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宇摩駅

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宇摩駅
駅名標(1995年8月)
うま
Uma
多度志 (5.4 km)
(2.9 km) 幌成
所在地 北海道深川市宇摩
北緯43度50分4秒 東経142度4分49秒 / 北緯43.83444度 東経142.08028度 / 43.83444; 142.08028
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 深名線
キロ程 19.4 km(深川起点)
電報略号 ウマ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1955年(昭和30年)8月20日[1]
廃止年月日 1995年(平成7年)9月4日[1]
備考 深名線廃線に伴い廃駅
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1977年の宇摩仮乗降場と周囲約500m範囲。右が朱鞠内方面。民家の間を通り抜けるような小道が駅へ通じる。赤錆色の屋根が待合所。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

宇摩駅(うまえき)は、北海道空知支庁深川市宇摩にかつて設置されていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)深名線廃駅)である。深名線の廃線に伴い、1995年(平成7年)9月4日に廃駅となった。

歴史

駅名の由来

地名より。当地に1897年(明治30年)に愛媛県宇摩郡野田村(現:四国中央市土居町野田)出身の真鍋家董が「宇摩団体」と称する農民40戸を率いて入植したことによる[2]

駅構造

廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の南側(名寄方面に向かって右手側)に存在した。分岐器を持たない棒線駅となっていた[3]

仮乗降場に出自を持つ無人駅となっており、駅舎は無かったが待合所を有していた[3]。ホームは板張りで有効長も短かった[3]。名寄方(東側)にスロープを有し[3]、駅施設外に連絡していた。

利用状況

  • 1992年度(平成4年度)の1日当たりの乗降客数は10人[3]

駅周辺

駅跡

宇摩駅跡周辺 (2011年8月)

廃駅後しばらくは待合所やホームなどが残っていたが、2000年(平成12年)時点では全て撤去され、駅跡地は整地されていた[5]。2010年(平成22年)時点[6]、2011年(平成23年)時点でも同様で、畑と雑木林になっていた[7]

隣の駅

北海道旅客鉄道
深名線
多度志駅 - 宇摩駅 - 幌成駅

脚注

  1. ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、846頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 本多 貢 (1995-01-25). 児玉芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. p. 129. ISBN 4893637606. OCLC 40491505. https://www.worldcat.org/oclc/40491505 
  3. ^ a b c d e 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)74ページより。
  4. ^ 書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)9ページより。
  5. ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くVII』(JTBパブリッシング2000年1月発行)34ページより。
  6. ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング2010年4月発行)40ページより。
  7. ^ 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社2011年9月発行)175ページより。

関連項目