関東国際高等学校

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関東国際高等学校
Kantokokusaihs.jpg
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人関東国際学園
設立年月日 1924年
創立者 松平濱子
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
外国語科
高校コード 13549G
所在地 151-0071
外部リンク 公式サイト
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関東国際高等学校(かんとうこくさいこうとうがっこう)は、東京都渋谷区本町に位置する私立高等学校である。

英文表記は"Kanto International Senior High School"。略称は“関東”あるいは“関国”があるが、前者が一般的である。

沿革[編集]

1924年大正13年)4月松平濱子により関東高等女学校として創設。終戦直後には旧制専門学校である関東女子専門学校を群馬県太田市に設置するが、1955年昭和30年)に分離し現在に至る。なお、分離した女子専門学校は学制改革を経て、関東短期大学関東学園大学として現在に至る。

中国語コースが新設された1986年度(昭和61年度)から外国語科と演劇科が男女共学となり、1998年度(平成10年度)からは普通科も男女共学になったことで、全学科・全コースが男女共学となった。かつて、附属すみれ幼稚園という幼稚園が隣接されていたが、2005年度(平成17年度)をもって廃園となり、その跡地は改装し、職員棟となった。

課程[編集]

すべて全日制の課程

  • 普通科
    同校曰く“普通でない普通科”としている。外国籍の生徒を主に受け入れている「日本文化コース」と、国立大や理系大学を目指す「文理コース」に分かれている。(2017年度より)
    [研修]
    勝浦研修施設への冬季研修に加え、国内での研修を計画している。
  • 同校が女子校時代から使用している挨拶の名残で外国語英語コース 英語クラスと海外大学留学クラスがある。
    旧称「英語科」。2017年度より海外大学留学クラスの募集を停止。1年次に英語コースとして一括募集した上で、2年次以降に「英語クラス」と「海外留学クラス」に分かれる。
    [研修]
    アメリカ・オーストラリアへの約1ヶ月の研修が人気であったが、中止に。
    以降は各自で同校の留学制度を利用して海外留学へ行く生徒を増やしていく方針。現在、約20カ国にある提携校で交換留学できる学校を増やしている。
  • 外国語科 近隣語各コース
    旧称「中国語科」。ロシア語コースを設立した際に「外国語科 中国語・ロシア語コース」となり、韓国語コースが設立された2000年からは2006年度まで「外国語科 中国語・ロシア語・韓国語コース(略称:中露韓コース)」と呼ばれていたが、2007年度よりタイ語ベトナム語インドネシア語の3コースが新たに設立され、これら六カ国の言語をまとめて「近隣語各コース」というコース名が誕生した。
    [研修]
    各言語の国や地域で2週間~約1ヵ月程度の研修を行う。
  • 演劇
    演劇を通じた情操教育を目的として設置。日本で正式な課程としてこの課を設置する高等学校は数少ない。コース開設当初から劇団四季との提携でカリキュラムや校外指導で講師などが派遣されており、多くの出身者が劇団四季に入団したが、現在は提携は解消されている。2015年度入試より演劇科の募集を停止した。

特色[編集]

  • 全ての学科・コースにおいてオーラルコミュニケーションという英会話中心の授業がある。
  • 全国各地の教育施設と連携した交換留学制度や海外研修、世界教室など、国際的な行事が大変多い。
  • 「世界教室」と呼ばれるプログラムがあり、世界約20の国や地域の提携校が参加している。(アメリカ、イギリス、韓国、ロシア、オーストラリア、スリランカ、南アフリカなど)毎年各国の代表生徒が提携校のどこかに集まり決まったテーマについて話し合う。(2年に1度は同校に全代表生徒が集まる)
  • 放課後に各教科の講習を無料で受講することができるようになっている(毎日ある訳ではなく月に数回実施される)。
  • 演劇科においては、規則正しく学校生活を送ろうとする意識が強いようである。

(例:スカートの丈が短いと先輩から注意される・挨拶はきちんと行うなど)

  • 長年続く伝統として、次のようなものが挙げられる。
    • 学校内における「おはようございます」・「こんにちは」・「さようなら」等の挨拶が全て「ごきげんよう」となっている。「ごきげんよう」にはただの挨拶の意だけではなく、相手の体調を伺ったり、次に会うときまで元気でいてくださいという相手を気遣う意味があり、女子校時代から使用している。
    • クラス名が全て木の名称になっている(《》内は現在は使用されていない)
      • 普通科:松組・竹組・梅組・桜組《桂組・桐組》
      • 外国語科 英語コース・英語クラス:杉組・椿組・槇組・橘組・梓組・桧組・楠組 
      • 外国語科 英語コース・海外留学クラス:楓組・《柚組》 
      • 外国語科 近隣語コース:椎組・楊組・樅組・柏組

校則[編集]

  • 本校では次のような校則が定められている。
    • 制服の着用義務
    • 特殊カット・化粧・ピアスの禁止
    • 自動車・バイク・自転車での通学禁止
    • 芸能活動の禁止
    • 2008年度より居酒屋等、酒類を主に扱う店舗でのアルバイト禁止(アルバイト自体は担任と相談の上、許可制)
    • 登下校時、近隣の商業施設・レストラン並びに新宿等、近隣繁華街の立ち寄り禁止
    • 携帯電話等は校内使用禁止
    • 未成年者同士での旅行・外泊禁止(長期休暇中を除く)

近年これらは厳格化の傾向がみられる。また頭髪検査があり男子は毛が耳にかかってはいけないなどと決まっている。

教育[編集]

  • 本校は文部科学省SELHi指定校。

(例:トマティス・メソッドに基づく聴覚トレーニングが外国語科英語コース生徒は必修となっている)

  • 授業は英語をはじめ現代文・古典・数学などで習熟度別授業が行われている。基本的に言語の授業は少人数制をとっており、20~25名程度で行う。
  • 英語コースにおける英語の授業は週10~14時間。普通科で「英語コース」をうたっている高校もあるが、それに比べると外国語科は言語の授業数が圧倒的に多い。
  • 外国語科近隣語各コースにおいては、その言語(中国語・ロシア語・韓国語・インドネシア語・タイ語・ベトナム語のいずれか)の授業が週6時間あり、3年次において英語の演習授業を選択しなかった場合、近隣語の授業が週10時間程度にまで達する。これらの近隣語の授業のレベルは、学年が上がるにつれて高度な学習内容であると大学関係者側から注目が集まっている。
  • 2015年、体育館の1階に図書室が設置された。

学校行事[編集]

千葉県勝浦市興津に広大な研修施設(ブルーベリーヒル勝浦と称す)があり、年2回(3年生は1回のみ)ここで選択プログラム(ハーブや馬術など)やボランティア活動などの研修をする。

学園祭[編集]

学園祭はInternational Festival(インターナショナル・フェスティバル)と呼ばれる。海外から学生が集まること以外はごく普通の文化的な学園祭である。 さらに、1年おきにWorld School(世界教室)というイベントが同時開催される。西暦で奇数年は本校・勝浦研修施設で、偶数年は外国で行われている。 尚、チケット制を導入しておりチケットを持っていない者は校内に入れない(中学生とその保護者を除く)。

制服[編集]

交通・周辺環境[編集]

部活動[編集]

  • バレーボール部、バスケットボール部、馬術部、フットサル部、吹奏楽部の5つを「強化クラブ」に指定している。
  • 馬術部
    • 第49回全日本高等学校馬術競技大会(インターハイ)3位入賞
    • 第26回全日本高等学校馬術選手権大会(個人インターハイ) 4位入賞
  • 吹奏楽部
    • 第55回東京都高等学校吹奏楽コンクール BⅠ組 金賞
  • バレーボール部
    • 2015年東京都春季バレーボール大会リーグ戦 優勝
    • 2016年東京都IH予選都ベスト32
  • ソフトボール部
    • 2015年男子ソフトボール春季大会 東京第2代表

主な出身者[編集]

関連項目[編集]

関連校[編集]

外部リンク[編集]