石岡南台駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石岡南台駅
駅舎(2006年5月)
いしおかみなみだい
ISHIOKAMINAMIDAI
石岡 (1.5 km)
(1.0 km) 東田中
所在地 茨城県石岡市南台2丁目1番103
北緯36度11分2秒 東経140度17分32秒 / 北緯36.18389度 東経140.29222度 / 36.18389; 140.29222座標: 北緯36度11分2秒 東経140度17分32秒 / 北緯36.18389度 東経140.29222度 / 36.18389; 140.29222
所属事業者 鹿島鉄道
所属路線 鹿島鉄道線
キロ程 1.5 km(石岡起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1989年平成元年)6月15日
廃止年月日 2007年(平成19年)4月1日[1]
備考 無人駅
テンプレートを表示

石岡南台駅(いしおかみなみだいえき)は、かつて茨城県石岡市南台にあった鹿島鉄道鹿島鉄道線廃駅)である。2007年(平成19年)4月1日、鹿島鉄道線の廃線に伴い廃止された。

歴史[編集]

鹿島鉄道で最も新しい駅であった。

駅構造[編集]

住宅・都市整備公団(当時)による南台ニュータウンの開発に併せて開設された。相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、無人駅だった。

線路はほぼ東西に走り、出口は南側にあった。北側の線路が直線となる一線スルーの構造で、北側の線路に鉾田方面、南側の線路に石岡方面の列車が発着していた。また、ホームの長さは45メートル(2両分の有効長)であり、鹿島鉄道の駅では最もホームの長さが短かった。

南側のホームに面して開放的な待合所が設置されており、この脇から北側のホームへの跨線橋が出ていた。跨線橋は螺旋階段で待合所の上部に至り、そこから線路を渡っていた。

その他、南側のホームの螺旋階段の下と、北側のホームの東田中方に、それぞれ一棟ずつ小さな待合所が設置されていた。

現況[編集]

廃止後のホーム(2009年7月撮影)
バス専用道路開通後の旧石岡南台駅(2010年9月撮影)

2009年7月頃には石岡 - 東田中間の線路は道床を残して大部分が撤去されており、当駅構内も同様にレール枕木は残っていなかった。また、駅名標時刻表自動販売機等の設備は撤去され、跨線橋は封鎖されていたが、駅舎や南台2丁目自治会が創立10周年記念で贈った時計はそのまま残されていた。

2010年平成22年)8月30日かしてつバス専用道が開通し、当駅のあった位置にバス停留所が開業している。

駅周辺[編集]

駅南方には、南台ニュータウンが広がる。隣の東田中駅付近が南台の東端に当たる。

隣の駅[編集]

鹿島鉄道
鹿島鉄道線
石岡駅 - 石岡南台駅 - 東田中駅

脚注[編集]

  1. ^ a b 朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄、曽根悟 監修、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日、9-11頁。 

関連項目[編集]

  • ウィキメディア・コモンズには、石岡南台駅に関するカテゴリがあります。
  • 廃駅