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グロリアスノア

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グロリアスノア
第15回プロキオンSパドック
(2010年7月11日)
欧字表記 Glorious Noah
品種 サラブレッド
性別
毛色 黒鹿毛
生誕 2006年4月17日(18歳)
抹消日 2016年1月14日
プリサイスエンド
ラヴロバリー
母の父 ジェイドロバリー
生国 日本の旗 日本北海道浦河町
生産者 鮫川牧場
馬主 高野葉子
調教師 矢作芳人栗東
小西一男美浦
厩務員 池田康宏(矢作厩舎)[1]
競走成績
生涯成績 16戦5勝
中央:14戦5勝
地方:1戦0勝
海外:1戦0勝
獲得賞金 1億9717万5000円
中央:1億9217万5000円
地方:500万円
勝ち鞍
GIII 根岸ステークス 2010年
GIII 武蔵野ステークス 2010年
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グロリアスノア[2]は、日本競走馬種牡馬。主な勝ち鞍は2010年の根岸ステークス武蔵野ステークス。馬名の由来は名誉となる+人名。

経歴

2歳

2008年11月30日の2歳新馬戦(東京ダート1600m)でデビューし、2着以下に2馬身差をつけて1着。初戦を勝利で飾る。鞍上の小林慎一郎とは16戦中12戦で手綱を取ることになる。

3歳

4か月の休養明けとなった2戦目、若葉ステークスは最下位に敗れるが、ダートに戻った3歳500万下を3馬身半離して勝利し、2勝目を挙げる。次走は重賞のユニコーンステークスに挑戦、2番人気で出走し人気通り2着に入る。小林にとっては初の重賞での連対となった。続く初のJpnI出走となったジャパンダートダービーは2番手から早めに前に並びかけるも4着となる。次走は新設されたレパードステークスを田中勝春に背に出走するが9着と惨敗。小林に戻ったエニフステークスでは初めての古馬とのレースとなったが中団から伸びてきて2馬身差で1着となる。

4歳

4か月ぶりの実戦となった根岸ステークスは好メンバーの中11番人気と低評価となったが、先に抜け出したサマーウインドを差し切り1馬身1/4差をつけ勝利。人馬ともに初重賞制覇となった。[3]続く、フェブラリーステークスは勝ち馬から2.1秒差をつけられるも5着と善戦。その後はドバイに遠征しゴドルフィンマイルに挑戦。人馬ともに初の海外挑戦となったが4着と健闘する。帰国後は若葉ステークス以来の芝のレースとなった安田記念に出走するが16着、プロキオンステークスは9着に敗れる。4か月の休養明けとなった武蔵野ステークス戸崎圭太に乗り替わる。6番人気での出走となったが、内から伸びるとダノンカモンブラボーデイジーを差し切り1着、重賞2勝目を飾る。戸崎にとっては初のJRA重賞制覇となった。小林に鞍上が戻ったジャパンカップダートは前走勝っていながら8番人気に甘んじるが、逃げ切ったトランセンドにクビ差まで迫る2着と好走する。その後、矢作芳人厩舎から小西一男厩舎に転厩。

5歳以降

転厩初戦に向けて調整されていたが屈腱炎を発症し長期休養に入る。2年8か月の休養を要し、復帰戦は7歳となったプロキオンステークス。主戦の小林は引退しており鮫島良太が騎乗するが最下位で入線する。その後故障が見つかり、2年半の休養をすることになる。復帰戦となったポルックスステークスは10歳での出走となったが60kgの斤量が堪えたのかブービーに終わる。その後三度故障を発生し2016年1月に引退。辻牧場種牡馬となった[4]

種牡馬時代

平時は辻牧場で過ごし、種付け時にはイーストスタッドに運ばれている。種牡馬入りからの3世代で4頭の産駒が全て地方競馬でデビューし、新馬勝ちの3頭を含め4頭全てが勝ち上がった[5]

競走成績

以下の内容は、JBISサーチ[6]およびnetkeiba.com[7]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離
(馬場)



オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
備考
2008.11.30 東京 2歳新馬 ダ1600m(稍) 16 1 2 005.80(3人) 01着 R1:40.6(37.3) -0.3 0小林慎一郎 55 (シルクアンシエル) 510
2009.03.21 阪神 若葉S OP 芝2000m(良) 16 2 4 027.9(11人) 16着 R2:06.2(37.3) -4.1 0小林慎一郎 56 ベストメンバー 504
0000.05.03 東京 3歳500万下 ダ1600m(良) 16 4 7 005.00(2人) 01着 R1:37.4(37.0) -0.6 0小林慎一郎 56 (ティアップザスター) 504
0000.06.06 東京 ユニコーンS GIII ダ1600m(不) 16 5 9 004.60(2人) 02着 R1:35.8(36.1) -0.3 0小林慎一郎 56 シルクメビウス 506
0000.07.08 大井 ジャパンDダービー JpnI ダ2000m(稍) 13 5 6 018.00(6人) 04着 R2:05.8(38.6) -1.3 0小林慎一郎 56 テスタマッタ 525
0000.08.23 新潟 レパードS 新設重賞 ダ1800m(良) 14 6 9 015.00(5人) 09着 R1:53.6(40.7) -4.1 0田中勝春 56 トランセンド 518 [注釈 1]
0000.09.21 阪神 エニフS OP ダ1400m(良) 16 8 16 004.90(3人) 01着 R1:23.9(36.6) -0.3 0小林慎一郎 53 (マイプリティワン) 524
2010.01.31 東京 根岸S GIII ダ1400m(良) 16 4 8 045.9(11人) 01着 R1:23.7(35.5) -0.2 0小林慎一郎 55 サマーウインド 516
0000.02.21 東京 フェブラリーS GI ダ1600m(良) 15 6 12 015.10(6人) 05着 R1:37.0(37.0) -2.1 0小林慎一郎 57 エスポワールシチー 518
0000.03.27 メイダン ゴドルフィンマイル G2 ダ1600m(良) 14 5 04着 0小林慎一郎 57 Calming Influence 計不
0000.06.06 東京 安田記念 GI 芝1600m(良) 18 4 7 079.9(17人) 16着 R1:33.1(35.7) -1.4 0小林慎一郎 58 ショウワモダン 512
0000.07.11 阪神 プロキオンS GIII ダ1400m(稍) 16 6 12 007.20(3人) 09着 R1:23.4(36.2) -1.6 0小林慎一郎 57 ケイアイガーベラ 522
0000.11.14 東京 武蔵野S GIII ダ1600m(良) 16 2 4 014.80(6人) 01着 R1:36.6(35.4) -0.1 0戸崎圭太 57 ダノンカモン 516
0000.12.05 阪神 ジャパンCダート GI ダ1800m(稍) 16 7 14 024.20(8人) 02着 R1:48.9(36.1) -0.0 0小林慎一郎 57 トランセンド 526
2013.07.07 中京 プロキオンS GIII ダ1400m(良) 16 2 3 069.5(14人) 16着 R1:23.4(35.9) -1.5 0鮫島良太 56 アドマイヤロイヤル 520
2016.01.09 中山 ポルックスS OP ダ1800m(良) 16 8 16 100.5(15人) 15着 R1:54.8(39.3) -2.3 0横山和生 60 サンマルデューク 510

血統表

グロリアスノア血統 (血統表の出典)

*プリサイスエンド
Precise End
1997 黒鹿毛
父の父
*エンドスウィープ
End Sweep
1991 鹿毛
*フォーティナイナー Mr.Prospector
File
Broom Dance Dance Spell
Witching Hour
父の母
Precisely
1987 栗毛
Summing Verbatim
Sumatra
Crisp'n Clear Cold Reception
Ring O'Bells

ラヴロバリー
1996 黒鹿毛
*ジェイドロバリー
Jade Robbery
1987 黒鹿毛
Mr.Prospector Raise a Native
Gold Digger
Number Nijinsky II
Special
母の母
*クリスタルレイル
Crystal Rail
1980 鹿毛
Great Above Minnesota Mac
Ta Wee
T. V. Actress T.V. Lark
Petite Patootie
母系(F-No.) クリスタルレイル(USA)系(FN:1-j)
5代内の近親交配 Mr. Prospector 4×3、Northern Dancer 5×5


脚注

注釈

  1. ^ 10位入線繰り上がり9着(5位入線シルクメビウスが10位降着)

出典

  1. ^ ”Dead Heat”が生んだパンサラッサ、もう1つのストーリー”. Yahoo!. 2022年5月28日閲覧。
  2. ^ グロリアスノア”. JBISサーチ. 2021年1月6日閲覧。
  3. ^ “【根岸S(GIII)】(東京)~伏兵グロリアスノアが制す”. 競馬実況web (ラジオNIKKEI). http://keiba.radionikkei.jp/keiba/entry-179462.html 2021年1月6日閲覧。 
  4. ^ “辻牧場にグロリアスノアがスタッドイン”. 競走馬のふるさと案内所. https://uma-furusato.com/news/detail/_id_84777 2021年1月6日閲覧。 
  5. ^ 『週刊Gallop 2022年1月30日号』サンケイスポーツ、2022年1月26日、88頁。 
  6. ^ 競走成績:全競走成績|グロリアスノア”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2021年1月7日閲覧。
  7. ^ グロリアスノアの競走成績”. netkeiba.com. Net Dreamers Co., Ltd.. 2021年1月7日閲覧。

外部リンク