高嶺のハナさん

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高嶺のハナさん
ジャンル ラブコメディ
漫画
作者 ムラタコウジ
出版社 日本文芸社
掲載誌 週刊漫画ゴラク
レーベル ニチブンコミックス
発表号 2018年8月17日号 - 連載中
巻数 既刊5巻(2021年9月現在)
テレビドラマ
原作 ムラタコウジ
監督 内藤瑛亮堀江貴大、高杉考宏、塚田芽来
脚本 岡庭ななみ、宮本勇人
制作 BSテレ東ファインエンターテイメント
放送局 テレビ東京
発表期間 2021年4月11日 - 2021年6月27日
話数 12
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画テレビドラマ
ポータル 漫画テレビドラマ

高嶺のハナさん』(たかねのハナさん)は、ムラタコウジによる日本漫画。『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)にて、2018年から不定期連載中。

2021年4月から泉里香の主演によりBSテレビ東京でテレビドラマ化された[1]

あらすじ[編集]

創業100年を迎える老舗お菓子メーカー、ミツバチ製菓。このミツバチ製菓の商品企画部に属する高嶺華は、美人で仕事のできるバリバリのキャリアウーマン。職場では常にクールで男どもを近寄らせない雰囲気を漂わせているが、実は彼女は後輩で部内一のポンコツダメ社員、弱木強に密かに恋していた。華は弱木のことが気になりすぎて、弱木に振り向いてもらおうと色々と彼女なりに努力はするものの、仕事ではついついキツく当たってしまうなど、全てが空回りしてしまう。

そんなある日、華は社長から特命プロジェクトの責任者に指名され、パートナーとともに取り組むよう指示される。意を決して弱木をパートナーに指名しプレゼンに向けて準備を進めていた中で、社内プレゼンの直前の帰り際の駅のホームで気持ちが抑えられなくなり、ついに弱木に告白する。のち社内プレゼンは大成功を収め、プレゼンのあと弱木からも「今はお付き合いはできないが(華とお付き合いできるよう)ふさわしい男になる」と逆に華に告白される。

こうして二人の仲は少しずつ動き出した…のだったが、気がつけば弱木に恋していた総務部のアイドル天井苺や、弱木の同期である淀屋橋うめが商品企画部に異動してきたことで身近にライバルが増えてしまい、華は相変わらず気が気でない状態が続くのであった。そして、商品企画部の伝説的大エースと呼ばれた不動凪も海外から戻ってきた…!

登場人物[編集]

高嶺華(たかみね はな)〈27〉
大手老舗お菓子メーカー『ミツバチ製菓』に勤務する商品企画部所属のキャリアウーマン[2]
彼女が企画する商品は必ずといっていいほど大ヒットするエースで、またその美貌から男性社員の憧れの的であるが、常にクールであることから大企業の幹部かプロ野球選手と付き合っているという噂がある[3]
実は同じ部署に所属する弱木のダメっぷりに惚れているが、恋愛に関しては小学5年生レベル[4]で、いつも弱木にきつい当たりをしてしまうことを影で泣きながら後悔している。
あの手この手で弱木を振り向かせようとするが、華と弱木のギャップの差と鈍感な弱木によって常に空振りで終わってしまう。
華自身も「弱木が天井と付き合っている」と思い込んでいたり[5]、可愛い娘が好きだと思っているという理由でゆるふわな服を着てくるが、弱木に「似合わない」と言われたことにショックで嫌われたと思い込んだりする(華はスーツ姿が似合うという意味での発言である)[6]
社長から、日本のお菓子をアピールするプロジェクト「COP(クールジャパン・オカシ・プロジェクト)」に自身が指名したパートナーとともに取り組むよう責任者として任命されたことで、パートナーに弱木を指名する。COPの社内プレゼンの直前、帰り際の駅のホームで弱木に告白する。
小学生のころのエピソードがあり、遊園地のお化け屋敷の中であまりの恐怖に失禁したり[7]、本当はウサギ目当てで飼育係をやりたかったが学級委員に推薦されるなど周囲の期待を裏切れない姿が紹介されている[8]
弱木強(よわき つよし)〈24〉
『ミツバチ製菓』商品企画部所属[9]。根本的に不器用で、かつ発想がポンコツであるためあらゆる企画が没になるダメ社員。マザコン気質がある[10]。きょうだいは妹がいる。
華を尊敬の意味で惚れており、華に認められようと日々努力をしているが、いつもダメ出しを食らって叱られてばかりいる。華が自分に惚れていることにはまったく気づいていなかったが、華からの告白を受け入れる。
甘党で、自身のインスタントグラムではよくスイーツの写真をあげている。
単行本のおまけのページで、作者のムラタは本作を実写化したときのイメージは「神木くん」と述べている[11](実写化ドラマでは小越勇輝が演じる)。
更田元気(さらだ げんき)〈25〉
『ミツバチ製菓』商品企画部所属。社内一のプレイボーイで、会社の女性社員を食っているという噂があることから「チャラ田」という蔑称がつけられている[12]。弱木に対してちょっかいを出す一方、相談をしてきた華が自分に惚れていると勘違いしている[13]
天井苺(あまい いちご)〈22〉
『ミツバチ製菓』総務部所属。「可愛いは正義」を具現化した子で、幼い頃から周りにチヤホヤされて育っており、また職場でも彼女を支持する社員によって「イチゴ親衛隊(ストロベリーズ)」が結成されている[14]。自分にまったく興味を示さない弱木に苛立ち、何としても振り向かせようとするが、鈍感すぎるために空振りに終わってしまう。また華が弱木を振り向かせようとする行動のせいで「イチゴ親衛隊」が華側に流出していることや[15]、華が弱木に惚れていることに気づいたため[16]色々と嫌がらせをするも、華のポテンシャルの高さから上手くいっていない。そうこうしているうちに、いつの間にか自身が弱木に惚れていたことに気付き、弱木に告白するもフラれてしまう。
その後、自分自身が成長しなければ弱木に振り向いてもらえないと感じ、髪を切ってショートヘアにした上で、念願叶って華や弱木らのいる商品企画部に異動した。配属初日の夜の居酒屋での歓迎会のあとの二次会のあと、近所の公園に華を呼び出し、二人腹を割って話し合いお互い弱木が好きなことを確認する。そして、その場で華に恋のライバル宣言をする。
淀屋橋うめ(よどやばし うめ)
弱木と同期入社で、大阪支社に配属されていたツインテールの女性社員。自称「大阪では超優秀」で、苺と同じく異動で本社の商品企画部に配属された。『大阪のおばちゃん』的ノリの明るい性格で、ベタな関西弁を話す。異動初日から始業ギリギリの出社だった上に、たこ焼きを摘まみながら現れたため、更田からは「タコヤキ」と呼ばれている。
新人研修では弱木と同じチームで、弱木のことは「ツヨシ」と呼び、また弱木からは「うめちゃん」と呼ばれたほどお互い仲が良い。歓迎会での居酒屋では真っ先にビールと唐揚げを注文するなど弱木の好みを知っているだけでなく、いきなり弱木に「むっちゃ好きやねん」と言いながら抱きついたりした。ただ、華や苺にも「ええ人~」などと言いながら抱きついたりしており、気持ちが高ぶると誰彼構わず抱きつく癖がある。
不動凪(ふどう なぎ)
商品企画部の伝説的大エースと呼ばれた男で、エースの華でさえ尊敬の念を抱くほど有能。それまで5億ドルの商談を決めるなど海外営業で活躍していたが、急遽商品企画部に呼び戻される。苺、うめより一日遅れて翌日の朝、本社ビル屋上のヘリポートにヘリコプターで駆けつけ姿を現す。
元々寡黙だが、特に商談が決まりかけの時などここぞという時には無駄なく一言二言しか話さない。不動を出迎えた華に対しても、華の頭をポンと叩きつつ一言「Baby」とだけ発して去っていき、それを聞いた華は「私はまだ赤ちゃん同然」(まだまだ不動の足元にも及ばない存在)と思わせたほど。
実は華に激しく恋しており、あまりにも華が愛おしすぎるため、一緒にいては身が持たないと感じ、自ら申し出て海外に長期赴任していた(更田は新人の年に1年だけ一緒にいたため、不動の凄さを身をもって知っている)。海外で数年いれば華のことは忘れるだろう…と思っていたものの、帰国しても華を見ると気持ちが昂揚してしまい、結局は諦めきれていない。企画会議で皆が絶賛した華の新商品アイディアを、内心では高く評価しながら低評価を下すなど気持ちと態度がバラバラで、さらに誰も見ていないところでは自己嫌悪ばかりしており、華が弱木にアプローチするも上手くいかず自己嫌悪ばかりしていた頃と全く同じことを繰り返している。
ミツバチ製菓社長
名前は不明。眼鏡を掛け髭を生やし、頭髪の無い年配男性。華の実力を高く評価し、会社の特命プロジェクト「COP」の責任者に華を指名する。
原作では男性だが、テレビドラマでは女性に変更され「一ノ瀬一子」という名前が付けられている。

書誌情報[編集]

  • ムラタコウジ『高嶺のハナさん』 日本文芸社 〈ニチブンコミックス〉、既刊5巻(2021年9月9日現在)
    1. 2019年7月29日発売、ISBN 978-4-537-13951-8
    2. 2020年4月27日発売、ISBN 978-4-537-14236-5
    3. 2020年9月17日発売、ISBN 978-4-537-14282-2
    4. 2021年4月8日発売、ISBN 978-4-537-14360-7
    5. 2021年9月8日発売、ISBN 978-4-537-14406-2

テレビドラマ[編集]

高嶺のハナさん
ジャンル 連続ドラマ
原作 ムラタコウジ『高嶺のハナさん』
脚本 岡庭ななみ
宮本勇人
内藤瑛亮
監督 内藤瑛亮
堀江貴大
高杉考宏
塚田芽来
出演者 泉里香
小越勇輝
香音
猪塚健太
ナレーター 新津ちせ
音楽 有田尚史
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
話数 12
製作
プロデューサー 瀧川治水(BSテレ東)
清家優輝(ファインエンターテイメント)
制作 BSテレビ東京
ファインエンターテイメント
製作 『高嶺のハナさん』製作委員会2021
放送
放送チャンネルBSテレビ東京
テレビ大阪
映像形式文字多重放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2021年4月11日 - 6月27日
放送時間【BSテレビ東京 / BSテレビ東京4K】
日曜 0:00 - 0:30
(土曜深夜)
【テレビ大阪】
日曜 0:56 - 1:26
(土曜深夜)
放送枠真夜中ドラマ
放送分30分
回数12
公式サイト
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2021年4月11日(10日深夜)から6月27日(26日深夜)まで、 BSテレビ東京の「真夜中ドラマ」枠で放送された。主演は本作がテレビドラマ初主演となる泉里香[1]

あらすじ(テレビドラマ)[編集]

登場人物(テレビドラマ)[編集]

主要人物(テレビドラマ)[編集]

高嶺華(たかみね はな)〈32〉
演 - 泉里香[1](25年前の華:新津ちせ
本作の主人公。老舗お菓子メーカー「ミツバチ製菓」の商品企画部のキャリアウーマン。
企画した商品が軒並みヒットする優秀な社員だが、恋愛スキルが小学5年生で止まっている。ピュアな弱木に恋心を抱くが本人を目の前にするとキツく当たってしまい、本心を伝えられず陰で後悔している。
弱木強(よわき つよし)〈26〉
演 - 小越勇輝[17]
商品企画部イチのダメ社員。華が恋する年下男性[17]。優秀な先輩である華を尊敬している。
華の気持ちを知らず彼女からキツく当たられることから、嫌われていると思い込んでいる。
天井苺(あまい いちご)〈22〉
演 - 香音[17]
総務部のアイドル社員。社内に「イチゴ親衛隊」を従える[17]
自分に興味を示さない弱木を何とか振り向かせようとするが、鈍感過ぎて気付いてもらえない。後に社長に直談判して商品企画部に異動する。
更田元気(さらだ げんき)〈31〉
演 - 猪塚健太[17]
商品企画部のプレイボーイ。通称チャラ田[17]
華が自分に気があると錯覚している。

ゲスト(テレビドラマ)[編集]

第1話
阿久津ススム(商品企画部長) - 福澤重文(第3話)
第2話
高嶺リツ(華の母親) - 大沼百合子(第4話・最終話)
弱木勝代(強の母親) - 森田亜紀
弱木勝子(強の妹) - 染野有来
第3話
山根(伊豆のわさび農家) - 諏訪太朗
第4話
恐山歩(お化け屋敷を運営するイベント会社の社員) - 吉岡睦雄
一ノ瀬一子(ミツバチ製菓社長) - しゅはまはるみ(第5話・第9話・第10話)
第5話
園田エミ〈22〉(天井苺の友達) - 森田想(第8話)
第8話
さりな〈24〉(更田の女) - 砂田萌
第11話
雪山幸夫(商品企画部長) - 小林博(最終話)

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

話数 放送日 ラテ欄[18] 脚本 監督
第1話 4月11日 バリキャリOLが年下ダメ社員に恋 岡庭ななみ 内藤瑛亮
第2話 4月18日
第3話 4月25日 堀江貴大
第4話 5月02日
第5話 5月09日
第6話 5月16日 宮本勇人 高杉考宏
第7話 5月23日 岡庭ななみ
第8話 5月30日 塚田芽来
第9話 6月06日 宮本勇人
内藤瑛亮
内藤瑛亮
第10話 6月13日 岡庭ななみ
内藤瑛亮
第11話 6月20日
第12話 6月27日
BSテレ東テレビ大阪 真夜中ドラマ
前番組 番組名 次番組
高嶺のハナさん
(2021年4月11日 - 6月27日)
ホメられたい僕の妄想ごはん
(2021年7月11日 - 〈予定〉)

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c “泉里香、ドラマ初主演 『高嶺のハナさん』実写化「ギャップをうまく演じられたら」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2021年3月3日). https://www.oricon.co.jp/news/2186097/full/ 2021年3月3日閲覧。 
  2. ^ 単行本1巻 p4
  3. ^ 単行本1巻 p7
  4. ^ 単行本1巻 p14
  5. ^ 単行本1巻 p57
  6. ^ 単行本1巻 p36
  7. ^ 単行本1巻 p130
  8. ^ 単行本1巻 p158
  9. ^ 単行本1巻 p3
  10. ^ 単行本1巻 p52
  11. ^ 単行本1巻 p109
  12. ^ 単行本1巻 p6
  13. ^ 単行本1巻 p64
  14. ^ 単行本1巻 p24
  15. ^ 単行本1巻 p53
  16. ^ 単行本1巻 p54
  17. ^ a b c d e f 泉里香初主演ドラマ『高嶺のハナさん』 追加キャストに小越勇輝&猪塚健太&香音”. ORICON NEWS. 2021年3月11日閲覧。
  18. ^ 該当各日 『朝日新聞』 テレビ欄。

外部リンク[編集]