韓国の自殺

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韓国の自殺は、OECD30カ諸国の中で最も高い割合であり、OECDによれば2002年以降人口10万あたりの自殺者数では日本を超えている[1][2][3]。 2010年のWHO統計では、人口10万人あたりの自殺者数で世界一位となった[4]。韓国の死因に占める自殺は過去10年間で倍増している。[5] 韓国の場合、高齢者に自殺が偏っており、60歳以上の自殺率は、2009年は10万人あたり68.25人、2010年は69.27人と極めて高く、その背景には高齢者の生活不安が解消されていないことにあると考えられている[6]

有名人の自殺[ソースを編集]

自殺率[ソースを編集]

韓国の自殺率はアジア通貨危機(1997年)直後の1998年から急増し、2004年にはOECDで最も自殺率の高い国となって以降、高い水準が続いている。

年度 自殺者数 10万人当たり 前年度比 OECD順位
2014年 13,836人 B100.png 27.3 -4.5% 1位
2013人 14,427人 B100.png 28.5 +0.4% 1位
2012年 14,160人 B100.png 29.8 -1.9% 1位
2011年 15,906人 B100.png 31.7 +0.5% 1位
2010年 15,566人 B100.png 31.2 +0.2% 1位
2009年 15,413人 B50.pngB30.pngB10.pngB05.pngB03.pngB01.png 31.0 +5.0% 1位
2008年 12,858人 B50.pngB30.pngB03.png 26.0 +1.2% 1位
2007年 12,174人 B50.pngB10.pngB10.pngB05.pngB03.pngB01.png 24.8 +3.0% 1位
2006年 10,653人 B50.pngB10.pngB05.pngB03.pngB01.png 21.8 -2.9% 1位
2005年 12,011人 B50.pngB10.pngB10.pngB05.pngB03.pngB01.png 24.7 +1.0% 1位
2004年 11,492人 B50.pngB10.pngB10.pngB05.png 23.7 +1.1% 1位
2003年 10,898人 B50.pngB10.pngB10.pngB01.pngB01.png 22.6 +4.7% -
2002年 8,612人 B50.pngB05.pngB01.pngB01.png 17.9 +3.8% -
2001年 6,911人 B30.pngB10.pngB05.png 14.1 +0.5% -
1998年 8,622人 B50.pngB05.pngB03.png 18.4 - -
1995年 4,930人 B30.pngB03.pngB01.png 10.8 - -
1992年 3,628人 B10.pngB10.pngB05.pngB01.png 8.3 +1.0% -
1991年 3,151人 B10.pngB10.pngB03.png 7.3 -0.3% -
1990年 3,251人 B10.pngB10.pngB03.pngB01.png 7.6 +0.2% -
1989年 3,133人 B10.pngB10.pngB03.png 7.4 - -
1986年 3,564人 B10.pngB10.pngB01.png 6.6 - -
1983年 3,471人 B10.pngB10.pngB05.pngB01.pngB01.png 8.7 - -

ケース別[ソースを編集]

心中[ソースを編集]

大韓民国では心中事件が相次いで発生し、懸念が高まっている。特にインターネットが発達した韓国ではコミュニティーサイトをはじめとするウェブサイトを密かに作成し、集まって心中している場合がある。こういったウェブサイトは運営自体が違法だが、非公開活動への取り締まりが容易ではない状況である。様々な地域で会って自殺する場合もある[10]。心中をしようとする人々は、練炭などを利用した有毒ガスでの窒息自殺を選ぶ場合が多い。[11]

テレビ番組[ソースを編集]

2014年3月5日にテレビの集団お見合い番組「チャク (韓国のテレビ番組)」で、番組収録中に出演していた29歳の女性が首つり自殺した。番組は、振られた出演者には外で食事を取らせるなどして、出演者を心身共に傷つけていると批判された。この事件を受けて、番組は打ち切りとなった。

自殺の名所[ソースを編集]

  • 麻浦大橋 - IMF通貨危機以後、この橋からの飛び降り自殺が急増

参考文献[ソースを編集]

関連項目[ソースを編集]

外部リンク[ソースを編集]