水生大海

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水生 大海
(みずき ひろみ)
誕生 日本の旗 日本三重県鈴鹿郡関町
職業 小説家推理作家
活動期間 2009年 -
ジャンル ミステリー小説
主な受賞歴 第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作
(2008年)
デビュー作 少女たちの羅針盤(2009年)
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水生 大海(みずき ひろみ)は日本の小説家推理作家、元漫画家。女性。三重県鈴鹿郡関町(現・亀山市)生まれ[1]愛知県在住[2]日本推理作家協会[3]および本格ミステリ作家クラブ会員[4]

少女たちの羅針盤』で第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作を受賞し、2009年に同作でデビューした[5]

略歴・人物[編集]

教育系出版社に勤務ののち、派遣社員のかたわら漫画家として1995年に秋田書店からデビューしている[6]

その後、小説家として亜鷺一の名で2005年に第1回チュンソフト小説大賞に応募、『叶っては、いけない』でミステリー/ホラー部門銅賞受賞[6][7]

2008年に水生大海の名で第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞に応募、『罪人いずくにか』で優秀作を受賞した。同作は最終選考委員の島田荘司の勧めにより改稿しタイトルを『少女たちの羅針盤』と改めて2009年に原書房より出版され[6]、2011年には成海璃子ら出演で映画化された。

2014年、アンソロジー『エール! 2』に収録されている短編「五度目の春のヒヨコ」が第67回日本推理作家協会賞(短編部門)の候補作になる[3]

作品リスト[編集]

単著[編集]

招運来福! まねき猫事件ノート[編集]

  • 招運来福! まねき猫事件ノート(2014年11月 ポプラ文庫ピュアフル
    • 収録作品:凪とマネコの七日間 / 凪とかわいい悪魔とお伊勢さん
  • 招運来福! まねき猫事件ノート 化け猫の夏、初恋の夏(2016年3月 ポプラ文庫ピュアフル)
    • 収録作品:ラブリーアンジェラの化け猫 / トララのいた風景 / 初恋写真のゆくえ
  • 福徳円満! まねき猫事件ノート 猫たちの生まれる街(2018年3月 ポプラ文庫ピュアフル)
    • 収録作品:風はどこに吹くのか? / 旅は道連れ余はヨレヨレ / さよならは遠い約束だと誰かが言った

その他[編集]

  • 少女たちの羅針盤(2009年7月 原書房 / 2011年4月 原書房【新装版】 / 2012年9月 光文社文庫
    • 新装版は映画化にあわせて刊行された。新装版と文庫には同作のスピンオフ的書き下ろし短編「ムーンウォーク」を同時収録。
  • かいぶつのまち(2010年7月 原書房 / 2013年10月 光文社文庫) - 『少女たちの羅針盤』の続編
  • 善人マニア(2011年8月 幻冬舎
  • 夢玄館へようこそ(2011年11月 双葉社 / 2015年3月 双葉文庫
    • 収録作品:標本 / 銀の魔法 / 花と器 / 金魚の幽霊 / 火の粉 / 漆黒の缶
  • 転校クラブ 人魚のいた夏(2012年3月 原書房)
  • 手のひらの記憶(2012年10月 PHP研究所
    • 【改題】結城屋質店の鑑定簿 あなたの謎、預かります(2016年1月 PHP文芸文庫
  • 熱望(2013年4月 文藝春秋
  • 転校クラブ シャッター通りの雪女(2014年3月 原書房)
  • ランチ合コン探偵(2014年9月 実業之日本社
    • 【改題】ランチ探偵(2016年10月 実業之日本社文庫
      • 収録作品:アラビアータのような刺激を / 金曜日の美女はお弁当がお好き / 午後二時すぎのスーパーヒーロー / 帝王は地球に優しい / 窓の向こうの動物園 / ダイヤモンドは永遠に
  • 消えない夏に僕らはいる(2014年9月 新潮文庫nex
  • 冷たい手(2015年4月 光文社 / 2019年3月 光文社文庫
  • 君と過ごした嘘つきの秋(2015年6月 新潮文庫nex) - 『消えない夏に僕らはいる』の続編
  • 運命は、嘘をつく(2015年10月 文春文庫
    • 収録作品:君待つひと / 運命のひと / 囚われのひと / 夢見るひと / 希求のひと / 運命のひと
  • 教室の灯りは謎の色(2016年8月 KADOKAWA / 2019年8月 角川文庫
    • 収録作品:水中トーチライト / 消せない火 / 彼の憂鬱、彼の選択 / 罪のにおいは / この手に灯りを
  • ランチ探偵 容疑者のレシピ(2016年12月 実業之日本社文庫)
    • 収録作品:その部屋ではなにも起こらない / 密室における十人の容疑者 / 小日向家の犬はなぜ狙われる / 秘密の扉を開くのは / そして、いなくなった
  • だからあなたは殺される(2017年2月 光文社)
  • ひよっこ社労士のヒナコ(2017年11月 文藝春秋)
    • 収録作品:五度目の春のヒヨコ / 綿菓子とネクタイ / カナリアは唄う / 飾りより、灯りより / 空に星はなく / 握りたい手は
  • 17×63 鷹代航は覚えている(2018年6月 祥伝社)
  • 僕はいつも巻きこまれる(2018年11月 講談社タイガ
  • 最後のページをめくるまで(2019年7月 双葉社)
    • 収録作品:使い勝手のいい女 / 骨になったら / わずかばかりの犠牲 / 監督不行き届き / 復讐は神に任せよ

アンソロジー収録短編[編集]

「」内が水生大海の作品

  • ショートショートの花束1(2009年3月 講談社文庫)「もういいかい」(亜鷺一名義)
  • エール! 2(2013年4月 実業之日本社文庫)「五度目の春のヒヨコ」
  • 猫とわたしの七日間(2012年11月 ポプラ文庫ピュアフル)「まねき猫狂想曲」
  • ザ・ベストミステリーズ 2014 推理小説年鑑(2014年5月 講談社)「五度目の春のヒヨコ」
    • 【分冊・改題】Life 人生、すなわち謎 ミステリー傑作選(2017年4月 講談社文庫)
  • Time Story おいしい1時間(2016年3月 偕成社)「オレんちの危機を救え!」
  • 新鮮 THE どんでん返し(2017年12月 双葉文庫)「使い勝手のいい女」
  • 推理作家謎友録 日本推理作家協会70周年記念エッセイ(2017年8月 角川文庫)※エッセイアンソロジー「タイトル「7」」
  • ベスト本格ミステリ2018(2018年6月 講談社ノベルス)「使い勝手のいい女」
  • ザ・ベストミステリーズ 2018 推理小説年鑑(2018年5月 講談社)「使い勝手のいい女」

単著未収録作品[編集]

映像化作品[編集]

映画[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 大矢博子. “BM名古屋-S (PDF)”. なまもの!. 2016年2月6日閲覧。
  2. ^ 水生大海新潮社、2016年2月6日閲覧。
  3. ^ a b 会員名簿 水生大海”. 日本推理作家協会. 2014年9月15日閲覧。
  4. ^ 会員名簿 2015年7月現在 会員数170”. 本格ミステリ作家クラブ. 2014年9月15日閲覧。
  5. ^ 「業界注目の新人作家インタビュー」雑誌『ダ・ヴィンチ』2011年4月号186-187頁。
  6. ^ a b c ふくやま文学館公式ホームページ こうもり通信 2009年7月1日更新分
  7. ^ ITmedia Gamez 「第1回チュンソフト小説大賞」受賞作発表 2005/06/27 16:26 更新

外部リンク[編集]