「GRPレコード」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
m ロボットによる 追加: it:GRP Records |
|||
111行目: | 111行目: | ||
[[de:GRP Records]] |
[[de:GRP Records]] |
||
[[en:GRP Records]] |
[[en:GRP Records]] |
||
⚫ | |||
[[fi:GRP Records]] |
[[fi:GRP Records]] |
||
⚫ | |||
[[it:GRP Records]] |
2008年9月1日 (月) 15:25時点における版
GRPレコード(GRP Records)はアメリカのフュージョン/コンテンポラリー・ジャズを中心にしたレコード会社。スムーズ・ジャズの最大級のレコード会社でもある。1976年、デイヴ・グルーシン(Dave Grusin)とラリー・ローゼン(Larry Rosen)によってプロダクションとしてグルーシン・ローゼン・プロダクション(GRP:Grusin/Rosen Productions)が設立される。後にレコード会社として独立する。
1994年にグルーシンとローゼンは会社を離れてからは"Great Records Period"が正式名称となる。
現在はユニヴァーサル・ミュージック・グループ(UMG)のヴァーヴ・ミュージック・グループの傘下にある。
沿革
- 1976年 デイヴ・グルーシンとラリー・ローゼンがプロダクション、「グルーシン・ローゼン・プロダクション」を共同設立。
- 1978年 アリスタ・レコードと契約、GRPレコードと改名し、レーベル活動を始める。
- 1984年 グルーシン・ローゼン・チームは配給者を通してアリスタ・レコードを離れ独立。
- 1987年 MCA(現ユニヴァーサル・ミュージック)と契約。
- 1990年 4000万ドルでMCAに売却。MCAレコードのジャズ部門をGRPに移行。
- 1991年 松下電器産業がMCAを買収したが、GRPはニューヨーク本部ということから独立している。
- 1994年 グルーシンとローゼンは会社を離れ、名プロデューサーのトミー・リピューマが替わって就任。正式名称を"Great Records Period"と変更。
- 1998年 親会社シーグラム(1995年に松下よりMCAを買収、翌1996年にMCAレコードをユニヴァーサル・ミュージックに変更)がポリグラムを買収し、ユニヴァーサル・ミュージックに統合。GRPはリピューマが統制を執っているインパルス・レコードと共にポリグラムが持つヴァーヴ・レコードと統合、翌年ヴァーヴ・ミュージック・グループを発足し、その傘下に入る。
主なアーティスト
- アール・クルー (プロダクション初期)
- アーバン・ナイツ (1995-1997)
- アコースティック・アルケミー (MCA, 1990-1998)
- アル・ジャロウ (2000-)
- アルトゥーロ・サンドヴァル
- イエロージャケッツ (MCA, 1991-1995)
- エリック・マリエンサル (1987-1994)
- オマー・ハキム
- ザ・クルセイダーズ (ブルー・サム/MCA)
- ジェフ・ゴルブ
- ジェフ・ローバー (ヴァーヴ・フォアキャスト)
- ジェラルド・アルブライト (2002-2004)
- ジョージ・ベンソン (1998-)
- ジョージ・ハワード
- ジョイス・クーリング
- ジョン・パティトゥッチ
- スパイロ・ジャイラ (MCA, -1998)
- スペシャルEFX (1984-1993)
- セルジオ・サルヴァトーレ
- ダイアン・シューア
- チック・コリア
- デイブ・ウェックル
- デイヴ・グルーシン (プロダクション初期-1994)
- デイヴ・ヴァレンティン (アリスタ期)
- デイヴィッド・ベノワ (1987-2003)
- デイヴィッド・サンボーン (2003-)
- トム・スコット (1987-1997)
- トム・ブラウン (アリスタ期)
- ネルソン・ランジェル (1989-1998)
- バーニー・ウィリアムス (2003)
- パティ・オースティン (1990-1994)
- ビリー・コブハム
- ブライアン・カルバートソン (2005-)
- ザ・ブレッカー・ブラザーズ (1992-1994)
- ポール・ブラウン (2004-2006)
- マーク・アントワン (2000-2003)
- ミンディ・アベール (2003-2006)
- ラス・フリーマン (1987-1997)
- ラムゼイ・ルイス (1992-1998)
- ラリー・カールトン (MCA, -1997)
- ザ・リッピントンズ (1987-1997)
- リー・リトナー (プロダクション初期, 1984-1996)
- リチャード・エリオット
※括弧内は契約期間
GRPオールスタービッグバンド
1992年、GRPレコードのレーベル創設10周年記念として、当時の所属ミュージシャン及びその関連ミュージシャンによるビッグバンド「GRPオールスタービッグバンド (GRP All-Star Big Band) 」が結成され、スタンダード・ナンバーを収録した記念アルバム「GRP ALL-STAR BIG BAND」(別名 "plays jazz standards" )が製作、発売された。当初はビッグバンドとしては記念アルバムだけの予定であったが、アルバムが好評を博したことから翌1993年、東京の昭和女子大学人見記念講堂でのライブを皮切りに世界ツアーを行い、同年1月31日に東京・五反田のゆうぽうとで収録されたライブを納めたアルバムも発売された。1994年には、ブルースを集めたアルバム「All Blues」を発表、グラミー賞の最優秀ジャズアンサンブル賞を受賞した。
- 参加ミュージシャン
- エリック・マリエンサル (As, Ts, Ss, Fl)
- ネルソン・ランジェル (As, Ts, Ss, Fl, Piccolo)
- ボブ・ミンツァー (Ts, Bcl, Ss, Fl)
- アーニー・ワッツ (Ts, As, Ss, Fl)
- トム・スコット (Bs, As, Ts, Ss)
- アルトゥーロ・サンドヴァル (Tp, Flh)
- ランディ・ブレッカー (Tp, Flh)
- サル・マーケス (Tp, Flh)
- チャック・フィンドリー (Tp, Flh)
- ジョージ・ボハノン (Tb)
- ジョン・パティトゥッチ (B)
- デイブ・ウェックル (Ds)
- ラッセル・フェランテ (P)
- ケニー・カークランド (P)
- デイヴ・グルーシン (P)
- デイヴィッド・ベノワ (P)
- リー・リトナー (G)
- デイヴ・ヴァレンティン (Fl)
- ゲイリー・バートン (Vib)
- エディ・ダニエルズ (Cl)
- アレックス・アクーニャ (Per)
- ツアーのみ参加
- バイロン・ストリップリング (Tp, Flh)
- フィリップ・ベント (Fl)
- ゲストミュージシャン (All Blues)
- チック・コリア (P)
- ラムゼイ・ルイス (P)
- B.B.キング (G, Vo)
- マイケル・ブレッカー (Ts)