長谷川チヨノ
はせがわ ちよの 長谷川 チヨノ | |
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生誕 | 1896年11月20日![]() |
死没 | 2011年12月2日(115歳没)![]() |
死因 | 老衰 |
住居 | ![]() |
国籍 | ![]() |
著名な実績 |
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長谷川 チヨノ(はせがわ チヨノ、1896年〈明治29年〉11月20日[2] - 2011年〈平成23年〉12月2日[3])は、かつて長寿日本一であった女性。存命人物のうちベシー・クーパー(アメリカ)に次ぐ世界で2番目の高齢で、日本では明治20年代生まれの最後の生き残りであった。また彼女が生まれた1896年11月20日時点では、小説家の樋口一葉、発明家のアルフレッド・ノーベルらがまだ存命中であった。
なお、同年生まれの著名人は渋沢敬三(渋沢栄一の孫)、宮沢賢治(詩人、童話作家)、犬養健(犬養毅の三男)、岸信介(第56.57代内閣総理大臣)らがいる[4]。
人物[編集]
佐賀県三養基郡基山町に在住し、2007年の時点で佐賀県内最高齢となった。当時は介護老人保健施設にて暮らしており、好き嫌いなく何でも食べたという[5]。113歳の誕生日時点でも持病なく1日3食をきっちり食べていた。好物はパン粥[6]。
2010年5月2日に日本国内最高齢の知念カマが114歳357日で死去し、113歳163日の長谷川が最高齢となった[7]。
2011年11月20日に115歳を迎えた。1995年に死去した名古屋市の猪飼たね以来日本人が115歳を迎えるのは約18年ぶりであり国内2人目のことである(猪飼が115歳の迎えたのは1994年1月18日)。
同年12月2日午前8時28分、佐賀県基山町の老人ホームにて老衰により死去[8][9]、 115年12日没。
なお、長谷川チヨノの逝去に伴い、男性世界最長寿者の木村次郎右衛門が日本最長寿者となり、大久保琴が女性の日本最長寿者となった[10]。
脚注[編集]
- ^ “国内最長寿女性115歳に”. 西日本新聞 (2011年11月21日). 2011年11月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月11日閲覧。
- ^ “最高齢111歳の長谷川さんを知事が訪問”. 佐賀新聞. (2008年9月11日). オリジナルの2017年9月4日時点におけるアーカイブ。 2018年1月22日閲覧。
- ^ “長寿日本一の女性死去 京都の男性が最高齢に - 47NEWS(よんななニュース)”. 47NEWS. (2011年12月2日). オリジナルの2011年12月4日時点におけるアーカイブ。
- ^ “国内最高齢:115歳の長谷川チヨノさんが死去 老衰で”. 毎日新聞 (2011年12月3日). 2011年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月11日閲覧。
- ^ “9/13 県内最高齢者訪問(基山町)”. 佐賀県知事古川 康のパワフルコム (古川康). (2007年9月13日). オリジナルの2008年7月25日時点におけるアーカイブ。
- ^ “最高齢の長谷川さんお祝い”. MSN産経ニュース. (2010年9月20日). オリジナルの2010年10月20日時点におけるアーカイブ。 2022年10月5日閲覧。
- ^ “国内最高齢114歳、沖縄の女性死亡”. Yahoo!ニュース (2010年5月3日). 2010年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月11日閲覧。
- ^ “長寿日本一の女性死去 京都の男性が最高齢に”. 共同通信 47News. (2011年12月2日). オリジナルの2015年9月29日時点におけるアーカイブ。
- ^ “国内最高齢、115歳の長谷川チヨノさん死去 佐賀”. 朝日新聞 (2011年12月2日). 2011年12月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月11日閲覧。
- ^ “全国の100歳以上高齢者が初の5万人超え 過去最多更新 最高齢は115歳”. 産経新聞. (2012年9月14日). オリジナルの2012年12月31日時点におけるアーカイブ。
記録 | ||
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先代 知念カマ |
![]() 2010年5月2日 - 2011年12月2日 |
次代 木村次郎右衛門 |
先代 知念カマ |
![]() 2010年5月2日 - 2011年12月2日 |
次代 大久保琴 |