生存 LifE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search

生存 LifE』(ライフ)は、福本伸行が原作、かわぐちかいじが作画をつとめた日本漫画作品。1999年講談社ヤングマガジンアッパーズ』に連載された。2002年にはテレビドラマ化された。

概要[編集]

原作者は、『賭博黙示録カイジ』などの作者である漫画家の福本伸行。『告白 CONFESSION』でもタッグを組んでいる。

娘を殺害した犯人を、余命少ない父親が捜すストーリー。1999年に書かれたため、殺人罪公訴時効が15年になっている(2009年4月27日以降は殺人罪の公訴時効は撤廃されている)。刑事訴訟法第255条の国外逃亡中の公訴時効停止にも触れられている。

あらすじ[編集]

1999年4月、大手企業に勤める武田は、亡き妻と同じ病気を患い、余命半年だと病院で告げられる。武田は一度は自殺を試みようとするが、その矢先に長野県で14年前の1984年9月に失踪した娘・佐和子の遺体が発見されたと知らされる。娘に対する殺人の公訴時効が後半年残っていることを知るに至り、会社を辞めて残された命で、娘を殺した犯人を捜すことを決意する。

登場人物[編集]

武田信太郎
東和建設幹部。仕事人間で家庭をあまり顧みなかった。
亡き妻と同じ肝臓癌を患い、余命半年と告げられる。自殺を考えるが、失踪していた娘の遺体が発見されたと一報を受け、自殺を思い留まる。自分の残りの人生をかけて、娘を殺した犯人を捜すために奔走する。
村井
長野県警N市中央署刑事。
過去に犯人と目星をつけた2人を決定的証拠がなく、起訴に持ち込めなかった経験がある。武田の犯人探しに協力的な姿勢をみせる。
村井の部下
長野県警N市中央署刑事。
武田佐和子殺害事件について当初はぞんざいな扱いをしていたが、村井の捜査姿勢を見て協力的になる。
武田佐和子
武田の娘。高校を不登校になり、失踪する。
1984年9月に16歳で殺害され、1999年4月に遺体が発見される。
武田直美
武田の妻。
失踪した娘のことを気にかけながら闘病生活を続けるも、肝臓癌で他界。
佐藤裕太
ビル持ちの父親に持つ穀粒し。18歳から高級車を使い、何度も乗り換えていた。
中村さとし
東和建設社員。武田の部下。

単行本[編集]

  • 原作:福本伸行・作画:かわぐちかいじ 『生存 LifE』 講談社〈アッパーズKC〉、全3巻
    1. 2000年7月9日発売 ISBN 4-06-346066-5
    2. 2000年8月9日発売 ISBN 4-06-346068-1
    3. 2000年9月8日発売 ISBN 4-06-346073-8
  • 原作:福本伸行・作画:かわぐちかいじ 『生存 LifE』 講談社〈講談社漫画文庫〉、全1巻
    1. 2007年12月21日発売 ISBN 978-4-06-370516-4
  • 原作:福本伸行・作画:かわぐちかいじ 『新装版 生存 LifE』 講談社〈KCデラックス〉、全2巻
    1. 2012年5月7日発売 ISBN 978-4-06-376643-1
    2. 2012年5月7日発売 ISBN 978-4-06-376644-8

テレビドラマ[編集]

生存 愛する娘のために』(せいぞん あいするむすめのために)のタイトルで、NHK総合テレビ月曜ドラマシリーズ(毎週月曜日21:15-21:58)枠にてテレビドラマとして2002年2月11日 - 3月4日に放送された。上野樹里にとっては本作がテレビドラマ初出演作となった。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

NHK総合 月曜ドラマシリーズ
前番組 番組名 次番組
生存 愛する娘のために