大久保琴
おおくぼ こと
大久保 琴 |
|
---|---|
生誕 | 1897年12月24日 |
死没 | 2013年1月12日(115歳没)![]() |
死因 | 肺炎 |
住居 | ![]() |
国籍 | ![]() |
著名な実績 | 存命女性のうち世界最長寿(2012年12月17日 - 2013年1月12日) |
大久保 琴(おおくぼ こと、1897年(明治30年)12月24日 - 2013年(平成25年)1月12日)は、神奈川県川崎市在住[1]だった、2012年(平成24年)12月17日から2013年(平成25年)1月12日まで存命中の女性のうち世界最長寿だった人物。
人物[編集]
2011年12月2日に佐賀県在住の長谷川チヨノが死去したことに伴い、日本人女性の最高齢者となった。しかし厚生労働省は名前を公表せず(神奈川県川崎市在住であるという情報は公表)[2]、また当時はアメリカの老人学研究団体・ジェロントロジー・リサーチ・グループ(GRG)が公表している110歳超え人物のリストに登録されていなかったため、両者の見解に齟齬が生じていた。(当時のリストでは、大久保より72日間だけ年下の大阪府在住の大川ミサヲが日本人女性としての最高齢者とされていた。)しかしGRGにより大久保の生年月日が確かに確認され、2012年9月13日付でGRGのリストに大久保が加えられたことにより、両者の見解は一致した[3]。
同年9月14日時点では息子(三男[4])と共に高齢者施設にて生活していた[1]。
同年12月17日に世界最高齢の女性ディーナ・マンフレディーニが死去したことに伴い、女性で世界最高齢、全体でも木村次郎右衛門に次ぐ長寿世界第2位となった[3]。
同年12月24日、115歳の誕生日を迎えた。この時点で大久保は世界歴代で最も長生きした人物の中で上位30位以内に入っていた。
2013年1月12日午前12時過ぎ、川崎市高津区の有料老人ホームで肺炎にて死去。115歳没。年末から体調を崩していたという[4]。大久保の死去に伴い、大川ミサヲが存命する女性の世界最高齢者となった。1897年生まれの人物は木村次郎右衛門ただ一人となった(木村は5ヶ月後の同年6月12日に死去)。
脚注[編集]
- ^ a b “全国の100歳以上高齢者が初の5万人超え 過去最多更新 最高齢は115歳”. 産経新聞. (2012年9月14日). オリジナルの2012年12月31日時点によるアーカイブ。
- ^ “長寿日本一長谷川さん死去 京都の男性が最高齢に”. 共同通信. (2011年12月2日). オリジナルの2011年10月4日時点によるアーカイブ。
- ^ a b “Validated Living Supercentenarians”. ジェロントロジー・リサーチ・グループ. 2017年2月13日閲覧。
- ^ a b “世界最高齢の女性、大久保琴さん死去 115歳”. 朝日新聞. オリジナルの2013年11月8日時点によるアーカイブ。
関連項目[編集]
記録 | ||
---|---|---|
先代: ディーナ・マンフレディーニ |
存命女性のうち世界最高齢 2012年12月17日 - 2013年1月12日 |
次代: 大川ミサヲ |
先代: 長谷川チヨノ |
![]() 2011年12月2日 - 2013年1月12日 |
次代: 大川ミサヲ |