Apache OpenOffice

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Apache OpenOffice
Apache OpenOffice logo and wordmark (2014).svg
AOO Writer 4.0.0 Windows in Wine.png
Apache OpenOffice Writer 4.0.0
開発元 Apacheソフトウェア財団
最新版 4.1.6 (2018年11月18日(8か月前) (2018-11-18[1]) [±][±]
リポジトリ svn.apache.org/viewvc/openoffice/
プログラミング言語 C++, Java
対応OS Windows, macOS, Linux, FreeBSD, Solaris
プラットフォーム クロスプラットフォーム
サポート状況 開発中
種別 オフィススイート
ライセンス Apacheライセンス
公式サイト www.openoffice.org
openoffice.apache.org
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Apache OpenOffice(アパッチ オープンオフィス)は、オープンソース方式で開発されているオフィススイートの名称、及びその制作プロジェクトの総称である。省略形としてAOOやApacheOOなどが用いられる。

Apache OpenOfficeは、オラクルから寄贈されたOpenOffice.orgソースコードの著作権ならびに商標を元に、IBMの後援を受け、Apacheソフトウェア財団で開発されている。ソースコードは Apacheライセンスで公開されている。ソフトウェアが単体でワープロ機能や、表計算機能、プレゼンテーション等をサポートしている。また、複数のプラットフォームOS)をサポートする。

プロジェクトの歴史[編集]

OpenOffice.orgを管理していたサン・マイクロシステムズを買収したオラクルは2011年4月15日に、非営利団体が管理するのが望ましいと声明を発表し[2]、2011年6月1日に、Apacheソフトウェア財団に、ソースコードの提供を提案した[3]

Apacheソフトウェア財団は投票を行い、2011年6月13日の開票結果を受けてApacheのインキュベータープロジェクトとして承認した[4]。これによりApache OpenOfficeプロジェクトが開始された。その後、Apache財団の規定に沿うようにソースコードの確認や改修が行われた。

2011年7月14日、IBMはLotus SymphonyのソースコードをApache OpenOfficeプロジェクトへ寄贈することを発表[5]し、2013年の初頭にはLotus Symphony使用者に同ソフトへの移行を促す計画がされている[6]

2011年11月17日、正式なブランド名についての投票結果により「Apache OpenOffice」と決定された[7]。そして2012年5月8日に、Apache OpenOffice最初の正式版3.4.0の提供が開始された[8]

2016年9月1日、プロジェクト終了の提案がなされ[9]、これによりプロジェクトの存続が危機的状況にあることが明らかとなった。これはOpenOffice.orgがオラクルのもとにあった頃、オラクルの開発方針に不満を持った主要開発者らがLibreOfficeの開発に鞍替えしてしまい、それが原因で直系の後継であるApache OpenOfficeの立ち上げ当時からすでに人員不足だったからである。これにより開発の遅延も恒常化しており、脆弱性の修正にもすぐ対応できない状況にも陥っていた[10][11]

StarOfficeとOpenOffice.orgの主な派生品のタイムライン。水色で示されているのがApache OpenOfficeである。

バージョンアップ履歴[編集]

バージョン リリース年月日 特徴
3.4.0 2012年5月8日 ソースコードの改修、パフォーマンスの改善、ODF1.2の暗号化のサポートと強化、CSVエクスポートの改善 その他
3.4.1 2012年8月23日 追加言語のサポート、バグ修正、パフォーマンスの向上、Windows 8の互換性の強化
4.0.0 2013年7月23日 サイドバーの追加、他
4.0.1 2013年9月29日 追加言語の翻訳、バグ修正、パフォーマンスの向上、Windows 8の互換性の強化など
4.1.0 2014年4月29日 新機能の追加、追加言語のサポート、バグ修正
4.1.1 2014年8月21日 バグ修正、カタルーニャ語をサポート
4.1.2 2015年10月28日 バグ修正、WebDAVサポートの強化、ファイルロックのサポート、PDFエクスポートダイアログのデザイン見直し
4.1.3 2016年10月16日 2015年10月20日に報告された脆弱性の修正
4.1.4 2017年10月19日 不具合やセキュリティ問題の修正など[12]
4.1.5 2017年12月30日 バグ修正、英語辞書のアップデート
4.1.6 2018年11月18日 バグ修正、ライブラリのアップデート[13]

脚注[編集]

  1. ^ Announcing Apache OpenOffice 4.1.6”. The Apache OpenOffice Blog. Apache Software Foundation (2018年11月18日). 2019年1月5日閲覧。
  2. ^ Oracle Announces Its Intention to Move OpenOffice.org to a Community-based Project
  3. ^ Statements on OpenOffice.org Contribution to Apache
  4. ^ Accept OpenOffice.org for incubation
  5. ^ IBM Donates Lotus Symphony Source Code to the Apache OpenOffice Project” (英語). IBM Corporation (2011年7月14日). 2011年8月17日閲覧。
  6. ^ Buzzmaster1 (2012年2月3日). “IBM's plans for the future of Lotus Symphony combining the best of Lotus Symphony with the new Apache OpenOffice Project.” (英語). 2012年2月19日閲覧。
  7. ^ Branding Planning - Apache OpenOffice Community - Apache Software Foundation
  8. ^ 1年4か月ぶりのリリースとなる「Apache OpenOffice 3.4」登場”. SourceForge.JP Magazine (2012年5月9日). 2012年5月13日閲覧。
  9. ^ Dennis E. Hamilton「[DISCUSS] What Would OpenOffice Retirement Involve? (long)」『openoffice-dev mailing list archives』 2016年9月1日、Apache Software Foundation
  10. ^ Liam Tung「Onetime MS Office challenger OpenOffice: We may shut down due to dwindling support」『ZDNet』 CBS Interactive、2016年9月5日
  11. ^ 樽井秀人 (2016年9月5日). “「Apache OpenOffice」プロジェクトが人員不足で終了の危機”. 窓の杜. 2017年10月20日閲覧。
  12. ^ 樽井秀人 (2016年9月5日). “「Apache OpenOffice」プロジェクトが人員不足で終了の危機”. 窓の杜. 2017年10月20日閲覧。
  13. ^ 末岡洋子 (2018年11月20日). “「Apache OpenOffice 4.1.6」が公開、11か月ぶりのポイントリリース”. OSDN Magazine. 2019年1月5日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]