リチャード・エリオット
リチャード・エリオット Richard Elliot | |
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リチャード・エリオット(2005年) | |
基本情報 | |
出生名 | Richard Joel Elliot |
生誕 |
1960年1月16日(65歳) スコットランド グラスゴー |
出身地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア |
ジャンル |
ファンク スムーズジャズ |
職業 | サックス奏者 |
担当楽器 | サクソフォーン、リリコン |
活動期間 | 1977年 - |
レーベル |
マンハッタン ブルーノート GRP アルチザン(現アーティストリー) シャナキー |
共同作業者 |
タワー・オブ・パワー リック・ブラウン デイヴ・コーズ ジェラルド・アルブライト ボニー・ジェイムス カーク・ウェイラム ナジー |
公式サイト |
www |
リチャード・エリオット(Richard Elliot、1960年1月16日 - )は、イギリス、スコットランドのグラスゴー生まれのサックス・プレイヤー。アルチザン・ミュージック・グループ(現・アーティストリー・ミュージック)(ARTizen Music Group→Artistry Music)の設立者の一人。初期はファンク・バンドのタワー・オブ・パワーのメンバーとして名を挙げ、近年はスムーズジャズ/フュージョンで活躍。
縞模様のテナーサックスがトレードマークとなっている。
略歴
[編集]1960年、グラスゴーに生まれ、3歳の時にアメリカ・ロサンゼルスへ移住した。中学時代にサックスを学び始め、16歳でプロの道を歩み始めた。このきっかけとなったのは1976年はアメリカ建国200周年であり、その記念に全米より集められたメンバーでバンドを組みツアーをし、その際に来日公演も行っている。その後、ジャズ・ロック・ユニットであるキティホーク (KittyHawk)や、イエロージャケッツに参加。1982年にタワー・オブ・パワー(T.O.P.)に加入し、1988年まで所属する。
T.O.P.に在籍中の1984年にデビュー・アルバムを発表。1980年代にフロリダ州のメキシコ湾岸沿いに移り住む。その後もインティマ・レコード(Intima Records)やマンハッタン・レコード(Manhattan Records)よりコンスタントにアルバムを発表。1994年にブルーノートのコンテンポラリー部門に移籍する。1997年発表の『ジャンピン・オフ』のみメトロ・ブルーからだが、ブルーノートと同じキャピトル・レコード系列のレーベルである。2001年にはスムーズジャズの名門、GRPレコードに移り、2枚のアルバムを残す。
2004年にトランペッターのリック・ブラウンとアルチザン・ミュージック・グループを共同設立。この自己レーベルより2005年にソロ・アルバム『メトロ・ブルー』を発表、2007年にはブラウンとの共作『R n R』を発表。2008年10月にアルチザンはマック・アヴェニュー・レコードに買収され[1]、アーティストリー・ミュージックと改名する。2013年にはデイヴ・コーズ、ジェラルド・アルブライト、ミンディ・エイベアとの共作『Summer Horns』(Dave Koz And Friends名義)を発表。2021年にはシャナキー・レコードより『Authentic Life』をリリースした。
ディスコグラフィ
[編集]アルバム
[編集]- Initial Approach (1984年、ITI)
- 『トロールタウン』 - Trolltown (1986年、Intima)
- 『パワー・オブ・サジェスチョン』 - The Power of Suggestion (1988年、Intima)
- 『テイク・トゥ・ザ・スカイズ』 - Take to the Skies (1989年、Intima)
- 『イマジン』 - What's Inside (1990年、Enigma)
- 『オン・ザ・タウン』 - On the Town (1991年、Manhattan)
- 『涙の誓い』 - Soul Embrace (1993年、Capitol/Manhattan)
- 『アフター・ダーク』 - After Dark (1994年、Blue Note)
- City Speak (1996年、Blue Note)
- 『ジャンピン・オフ』 - Jumpin' Off (1997年、Metro Blue)
- Chill Factor (1999年、Capitol/Blue Note)
- 『クラッシュ』 - Crush (2001年、Verve/GRP)
- 『リコシェ』 - Ricochet (2003年、GRP)
- 『メトロ・ブルー』 - Metro Blue (2005年、Artizen)
- 『R n R』 - R n R (2007年、Artizen) ※with リック・ブラウン
- Rock Steady (2009年、Artistry Music)
- In the Zone (2011年、Artistry Music)
- Lip Service (2014年、Heads Up)
- Summer Madness (2016年、Hear Music)
- Authentic Life (2021年、Shanachie)
- Straight Up Down (2024年、Shanachie)
コンピレーション・アルバム
[編集]- The Best Of Richard Elliot (2000年、Blue Note)
- 『バラッズ』 - Ballads (2001年、Blue Note)