群馬県道25号高崎渋川線

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主要地方道
群馬県道25号標識
群馬県道25号 高崎渋川線
主要地方道 高崎渋川線
起点 高崎市若松町【北緯36度19分5.4秒 東経139度0分11.5秒 / 北緯36.318167度 東経139.003194度 / 36.318167; 139.003194 (県道25号起点)
終点 渋川市阿久津【北緯36度30分13.2秒 東経139度0分15.3秒 / 北緯36.503667度 東経139.004250度 / 36.503667; 139.004250 (県道25号終点)
接続する
主な道路
記法
国道17号
国道354号
国道291号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

群馬県道25号高崎渋川線(ぐんまけんどう25ごう たかさきしぶかわせん)は、群馬県高崎市若松町から渋川市阿久津を結ぶ県道主要地方道)である。通称「高渋線」、「三国街道」と呼ばれる。

高崎市浜尻町から渋川市石原にかけて高崎渋川線バイパスが整備され、2018年4月27日に全線が開通[1]。現道の一部区間は本路線の指定から外れた。本稿では主に現道について説明する。

概要[編集]

高崎市と渋川市を南北にほぼ直線で結ぶ道路である。現道の本町一丁目交差点(高崎市)から終点までの区間は、かつての三国街道のうち国道17号から外れた部分である。また、あら町交差点 (高崎市)から四ツ角交差点(渋川市)までの区間には、かつて路面電車の東武高崎線1953年昭和28年)に廃止されるまで、路面上を走っていた。

ほとんどの区間が2車線であり、右折車線が設けられている交差点も多くない。道幅も細い区間が多い路線である。

現道のほぼ全線を走破するバス路線として、関越交通高崎駅 - 北高崎駅前 - 金古四ツ角 - 渋川駅線がある。この路線は、前述の東武高崎線がバス転換された路線を引き継いだものである。

路線データ[編集]

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
  • 起点:高崎市若松町(聖石橋交差点)
  • 終点:渋川市阿久津(阿久津交差点)

歴史[編集]

路線状況[編集]

別名・愛称[編集]

  • 西上州やまびこ街道(高崎市、聖石橋交差点 - 新田町交差点)
  • 東国文化歴史街道(高崎市、新田町交差点 - 本町三丁目交差点 - 本町1丁目交差点 - 住吉町交差点)
  • 三国街道(高崎市・住吉町交差点 - 前橋市・清野町交差点、北群馬郡吉岡町大字小倉・小倉交差点 - 渋川市阿久津・阿久津交差点)

高崎市内の区間については、区間によって高崎市により以下の愛称が付与されている[6]

  • 観音通り:聖石橋交差点(高崎市若松町) - 新田町交差点(高崎市新田町)
  • 田町通り:あら町交差点(高崎市あら町) - 本町三丁目交差点(高崎市本町)
  • 本町通り:本町三丁目交差点(高崎市本町) - 本町一丁目交差点(高崎市本町)
  • 渋川街道:本町一丁目交差点(高崎市本町) - 高崎市大八木町・福島町境界

渋川市では、本県道を「渋川高崎線」と呼ぶことが多く、これを略した「渋高線」という呼び名も使われる。主に渋川市のホームページや同市に出回る広告にみられる。

重複区間[編集]

地理[編集]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

沿線[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 高崎渋川線バイパス 全線15キロが開通 / 群馬”. 毎日新聞. 2018年4月28日閲覧。
  2. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
  3. ^ 平成25年群馬県告示111号(群馬県報9079号、2013年3月15日発行)
  4. ^ 群馬県「平成25年3月29日群馬県告示第153号「道路の区域変更」」(PDF)『群馬県報』第9083号、22-23頁、2013年3月29日http://www.pref.gunma.jp/contents/000234172.pdf2014年6月12日閲覧 
  5. ^ 群馬県渋川土木事務所『高崎渋川線バイパス全体計画図』(PDF)http://www.pref.gunma.jp/contents/000239923.pdf2014年6月12日閲覧 
  6. ^ 高崎市道路愛称名一覧

関連項目[編集]