Minnie P.

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Minnie P.
別名 ミニー・P、山根翼
学歴 国立音楽大学ピアノ科
職業
担当楽器 ボーカルピアノ
活動期間 1995年 -
事務所 Minnie P. PRODUCTION
公式サイト www.minniep.com

Minnie P.(みにー ぴー)は、日本音楽プロデューサー作詞家作曲家編曲家ボイストレーナーミニー・Pとも表記される。

株式会社ウイングスミュージック代表取締役社長として、音楽レーベル、音楽制作プロダクション、音楽スクールを運営。2007年ごろまで、作曲家としての名前にMinnie P.、社長としての名前に山根翼と使い分けていたが[1]、Minnie P.に統一された。ユニバーサル・ミュージック・パブリッシング提携作家。

略歴[編集]

幼少期を山口県岩国市で過ごす[2]。4歳からピアノを始め、小学1年生からヤマハ音楽教室ジュニア科専門コースにてピアノ作曲などの教育を受ける[3]広島音楽高校ピアノ科で2年連続特待生を取得し、卒業。国立音楽大学ピアノ科へ進学し、在学中からキーボーディストとして仕事を始める。卒業後、アメリカチャーリー・バナコス英語版ジャズを師事。

1995年、東京・代官山に「ウイングスミュージックスクール」を開設。ボイストレーナーとして自らも声の指導を行い、独自のボイストレーニング法で多くの成果を挙げる。自ら考案したアンチエイジングボイトレが好評を博し、家庭画報GINZAku:neleclatMAQUIA25ansMyAgeBAILAMarisol美ST婦人画報など多くの雑誌に取り上げられている。

1997年、日本とブラジルで発売されたブラジル人歌手パトリシアポルトガル語版のアルバム『イノセンシア』[4]に収録された「YOU」で作詞、作曲、編曲デビュー。これまでにクリス・ハートRIRIAISHA手嶌葵AZUソン・ジウンSecret尾崎愛宮本笑里鈴木このみフィロソフィーのダンスWakana氷川きよしなど多数に楽曲提供、同時にボーカルディレクションを担当。

2018年、集英社インターナショナルより著書『声を磨けば、人生が変わる』を発売。

2019年3月、テレビ朝日タモリ倶楽部』に出演。天龍源一郎椿鬼奴の「しゃがれ声」を美声に変え話題に[5]。2019年4月にはBSスカパー!『はじめてのたけし』に出演。ビートたけし本間朋晃にしおかすみこにボイトレを行い声を磨く[6]

2021年11月、YouTubeチャンネル「ミニー・Pのボイトレ」を開設。

作品[編集]

楽曲[編集]

  • AISHA
    • Fallin' 4U feat. DMC(2010年、作詞)『流派-R』2010年12月度オープニングテーマ
    • 花火(2015年、プロデュース・作曲・編曲)
    • Addicted(2015年、プロデュース)
    • ROLA COASTER(2015年、プロデュース)
    • 神様のいじわる(2015年、プロデュース・作曲・編曲)
    • BURN(2018年、作詞・作曲)ZUMBA fitnessオフィシャルソング
    • ほたる(2018年、作詞・作曲・編曲)
    • teardrops...(2018年、作詞・作曲・編曲)
    • My Home(2020年、作曲・編曲)映画『いけいけ!バカオンナ』主題歌
    • Love Story(2020年、作曲・編曲)映画『いけいけ!バカオンナ』挿入歌
    • JUST ONE KISS(2021年、作詞・作曲)
    • Love Package(2022年、作曲・編曲)
  • AMATSU[7]
    • 世界が終わるその瞬間だけは(2022年、作曲)
  • Apeace
    • Never too late(2013年、作詞・作曲・編曲)
  • autumn leave's
    • U know what I am sayin'?(2008年、作詞)
  • AYA[8]
    • FLOWER(2019年、作詞・作曲)
  • AZU
    • CLEAR LIKE CRYSTAL(2012年、作詞)
    • 明日の私(2012年、作曲)
  • Double Ace
    • さよならのムコウ側(2021年、作詞・作曲・編曲)
  • Meri
  • Miricah&
    • あなたと表参道(2021年、プロデュース)
    • SHINJKU without you(2022年、プロデュース)
  • osuro
    • the day feat. 宏実(2010年、作詞)
  • RIRI
    • Nothing to Do(2017年、作曲)
  • SATOMI'
    • Candy Magic(2006年、作詞)
    • Glitter(2007年、作詞)
    • Bright will(2008年、作曲・編曲)
    • Innumerable answers(2008年、作曲)
    • Beautiful Life(2008年、作詞)
  • Secret
    • CALLING U Japanese version(2014年、作詞)
    • Only U Japanese version(2014年、作詞)
  • Wakana
    • 夕焼け(2019年、作曲・編曲)
  • 尾崎愛
    • How Special You were(2009年、作詞・作曲)
    • What If I Had Never Met You(2009年、作詞・作曲)
    • I will never forget〜出会えた奇跡〜(2010年、作詞・作曲)「プロポーションづくりのダイアナ」イメージソング
  • クリス・ハート
  • 鈴木このみ
    • I believe(2015年、作曲・編曲)
    • Hikari no Metamorphosis(2015年、作詞)ニンテンドー3DSソフト「STELLA GLOW」(北アメリカ版)オープニングテーマ
  • ソン・ジウン
    • Twenty Five(JPN ver.)(2014年、作詞)
  • 手嶌葵
    • 恋唄(2008年、作曲)雑誌「音遊人」CMソング
  • 氷川きよし
  • フィロソフィーのダンス
    • フリー・ユア・フェスタ(2019年、作曲・編曲)
  • 宮本笑里

書籍[編集]

出演[編集]

テレビ[編集]

ラジオ[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 音楽と代官山と。。。作曲家Minnie P.であり、社長である山根翼の代官山生活日記 ~”. 2007年5月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月25日閲覧。
  2. ^ ミニー・Pさん 紹介の回”. 私の岩国. 岩国市 (2022年5月20日). 2022年7月24日閲覧。
  3. ^ 「ふちだ楽器店にて」ミニー・Pさん その6”. 私の岩国. 岩国市 (2022年7月1日). 2022年7月24日閲覧。
  4. ^ パトリシア / イノセンシア [廃盤]”. CDJournal. 2022年7月25日閲覧。
  5. ^ 天龍源一郎さん&椿鬼奴さんのしゃがれ声を改善!? プロが教える美声トレーニング”. レタスクラブ. KADOKAWA (2019年5月1日). 2022年7月24日閲覧。
  6. ^ minnie P. (2019年4月26日). “ビートたけしさんの「はじめてのたけし」放送が終了いたしました。”. Minnie's Room. 2022年7月24日閲覧。
  7. ^ 【インタビュー】AMATSU、2.5次元モデル「あまつまりな」が鮮烈に歌手デビュー”. BARKS. JAPAN MUSIC NETWORK,Inc. (2022年3月30日). 2022年7月25日閲覧。
  8. ^ AYA (@singer_aya) - X(旧Twitter)
  9. ^ ご、ご無沙汰しております。”. 松子の部屋 (2006年10月17日). 2022年7月24日閲覧。
  10. ^ minnie PのTV出演情報”. オリコン芸能人事典. oricon ME inc. 2022年7月24日閲覧。

外部リンク[編集]