OpenOffice.org Writer

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OpenOffice.org Writer
OOoWriter.svg
OpenOffice.org Writer-ja.png
OpenOffice.org Writer (3.0)
開発元 オラクル
OpenOffice.orgコミュニティ
最新版 3.3.0 / 2011年1月26日
リポジトリ svn.apache.org/viewvc/openoffice/
対応OS Windows, Mac OS X, Linux, FreeBSD, Solaris
プラットフォーム クロスプラットフォーム
種別 ワープロソフト
ライセンス GNU LGPL
公式サイト http://www.openoffice.org
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OpenOffice.org Writer(オープンオフィス・ドット・オルグ ライター)は、OpenOffice.orgにおける文書作成機能のコンポーネントである。呼称として Writer(ライター)が用いられることがある。

機能[編集]

特徴[編集]

  • ズームスライダ
ステータスバー右端についているスライダのこと。スライダを動かすことで視覚的に表示倍率を変更することができる機能である。

主要機能[編集]

OpenOffice.org Writer は日本語に対応したワードプロセッサとして以下のような機能を備える。

主に日本中国などの縦書き文化を有する言語のテキスト向けに、文字を縦に表示する機能。
ふりがなを振ることができる。ただし、前述の縦書き機能と同時に利用すると、文字が左にはみ出てしまうという問題がある。
  • スタイルと書式設定
あらかじめ段落や文字列内の書式設定などを、登録し、一律で変更することができる機能。
Writer においては、以下の部位のスタイルを登録できる。
  • 段落
  • 文字
  • ページ
  • リスト
  • 図形
ドロー図形を扱う機能。 Microsoft Officeオートシェイプと呼ばれているものと同様の機能である。 OpenOffice.org にはあらかじめ113個の図形が登録されており、簡単に挿入することができる。
  • 表機能
  • ドキュメントのPDFへのエクスポート機能

問題点[編集]

日本語機能への対応

日本における文書においてレイアウト上の重要な役割・型として利用される自由な罫線機能がないことが問題として挙げられる。また、均等割付を利用できないことも機能上の問題として挙げられる。ルビ機能においても日本語で利用するのに十分な詳細設定オプションはないとされる。均等割付機能は「かもめの開発2007 プロジェクト」(下記)がソースコードを提供しているが、提供から1年以上が経過した2009年5月現在、この機能が特定された次期のバージョンの OpenOffice.org へ導入される予定はないようである。

バージョンアップ履歴[編集]

バージョン リリース年月日
1.0 2002年5月1日(英語版)
1.1 2003年9月2日(英語版)/10月9日(日本語版)
1.1.1 2004年3月30日(英語版)/5月21日(日本語版)
1.1.2 2004年6月21日(日本語版)
1.1.3 2004年10月4日(英語版)/10月27日(日本語版)
1.1.4 2004年12月22日(英語版)/2005年1月17日(日本語版)
1.1.5
2.0 2005年10月20日(英語版)/10月27日(日本語版) デフォルトで保存するフォーマットが OpenDocument 形式へと変更された。
2.0.1 2006年1月7日(日本語版)
2.0.2 2006年2月27日(英語版)/4月3日(日本語版) スペルチェック辞書が統合された。 Linux 版において、太字および斜体のフォントデータを内包していないフォントに太字、斜体効果をかけられるようになった。
2.0.3 2006年6月30日(英語版)/7月18日(日本語版) PDF出力時の詳細設定を行う機能の追加が行われた。
2.0.4 2006年10月13日(英語版)/11月2日(日本語版)
2.1 2006年12月12日(英語版)/2007年1月5日(日本語版)
2.2 2007年3月29日(英語版)/5月8日(日本語版)
2.2.1 2007年6月12日(英語版)/7月12日(日本語版) 悪意のあるRTF形式のファイルを開いた場合に任意のプログラムが実行される脆弱性を初めとした複数の脆弱性が修正された。
2.3 2007年9月18日(英語版)/10月4日(日本語版)
2.3.1 2007年12月3日(英語版)/12月5日(日本語版)
2.4 2008年3月27日(英語版)/4月2日(日本語版) PDF/A に準拠したPDFを作成できるようになった。
2.4.1 2008年6月10日(英語版)/6月21日(日本語版) 脆弱性やバグの修正が行われた。
2.4.2 2008年10月29日(英語版)/12月4日(日本語版) 特殊な WMF/EMF データを内包した文書を開く際にバッファオーバーフローが発生する脆弱性や不具合などの修正が行われた。
3.0 2008年10月13日(英語版/日本語版) アイコンやツールバーの外見を一新した。ズームスライダ機能が新たに加わった。ODF 1.2 に対応した。 Microsoft Word 2007/2008 の新しい文書形式 (*.docx) に対応。また、このバージョンから Mac OS X にネイティブ (Cocoa) 対応した。
3.0.1 2009年1月27日(英語版)/2月15日2月19日(日本語版) 脆弱性等の修正が行われた。
3.1 2009年5月7日(英語版/日本語版) Windows 上の Microsoft IME や、 ATOK などの日本語入力システム上で、再変換機能を利用できるようになった。

上線を表示できるようになった。他人の書いたノートに返信をすることが可能となった。文字を半透明でドラッグすることができるようになった。また、 OpenOffice.org 全体で、図形に対してアンチエイリアス効果を利用できるようになった。

外部リンク[編集]