THE スナイパー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
THE スナイパー
ジャンル スナイパー
対応機種 PlayStation[PS]
ゲームアーカイブス[GA]
開発元 SOL BESTMEDIA
発売元 ディースリー・パブリッシャー
人数 1人
メディア CD-ROM1枚組(PS)
発売日 [PS]2001年3月22日
[GA]2010年5月26日
デバイス メモリーカード(1ブロック)
テンプレートを表示

THE スナイパー』(ザ・スナイパー)は、ディースリー・パブリッシャーより発売されたPlayStation用ゲーム。SIMPLEシリーズの一作である。開発はSOLベストメディア

概要[編集]

消防士のハリー・C・スペンサーは、マフィアの関わる偽札事件に巻き込まれ、婚約者を殺されてしまう。その後に訓練を受けて狙撃技術を身に付けたハリーは復讐のため、謎の女性「CA」の協力のもとマフィアの関係者を狙撃していく。ハリーの声優には池田秀一が起用されており、彼の独白がこの物語の肝となっている。

射撃パートは一瞬で、前後に用意されるシナリオパートの再生が大半となっている。『ゴルゴ13』を意識した作品となっているが、オリジナリティに対しては評価されている。パートナーを演じている女性声優の演技の評価はほぼ素人と呼べるほど高くないため、かえって作品にギャグ色を与えてしまっている。最終的にエイリアンと戦闘する荒唐無稽な展開もあり、以上のことから「バカゲー」の1つとして見られている[1]

12万本を売り上げるヒットとなったが、ゲーム内容についての評価はSIMPLEシリーズ中でもあまり高くない[2]。後に続編『THE スナイパー2』が発売されている。

ゲームシステム[編集]

街中の指定されたポイントから時間内にターゲットを探し、ライフル銃で狙撃を行う。全8ステージの序盤はどこかに待機しているターゲットを見つけさえすれば簡単に狙撃を成功できるが、このターゲットを発見する過程こそが本作のポイントの1つである。また、ライフルの銃弾が異常に遅いため、歩いているターゲットや走っているターゲットに関しては命中までの時間を計算し(距離によっても差が生じる)、予想されるターゲットの移動ルートを上手く狙うことが要求される。

ストーリーモードのほか、街中に佇むマフィアを狙うプラクティスモードも存在する。

キャスト[編集]

その他[編集]

  • 元消防士のハリーが狙撃手になるまでのストーリーが妙に詳細だが、これは全て文章のみで説明されている。
  • ターゲットはなぜか全員街の外に現れる。パッケージのように窓ガラス越しに狙撃するシーンは存在しない。
  • 街じたいもターゲット以外ほとんど人間の姿が見えず、ゴーストタウンのような印象を与える。
  • テレビ番組風の構成となっており、全ステージに同一のオープニング・エンディング映像が挿入され、池田秀一の読み上げる次回予告後に次のステージに進む。
  • 慣れると狙撃は一瞬で終わり、デモシーンやオープニング・エンディングのほうが遥かに長い時間がかかる(カットは可能)。
  • クリア後、セーブデータが2周目となるが、内容に変化はない。しかし2周目クリア後、3周目に大きな変化が生じる仕組みとなっている。この事実は『THE スナイパー2』のゲーム中でも知ることができる。

脚注[編集]

  1. ^ 株式会社QBQ編 『プレイステーションクソゲー番付』マイウェイ出版発行、2018年。ISBN 9784865118346 p110
  2. ^ 太田出版の『CONTINUE』では「2001年のクソゲーオブザイヤー」を受賞している[要ページ番号]

外部リンク[編集]