CAN'T BUY MY LOVE

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CAN'T BUY MY LOVE
YUIスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
ポップ
ロック
時間
レーベル STUDIOSEVEN Recordings
プロデュース 今野義雄(チーフプロデュース)
村上葉子(アーティストプロデュース)
近藤ひさし(サウンドプロデュース)
チャート最高順位
  • 週間1位(2週連続、オリコン
  • 2007年4月度月間2位(オリコン)
  • 2007年5月度月間6位(オリコン)
  • 2007年6月度月間22位(オリコン)
  • 2007年7月度月間36位(オリコン)
  • 2007年度年間9位(オリコン)
ゴールドディスク
  • トリプル・プラチナCD日本レコード協会
  • YUI アルバム 年表
    FROM ME TO YOU
    2006年
    CAN'T BUY MY LOVE
    (2007年)
    I LOVED YESTERDAY
    2008年
    『CAN'T BUY MY LOVE』収録のシングル
    1. Good-bye days
      リリース: 2006年6月14日
    2. I remember you
      リリース: 2006年9月20日
    3. Rolling star
      リリース: 2007年1月17日
    4. CHE.R.RY
      リリース: 2007年3月7日
    ミュージックビデオ
    Umbrella -short Ver.- - YouTube
    テンプレートを表示

    CAN'T BUY MY LOVE』(キャント・バイ・マイ・ラブ)は、日本シンガーソングライターYUI2007年4月4日STUDIOSEVEN Recordingsから発売した2枚目のオリジナルアルバムである。

    内容[編集]

    前作『FROM ME TO YOU』から約1年2か月ぶりのオリジナルアルバム

    タイトルは直訳して「私の愛するモノはお金なんかじゃ譲れない」で、これからも愛するモノと関わっていきたいという意味が込められている[1]

    前作では一部楽曲で共同作詞として松本有加が携わっていたが、今作では全作詞をYUIが手掛けている[注 1]

    ジャケットが異なる初回生産限定盤と通常盤の2形態で発売され、初回生産限定盤には特典として「feel my soul」「Tomorrow's way」「LIFE」「TOKYO」のミュージック・ビデオを収録したDVDが同梱された[2]

    オリコンチャートデイリー1位[3]、初登場及び2週連続1位を獲得。シングル・アルバム通じて初の首位獲得を果たした[4]

    収録曲[編集]

    全作詞: YUI
    #タイトル作詞作曲編曲ストリングスアレンジ時間
    1.How crazyYUIYUInortha+ 
    2.Rolling starYUIYUInortha+ 
    3.It's all rightYUIYUInortha+ 
    4.I remember youYUIYUInortha+Ittetsu Gen Strings
    5.RUIDOYUIKenji OguraKenji Ogura 
    6.CHE.R.RYYUIYUInortha+ 
    7.Thank you My teensYUIYUISHIGEZO 
    8.UmbrellaYUIYUInortha+ 
    9.Highway chanceYUICOZZiCOZZi 
    10.Happy Birthday to you youYUIYUInortha+ 
    11.Winding roadYUIYUInortha+ 
    12.Good-bye daysYUIYUIAkihisa Matzura 
    13.Why?YUIYUInortha+ 
    合計時間:

    解説[編集]

    1. How crazy
      今作のリード曲で、自身主演の映画タイヨウのうた』の影響もあり大きくなった偶像を拭払したい思いと、夢にいつも純情じゃいられないという気持ちを書いた楽曲。シチュエーションとしては、路上で歌っているイメージを思い出しながら歌ったという[1]
      後にベストアルバムGREEN GARDEN POP』にも収録された。
    2. Rolling star
      メジャー7thシングルの表題曲。
    3. It's all right
      良いことばかりは続かないけど、それでも輝く未来を掴もうとする想いの強さを表現したくて書かれた楽曲。なお、YUIによるとサビの歌詞にある「真夏の流星に」が一度書いたら変えられなくなってしまい、に発表するのにを題材にした楽曲になってしまったという[1]
    4. I remember you
      メジャー6thシングルの表題曲。
    5. RUIDO
      タイトルはノイズを意味している[5]ライブハウスに行きいろんな音楽と触れ合うことによって刺激を受け、コーラを飲んで鼓舞するというYUI自身の日常を切り取った歌詞を乗せたラウドロック調の楽曲で、元々はもう少し長かったが、約50秒にカットされた[1][5]
    6. CHE.R.RY
      メジャー8thシングルの表題曲。
    7. Thank you My teens
      夢がたくさんの出逢いを生んで支えてくれた気持ちと、10代に対する感謝の気持ちを書いた楽曲[1]
      後に今作を引っ提げて敢行された『YUI 2nd Tour 2007 "Spring & Jump" ~CAN'T BUY MY LOVE~』の映像を収録した1st映像作品のタイトルにも採用された。
    8. Umbrella
    9. Highway chance
      「Rollong star」とは違う表現方法による応援歌を目指して制作された。日々の上手く行かないことを渋滞に、チャンスを掴むことを高速道路に乗る手段に例えて描いている[1]
    10. Happy Birthday to you you
      誕生日を祝う楽曲を作りたいという思いと、ロックバンドディスコ4つ打ちをやるイメージの楽曲が作りたいという思いで制作された[1]
      後にベストアルバム『ORANGE GARDEN POP』や、オムニバスアルバム『しあわせになれるうた』にも収録された。
    11. Winding road
      YUI曰く「自問自答ソング」。憂鬱で、頑張るためにライブでも観て刺激をもらいたい、けど間に合いそうになくて焦っている感じと、先のことを考えてどうしていいか分からなくて焦っている感じを表現した楽曲[1]
    12. Good-bye days
      YUI for 雨音薫名義によるメジャー5thシングルの表題曲。
    13. Why?
      YUI曰く「今作の最後に収録することで次に繋げたかった」という[1]

    参加ミュージシャン[編集]

    Support Musician[注 2]

    タイアップ[編集]

    脚注[編集]

    注釈[編集]

    1. ^ 作曲では一部楽曲で提供されている。
    2. ^ ギターの表記にある複数形ブックレットに準拠して記載。

    出典[編集]