入江泰浩

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いりえ やすひろ
入江 泰浩
プロフィール
生年月日 (1971-03-30) 1971年3月30日(53歳)
国籍 日本の旗 日本
職業 アニメーション監督
アニメーター
キャラクターデザイナー
アニメーション演出家
所属 Studio 3Hz
ジャンル アニメーション
その他 日本アニメーター・演出協会(JAniCA)代表理事
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入江 泰浩(いりえ やすひろ、1971年3月30日 - )は日本男性アニメーション監督アニメーターキャラクターデザイナーアニメーション演出家日本アニメーター・演出協会(JAniCA)代表理事。Studio 3Hz所属。

来歴[編集]

様々な作品で作画監督原画を経験し2004年に『KURAU Phantom Memory』でテレビシリーズ初監督を務める。

2016年7月27日より、日本アニメーター・演出協会(JAniCA)代表理事に就任。

2019年以降はStudio 3Hzに席を置き、監督業の他に新人育成にも努めている[1]

人物[編集]

現状のブラック労働というイメージが独り歩きしているアニメ業界について、まず取り組むべきことは「新人アニメーターの収入を上げ、アニメーターを志す新人が安心して自分の技術を覚える、安心して暮らせる。そんな生活を実現させることだ」と入江は強調する。

また、アニメ業界が10年、20年と続けていくためには必要な方策として、入江は「アニメーターは自らの技術を少しずつでも向上させる。そうすれば良い仕事を取りやすくなる。制作会社は、製作委員会に掛け合うなり、自らで資金調達を行う方法を考える時期になっている。そのためには強い発信力と行動力も必要。製作委員会に関して言えば、制作会社への予算を上げる時代になっていると考えて頂きたい。そうやって、それぞれが変わっていく必要がある。そして国には、これからもクールジャパンの柱にアニメーションを置くのであれば、国にしかできない事を行ってもらいたい」と語る[2]

作品リスト[編集]

テレビアニメ[編集]

劇場アニメ[編集]

OVA[編集]

Webアニメ[編集]

ゲーム[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 入江泰浩 Twitter 2019年3月7日
  2. ^ 「10年もたない」現役アニメ監督が語る、過酷な製作現場の内情と解決策”. ORICON NEWS. オリコン (2017年7月1日). 2017年7月1日閲覧。
  3. ^ 第七話 バズ”. TVアニメ「【推しの子】」公式サイト. 2023年5月24日閲覧。

外部リンク[編集]

メールマガジン
非営利団体
先代
井上俊之
日本アニメーター・演出協会
代表理事

第4代:2016年 -
次代
(現職)