GNU Health

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GNU Health
GNU Health ロゴマーク
作者 Luis Falcón
開発元 GNUプロジェクト
初版 2008年10月12日 (2008-10-12)
最新版 3.0.1 / 2016年1月31日 (2016-01-31)[1]
対応OS Linux, FreeBSD, Microsoft Windows など
プラットフォーム クロスプラットフォーム
対応言語 英語 • 中国語 • フランス語 • ギリシャ語 • イタリア語 • ポルトガル語 • スペイン語[2]
サポート状況 開発継続中
種別 総合健康管理システム英語版
ライセンス GNU GPL
公式サイト health.gnu.org
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GNU Health は以下のような機能を持つ、健康管理のための情報システムであり、フリーソフトウェアである。

  • 電子カルテ (Electronic Medical Record, EMR)
  • 病院情報システム (Hospital Information System, HIS)
  • 健康管理システム (Health Information System)

マルチ・プラットフォームのソフトウェアとして開発されており、様々なオペレーティングシステム (LinuxWindowsFreeBSD など)、様々なデータベース (PostgreSQLなど)、様々な ERPパッケージ (Tryton英語版 など) で動作する。

開発の経緯[編集]

GNU Health は 2008 年に Luis Falcón が人口の少ない地域での健康維持の啓発活動のために開発した Medical というソフトウェアが元になっている。複数の分野、国にまたがる貢献者による開発チームが結成され、病院情報システム機能が実装された。GNU Health は、健康維持、増進、教育に関してフリーソフトウェアによる国際的な貢献を行っている NPO団体である GNU Solidario英語版プロジェクトの一部である。

主な経緯

利用法[編集]

GNU Health は個々人の日々の健康管理情報や医療情報を扱う機関、たとえば病院保健所、あるいはそういったサービスを行う健康づくりスポーツセンターなどでの利用を想定しており、その機関全体の情報管理も行うことを考慮して開発されている。

GNU Health を利用することによって、プライマリ・ヘルス・ケア病歴、検査結果、診療カルテといった患者情報、医薬品の情報、検査室や医師の管理、医学的レポートの作成、請求などの財務管理といった処理が可能で、医療機関のペーパーレス化ができる。また疾患の分類はICD-10に準拠している。

特徴[編集]

ソフトウェアとしては、カーネルと呼ばれる中核系モジュールに、付加する機能ごとのモジュールを追加する形式をとっている。

社会的評価[編集]

2011年FSF Free Software Awards受賞の記念写真。
左:GNU Healthのファルコン。
右:FSFのストールマン

GNU Health は米国フリーソフトウェア財団による 2011 年度の Free Software Awards英語版 を受賞した (Projects of Social Benefit 部門)[5]

脚注[編集]

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  1. ^ Falcon, Luis (2016年1月31日). “GNU Health 3.0.1 patchset released !”. Health-news mailing list.. http://savannah.gnu.org/forum/forum.php?forum_id=8448 2016年6月7日閲覧。 
  2. ^ GNU Health version 2.6 released.
  3. ^ Luis Falcon (August 16, 2011) GNU Health 1.3.0 is out ! | Joinup
  4. ^ Luis Falcon.(2011年10月30日) 。GNU Health - ニュース: GNU Health 1.4.1 is out !
  5. ^ 2011 Free Software Awards announced”. Free Software Foundation (2012年3月26日). 2012年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月28日閲覧。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

ウィキポータル 関連ポータルのリンク

外部リンク[編集]