デイヴィッド・ベノワ

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デイヴィッド・ベノワ
出生 1953年5月9日(61歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗カリフォルニア州
ジャンル ジャズ, フュージョン, スムーズジャズ
職業 ピアニスト/キーボーディスト, コンポーザー, アレンジャー, プロデューサー
担当楽器 ピアノ/キーボード
活動期間 1976 -
レーベル AVI(1977-1986)
GRP(1987-2003)
ピーク(2004-2009)
ヘッズ・アップ(2010-)
公式サイト The Music of David Benoit
ビル・エヴァンス, ラムゼイ・ルイス, ヴィンス・ガラルディ

デイヴィッド・ベノワDavid Benoit1953年5月9日 - )は、アメリカカリフォルニア州出身のジャズフュージョン界で活躍するピアニストコンポーザープロデューサー

L.A.(西海岸)スタイル・フュージョンを代表するピアニストでもある。またグラミー賞ノミネート歴5回。

バイオグラフィ[編集]

15歳の時にジャズ・ピアニスト、ラムゼイ・ルイスThe in Crowd(1965, Chess)に感銘を覚え、音楽家への道を目指した。18歳の誕生日に、ポリネシアン・ルームという店でピアノ弾き仕事をもらったのがキャリアの始めだと彼はいう。1年後にはハリウッドに移り、雇われのミュージシャンになり結婚式や譜面書きなど様々な仕事をこなしていった。この時にサックス奏者ダグ・リチャードソンの推挙でAVIレコードとの契約に至る。そして1977年にHeavier Than Yesterdayでデビュー。以降アルバムを定期的に発表。中でも1985年発表のThis Side Upビルボード誌のコンテンポラリー・ジャズ・チャートで首位を取る(収録曲の"Linus and Lucy"、"Beach Trails"はニッポン放送斉藤由貴 ネコの手も借りたい」のそれぞれOP・EDに使用され、局には曲名問い合わせが殺到したという)。同年には日本のキング・レコードエレクトリックバードの企画でAVI期のセルフ・カバーアルバムSummerを発表している。

1987年にGRPレコードに移籍、Freedom at Midnightを発表し、タイトル曲が大ヒットとなる。彼の日本人の妻に捧げた曲"Kei's Song"を収録している。1989年には、個人名義ではないが、スヌーピーチャーリー・ブラウンでおなじみの漫画「ピーナッツ」の生誕40周年記念アルバムに寄せたコンピレーション・アルバムHappy Anniversary, Charlie Brown!に参加し、"Linus and Lucy"が大ヒットした。「ピーナッツ」の50周年目にあたる2000年と同年2月12日に死去した作者チャールズ・M・シュルツに対する追悼の意も込められた記念アルバム、Here's to You, Charlie Brown: 50 Great Yearsを発表し、このアルバムにはコーラス・グループテイク6やギタリストのマーク・アントワン、トランペッターのクリス・ボッティ等が参加している。また2008年には企画第3弾目となるJazz for Peanuts - A Retrospective of the Charlie Brown TV Themesを発表。ヴィンスの楽曲が3曲、ベノワがオリジナルの楽曲が3曲が新録された。それ以外に、ウィントン・マルサリス・セプテットデイヴ・ブルーベックケニー・Gによる音源、ヴィンスによるオリジナル・ヴァージョンの"Linus and Lucy"も収録されている。

ジャズ・ピアニストビル・エヴァンスを敬愛しており、エヴァンスに捧げたアルバムLetter to Evan(1992)も発表している。

フィル・ストリングスを取り入れた楽曲も多く、ロンドン交響楽団の参加によるAmerican Landscape(1997)や、Orchestral Stories(2005)ではシンフォニーが大々的にフィーチャーされている。ベノワ自身もシンフォニー・アルバムを出すのは夢だったと言う。

ザ・リッピントンズのリーダーであり、ギタリストのラス・フリーマンとも親交は深く、お互いのアルバムで共演していることも多く、二人の合作The Benoit/Freeman Project (邦題:ミラージュ, 1994)、The Benoit/Freeman Project2 (邦題:ストラッティン, 2004)もリリースしている。この2作目の合作のアルバムよりフリーマンのレーベルピーク・レコードに移籍する。このレーベルでの1枚目のソロアルバムは先に述べたOrchestral Storiesであり、クラシック音楽をリスペクトしている事も窺える。このアルバムには阪神・淡路大震災の復興イベントに提供した組曲"Kobe"(神戸)を収録している。

2006年6月に発売のFull Circleは活動30年周年を迎えたアルバムとなる。「30年の間にストレート・アヘッド・ジャズ、ジャズ・フュージョン、交響楽R&Bと手を広げてきた。このアルバムは自分のルーツであるコンテンポラリー・ジャズに回帰したものだ」(編訳)とベノワがこのアルバムのノーツで言っている。30年を節目と捉え、また新たなステップへ進もうとしている意欲が見られ、旧知のジェフリー・ウェーバーに加えポール・ブラウンジェフ・ローバーをプロデューサーに迎えている事からもそう窺えよう。2006年5月に来日公演した時に「日本の漫画が好きだ」と語っており、このアルバム収録の"Yusuke the Ghost"は『幽☆遊☆白書』の主人公浦飯幽助をモチーフにしたものであることからもその関心の深さを知ることが出来る。同年にトリオ編成でスタンダード・アルバムStandardsを発表。2008年にはカバー・アルバムとなる、Heroesを発表。マイケル・ジャクソンエルトン・ジョン等のポップな楽曲の他、デイヴ・グルーシンホレス・シルヴァーデイヴ・ブルーベック等のジャズの楽曲をカバーしている。

2009年にはヘッズ・アップに移籍、翌年にEarthgrowを発表する。

ディスコグラフィ[編集]

アルバム[編集]

タイトル 発売年 注釈
Heavier Than Yesterday 1977 AVI
Can You Imagine 1980 AVI
Stages 1982 AVI
Digits 1983 AVI
Christmastime 1983 AVI
This Side Up 1985 AVI
Summer 1985 King(国内盤のみ)
Freedom at Midnight 1987 GRP
Every Step of the Way 1988 GRP
Urban Daydreams 1989 GRP
Waiting for Spring 1989 GRP
Inner Motion 1990 GRP
Shadows 1991 GRP
Letter to Evan 1992 GRP
The Benoit/Freeman Project with Russ Freeman 1994 GRP
Shaken Not Stirred 1994 GRP
The Best of David Benoit: 1987 - 1995 1995 GRP
Remembering Christmas 1996 GRP
American Landscape 1997 GRP
Professional Dreamer 1999 GRP
Here's to You, Charlie Brown: 50 Great Years 2000 GRP
Fuzzy Logic 2002 GRP
Right Here, Right Now 2003 GRP
Benoit/Freeman Project 2 with Russ Freeman 2004 Peak
Orchestral Stories 2005 Peak
Full Circle 2006 Peak
Standards 2006 Kind Of Blue
Heroes 2008 Peak
Jazz for Peanuts - A Retrospective of the Charlie Brown TV Themes 2008 Peak
Earthgrow 2010 Heads Up
Conversation 2012 Heads Up

(※レーベル・発表年はオリジナル版発表時)

外部リンク[編集]