帝王学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

帝王学(ていおうがく)とは、王家や伝統ある家系・家柄などの特別な地位跡継ぎに対する、幼少時から家督を継承するまでの特別教育を指す[1]。学と名はついているが明確な定義のある学問ではなく、一般人における教育には該当しない。

解説[編集]

具体的には突き詰めたリーダーシップ論とでも言うべきものである。経営術や部下を統制する方法といった限定的なものではなく、様々な幅広い知識経験作法など、跡継ぎとしての人格や人間形成に到るまでをも含む全人的教育である。

また、いわゆる学校での教育という概念とは根本的に異なり、自分の家系を後世へ存続させ繁栄させる、という使命感を植えつけることを目的としている。

帝王学の基本[編集]

狭義の帝王学は、生まれたときから帝王の座につく運命にある者の教育をいう。[要出典]一例を挙げれば天皇がその立場にある。皇室による帝王学は、万世一系皇統をいかに維持し次代に伝えるか、の守りにあると解釈される。[独自研究?]

新たに何かを実践することではなく、あくまで伝統を踏襲するものである。~せよではなく、~してはいけないといういわば“守成”を重んじた帝王学である。[要出典]もちろん、歴史や伝統の違いによって、そうではない帝王学も世界には存在すると思われる。[独自研究?]

第59代宇多天皇は、皇太子(のちの醍醐天皇)に帝王の心得として「寛平御遺誡」というものを遺しているが、それには、次のような項目が見られる。[どこ?]

  • 賞罰を明らかにし、愛憎をふりまわすことなかれ。
  • 皆に公平に、好悪に偏るべきでない。
  • 万事について惑溺して度を過ごしてはいけない。
  • 天子たるもの喜怒を慎み、表情にだしてはいけない。等々

なお、上のような王家・宮廷などでの“帝王学”のほかに、現代では政治家や企業家の2世、もしくは次期指導者に対して“帝王学”が施される場合もある。[要出典]権力・財力を持った者がその力を自覚し、維持しつつ正当に行使するための、さまざまな行動・表現のノウハウといったものが考えられる。[独自研究?]

脚注[編集]

  1. ^ 帝王学とはコトバンク

関連項目[編集]

帝王学に関連する文献