仮面ライダー響鬼』の安達明日夢(演:栩原楽人)が巴川駅で降りようとしたが、寝過ごして当駅で降りてしまい、駅に居合わせた老人に声を掛けられるシーンがある[6]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 『私鉄全線全駅』主婦と生活社、1980年。
- ^ a b 『地方鉄道運輸開始. 官報 1924年6月14日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ a b c d 朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄、曽根悟 監修、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日、9-11頁。
- ^ 『地方鉄道運輸開始. 官報 1926年8月20日』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『小川駅 新バスターミナル供用開始』(PDF)(プレスリリース)小美玉市、2014年7月1日 。2015年1月31日閲覧。
- ^ “老人(七之巻)”. 仮面ライダーWeb. 仮面ライダー図鑑. 東映. 2022年11月7日閲覧。