コンテンツにスキップ

ジャスティン・マックスウェル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジャスティン・マックスウェル
Justin Maxwell
サンフランシスコ・ジャイアンツ時代
(2015年6月3日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 メリーランド州オルニー
生年月日 (1983-11-06) 1983年11月6日(40歳)
身長
体重
6' 5" =約195.6 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 2005年 MLBドラフト4巡目(全体114位)でワシントン・ナショナルズから指名
初出場 MLB/2007年9月5日 フロリダ・マーリンズ
KBO/2016年7月19日 起亜タイガース
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジャスティン・アダム・マックスウェルJustin Adam Maxwell , 1983年11月6日 - )は、 アメリカ合衆国メリーランド州オルニー出身のプロ野球選手外野手)。右投右打。

経歴

[編集]

プロ入り前

[編集]

2001年MLBドラフトボルチモア・オリオールズから43巡目(全体1279位)指名されたが、メリーランド大学カレッジパーク校へ進学した。

2004年MLBドラフトでもテキサス・レンジャーズから10巡目(全体291位)指名されたが拒否。

プロ入りとナショナルズ時代

[編集]
ワシントン・ナショナルズ時代
(2009年3月3日)

2005年MLBドラフトワシントン・ナショナルズから4巡目(全体114位)指名され、10月1日に契約。

2007年9月5日フロリダ・マーリンズ戦で代打として出場し、メジャーデビューを果たした。11日の同カードでは、クリス・セドンからメジャー初安打となる代打満塁本塁打を放った[1]

2008年は手首の故障でメジャー出場なしに終わった。

2009年は2年ぶりにメジャーへ昇格したが、定着には至らなかった。

2010年は打率.144に終わり、オフの10月13日に左肘のトミー・ジョン手術を受けた[2]

ヤンキース傘下時代

[編集]

2011年2月2日トレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[3]。肩の故障もあってメジャー昇格は出来ず、傘下のAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・ヤンキースで48試合に出場して打率.260・16本塁打・35打点・11盗塁だった。

2012年4月4日DFAとなった。

アストロズ時代

[編集]
ヒューストン・アストロズ時代(2013年7月27日)

2012年4月8日ウェーバーヒューストン・アストロズへ移籍した[4]。2シーズンぶりのメジャー昇格を果たし、チーム最多の18本塁打を放った。

ロイヤルズ時代

[編集]
カンザスシティ・ロイヤルズ時代
(2013年8月2日)

2013年7月31日カイル・スミスとのトレードで、カンザスシティ・ロイヤルズへ移籍[5]

2014年1月21日にロイヤルズと132万5000ドルの1年契約を結んだ[6][7]。開幕後は16試合に出場したが、打率.138と結果を残せず、5月16日にDFAとなり[8]5月23日に傘下のAAA級オマハ・ストームチェイサーズへ降格した。6月21日青木宣親故障者リスト入りしたため、メジャーへ再昇格した。昇格後は4試合に出場したが、6月30日に再びDFAとなり[9]7月9日にAAA級オマハへ降格した。オフにFAとなった。

ジャイアンツ時代

[編集]

2014年11月24日サンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結んだ。

2015年3月31日にメジャー契約を結び、開幕25人枠入りした。開幕後は外野の準レギュラーとして出場機会に恵まれるも、9月1日にDFAとなり、5日に40人枠を外れる形で傘下のAAA級サクラメント・リバーキャッツへ配属された。

マーリンズ時代

[編集]

2015年11月25日、マイアミ・マーリンズとマイナー契約を結ぶ。2016年3月29日放出された。

レッドソックス時代

[編集]

2016年4月1日、ボストン・レッドソックスとマイナー契約を結び、傘下のAAAポータケット・レッドソックスに所属していた。

ロッテ・ジャイアンツ時代

[編集]

2016年7月6日、ドーピング違反により退団したジム・アドゥチの代役として、KBOロッテ・ジャイアンツと契約したが同年限りで退団。

詳細情報

[編集]

年度別打撃成績

[編集]
















































O
P
S
2007 WSH 15 27 26 5 7 0 0 2 13 5 0 0 0 0 1 0 0 8 0 .269 .296 .500 .796
2009 40 102 89 13 22 4 1 4 40 9 6 1 0 0 12 0 1 32 1 .247 .343 .449 .793
2010 67 131 104 16 15 6 0 3 30 12 5 1 0 2 25 2 0 43 3 .144 .305 .288 .594
2012 HOU 124 352 315 46 72 13 3 18 145 53 9 4 0 2 32 0 3 114 6 .229 .304 .460 .764
2013 40 151 137 21 33 10 2 2 53 8 4 1 0 0 12 0 2 43 1 .241 .311 .387 .698
KC 35 111 97 1 26 6 1 5 49 17 2 1 0 1 11 0 2 35 3 .268 .351 .505 .857
'13計 75 262 234 35 59 16 3 7 102 25 6 2 0 1 23 0 4 78 4 .252 .328 .436 .764
2014 20 45 40 4 6 1 0 0 7 3 0 1 0 1 2 0 2 20 0 .150 .222 .175 .397
2015 SF 100 274 249 26 52 8 2 7 85 26 2 1 1 1 20 1 3 76 4 .209 .275 .341 .616
2016 ロッテ 23 99 80 14 23 3 1 4 40 16 2 2 0 1 15 0 3 25 0 .288 .414 .500 .914
MLB:7年 441 1193 1057 145 233 48 9 41 422 133 28 10 1 7 115 3 13 371 18 .220 .303 .399 .702
KBO:1年 23 99 80 14 23 3 1 4 40 16 2 2 0 1 15 0 3 25 0 .288 .414 .500 .914

背番号

[編集]
  • 16 (2007年)
  • 30 (2009年 - 2010年)
  • 44 (2012年 - 2013年途中)
  • 27 (2013年途中 - 2014年)
  • 43 (2015年)
  • 23 (2016年)

脚注

[編集]
  1. ^ Marlins Knock Off Nationals in a Slugfest
  2. ^ Byron Kerr (October 28, 2010). “Maxwell undergoes Tommy John, eyes February return”. masnsports. January 22, 2014閲覧。
  3. ^ Yankees acquire OF Justin Maxwell”. MLB.com Yankees Press Release (February 2, 2011). January 22, 2014閲覧。
  4. ^ Astros Claim Maxwell Off Waivers”. MLB.com Astros Press Release (April 81, 2012). January 22, 2014閲覧。
  5. ^ Royals acquire OF Justin Maxwell from Houston in exchange for minor league pitcher Kyle Smith”. MLB.com Royals Press Release (July 31, 2013). January 22, 2014閲覧。
  6. ^ Royals agree to terms with outfielder Justin Maxwell”. MLB.com Royals Press Release (January 21, 2014). January 22, 2014閲覧。
  7. ^ Dick Kaegel (January 21, 2014). “Royals agree to one-year deal with Maxwell”. MLB.com. January 22, 2014閲覧。
  8. ^ Dick Kaegel, Jackson Alexander (May 16, 2014). “Royals call up righty Coleman, designate Maxwell”. MLB.com. May 17, 2014閲覧。
  9. ^ Dick Kaegel (July 1, 2014). “Royals sign veteran hitter Ibanez to big league deal”. MLB.com. July 11, 2014閲覧。

外部リンク

[編集]