李在鎔

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李在鎔
이재용
Lee Jae-yong in 2016.jpg
2016年12月8日、韓国国会の聴聞会で
生誕 (1968-06-23) 1968年6月23日(50歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ワシントンDC
国籍 大韓民国の旗 韓国
出身校 ソウル大学校東洋史学科
慶應義塾大学大学院経営管理研究科
ハーバード・ビジネス・スクール
職業 サムスン電子副会長
李在鎔
各種表記
ハングル 이재용
漢字 李在鎔
発音: イ・ジェヨン
ローマ字 Lee Jae-yong
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李在鎔(イ・ジェヨン、이재용1968年6月23日 - )は、韓国実業家サムスングループ創業者李秉喆の孫で、サムスングループ2代・4代目会長である李健熙の長男。現在、サムスン電子副会長、サムスングループの経営トップ[1]

学歴[編集]

略歴[編集]

人物・エピソード[編集]

  • 高校1年生から体系的な帝王学を学んだ。夏休みなどの長期休暇ごとにサムスングループ傘下の会社や工場を訪問し、沿革や生産システム、労務管理など一から十まで徹底したブリーフィングを受けた。高校生が経営現場について数時間にも及ぶブリーフィングを受けるというのは簡単なことではなかったが、不平不満を漏らさずじっと我慢して聞いていた[2]
  • 慶應義塾大学大学院経営管理研究科留学時代は、日本語辞書を引きながら、毎回注意深く授業の準備をしていた。教室で議論する際には、明瞭かつ直接的で、率直ながらもアイディアが光る意見を示したといわれている。また、公正ながらも親切で、近寄りやすい人だったといわれている[4]
  • 英語が堪能であり、日本への留学経験があることから日本語も堪能である[2]
  • 趣味は、ゴルフと映画鑑賞[2]
  • お酒はたしなむ程度で、現場の社員たちと飲む時でも自ら盛り上げるタイプではないが、韓国特有の爆弾酒(ビールとウイスキーを混ぜたもの)を作ったり、飲んだりして雰囲気を壊さないように気遣う一面もある[2]
  • 各部門の経営内容をしっかりと把握するために、経営企画部の戦略会議をはじめ、半導体部門や情報通信部門、デジタルメディア部門などの各事業部の総括会議など、ほとんど全ての会議に出席する。また、丁寧な人柄で物腰も柔らかく、まじめ過ぎるとも言われており、「自分の考えを言う前に、相手の話しを先に聞け」という祖父と父の教えを守って座右の銘を「傾聴」とし、役員や社員のみならず、取引先などの話しにもよく耳を傾ける[2]

崔順実ゲート事件[編集]

朴槿恵大統領や、朴大統領の長年の知人・崔順実への贈賄横領、財産国外逃避、犯罪収益隠匿、偽証の5つの容疑(一連の崔順実ゲート事件の1つ)で特別検察官によって2017年2月17日に逮捕[5]、2月28日に起訴[6]、懲役12年の求刑。8月25日にソウル中央地方法院より贈賄罪などが認定され懲役5年の有罪判決[7]。サムスングループの事実上のトップで初の逮捕者が出たことを受け[8]、未来戦略室や社長団会議の廃止などサムスングループは事実上の解体に追い込まれた[9][10][11]

2018年2月5日に控訴審判決が言い渡され、朴槿恵への贈賄など一部が無罪となり、懲役2年6か月、執行猶予4年(求刑・懲役12年)に減刑され釈放された[12]

家族[編集]

脚注[編集]

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出典[編集]

  1. ^ “サムスントップの李在鎔氏 日本など海外出張終え帰国”. 聯合ニュース. (2018年6月10日). http://m.yna.co.kr/mob2/jp/contents_jp.jsp?cid=AJP20180610000900882&site=0200000000&mobile 2018年6月19日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n “サムスン三代目と現代自三代目の「呼兄呼弟」”. 日経ビジネスオンライン. (2010年8月10日). http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20100805/215725/?ST=smart 2018年5月12日閲覧。 
  3. ^ サムスン電子副会長の息子、「社会的弱者入試」で合格 ,朝鮮日報,2013年1月23日
  4. ^ “サムスン電子イ・ジェヨン副会長に宛てた慶応大学時代の学友からの手紙”. ハンギョレ. (2015年9月17日). http://japan.hani.co.kr/arti/politics/21963.html 2018年5月12日閲覧。 
  5. ^ “サムスントップ拘束 朴大統領の捜査に注力=韓国特別検察”. 聯合ニュース. (2017年2月17日). http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/02/17/0200000000AJP20170217000100882.HTML 2017年8月25日閲覧。 
  6. ^ “韓国特別検察 サムスントップら計30人起訴”. 聯合ニュース. (2017年2月28日). http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2017/02/28/0900000000AJP20170228005200882.HTML 2017年8月25日閲覧。 
  7. ^ “サムスントップの一審判決 朴前大統領への贈賄罪など認定”. 聯合ニュース. (2017年8月25日). http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/08/25/0200000000AJP20170825003200882.HTML 2017年8月25日閲覧。 
  8. ^ “サムスン副会長逮捕の3つの深い理由”. JBpress. (2017年2月21日). http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/49234 2018年1月16日閲覧。 
  9. ^ “サムスングループ事実上解体 未来戦略室を廃止”. 聯合ニュース. (2017年2月28日). http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2017/02/28/0500000000AJP20170228004200882.HTML 2018年1月19日閲覧。 
  10. ^ 「サムスン、グループ司令塔の未来戦略室を廃止」読売新聞2017年2月28日
  11. ^ “サムスン「未来戦略室」解体...首脳部9人総辞職”. 每日経済新聞. (2017年3月2日). http://japan.mk.co.kr/view.php?category=30600007 2018年1月19日閲覧。 
  12. ^ “サムスントップ釈放 二審は執行猶予付き判決=韓国国政介入事件”. 聯合ニュース. (2018年2月5日). http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2018/02/05/0500000000AJP20180205003800882.HTML 2018年2月5日閲覧。 
  13. ^ http://japanese.joins.com/article/099/222099.html?servcode=100&sectcode=120&cloc=jp%7Cmain%7Cinside_right
  14. ^ http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/01/23/2013012301095.html

関連項目[編集]