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川端秀子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かわばた ひでこ

川端 秀子
犬を抱える秀子。夫・康成、妹・君子と自宅にて。1930年。
生誕 松林ヒテ
(1907-02-08) 1907年2月8日
死没 (2002-09-07) 2002年9月7日(95歳没)
墓地 鎌倉霊園
国籍 日本の旗 日本
出身校 青森県立八戸高等女学校(現・八戸東高等学校)
配偶者 川端康成
子供 政子(養女)、香男里婿養子
松林慶蔵
補足
兄弟は妹・君子のみ
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川端 秀子(かわばた ひでこ、1907年明治40年)2月8日2002年平成14年)9月7日)は、作家・川端康成の妻。青森県三戸郡八戸町(現・八戸市)出身。旧姓は松林。戸籍名はヒテ青森県立八戸高等女学校(現・八戸東高等学校)卒業。

1925年(大正14年)、川端康成と出会う[1]1931年(昭和6年)12月2日入籍。

康成の没後約十年を経た1983年(昭和58年)に回想『川端康成とともに』を発表。2002年(平成14年)9月7日に死去し、近親者のみでの葬儀・告別式が執り行われた[2]

JR大森駅西口にある天祖神社の石垣には夫・康成の肖像がある「馬込文士村の住人」レリーフなどと共に何点かのレリーフが飾られ、川端秀子の肖像は断髪したモダンガールとして文士村の女性を紹介するレリーフにある。大正末期から馬込文士村ではダンス、麻雀、断髪、離婚など奔放な様式が流行し、その中に秀子がいた[3]

著書等

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図書
  • 川端秀子『川端康成とともに新潮社、1983年。ISBN 978-4-10-346001-5https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001613283-00 
  • 川端秀子「続・川端康成の思い出」『川端康成全集 補巻2 書簡来簡抄』新潮社、1984年。ISBN 978-4-10-643837-0https://books.google.co.jp/books?id=oXMsAQAAIAAJ&redir_esc=y&hl=ja (付録の月報に収録)
  • 川端秀子「出会い」『川端康成 (群像 日本の作家)』小学館、1991年。ISBN 978-4-09-567013-3https://books.google.co.jp/books?id=xbyxAAAAIAAJ&redir_esc=y&hl=ja 
雑誌
対談

脚注

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参考文献

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外部リンク

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