新営区

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台南市の旗 台南市 新営区
別称: 台南県県治
地理
位置 北緯23°00'
東経120°00'
面積: 38.5386 km²
各種表記
繁体字: 新營
日本語読み: しんえい
拼音: Xīnyíng
通用拼音: Sinyíng
注音符号: ㄒㄧㄣ ㄧㄥˊ
片仮名転写: シンイン
台湾語: Sin-iâⁿ
客家語: Sîn-yàng
行政
行政区分: 市轄区
上位行政区画: 台南市の旗 台南市
下位行政区画: 23里636鄰
新営区長: 魏文貴
公式サイト: 新営区公所
情報
総人口: 78,248 人(2015年1月)
世帯数: 28,421 戸(2015年1月)
郵便番号: 730
市外局番: 06
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新営区(シンイン/しんえい-く)は台南市市轄区。かつては台南県の中心地であった。2010年12月25日台湾省管轄下の台南県と台南市()が合併して新たに台南市(直轄市)となった。

台南市政府民治市政センター
台南市民治議会堂
台南地方検察署新営検察事務所
台南市政府警察局
新営区公所
旧新営製糖工場第一出張宿舎

地理[編集]

新営区は台南市の北端に位置し、北回帰線の南20kmの急水渓北岸に位置している。嘉南平原の中心として東は東山区と、南は柳営区と、西は塩水区と、北は後壁区と接している。平原に位置し丘陵地や森林地帯、保安林区は存在していないため開発はかなり進行しており91%の土地が既に利用され、未開発地域は新営淨水場の北、急水渓が水源として保護されている地域等に限定されている。

気候は北回帰線の南に位置し、また暖流の影響を受け亜熱帯海洋性気候に属している。年間平均気温は23℃、年間降水量は2,000mmとなっている。

歴史[編集]

新営区は明末清初にかけて鄭成功が反清復明の活動を行なった地域であり、軍隊を駐留させたことから「新営」と命名された。清代に入り康熙年間になると新営は諸羅県大奎壁村に帰属し、乾隆年間以降は嘉義県太子宮堡及び一部分は鉄線橋堡に帰属することとなった。日本統治時代は太子宮堡の管轄下に入って新営庄となり、後に台南州新営郡に属した。

台湾の中華民国への編入後は台南県政府が新営鎮に設置され、塩水鎮に代わって台南県渓北地方(曽文渓の北)の中心地としての地位を確立したが、近年糖業の不況に伴う市況が衰微している。

経済[編集]

行政区[編集]

忠政里、民権里、三仙里、民生里、民栄里、南興里、中営里、大宏里、王公里、土庫里、埤寮里、護鎮里、嘉芳里、南紙里、太北里、新北里、新南里、新東里、興業里、太南里、五興里、姑爺里、永平里

歴代区長[編集]

区分 氏名 着任日 退任日
鎮長 初代 沈銀来 1951年8月1日 1968年2月28日
鎮長 第2代 陳哲仁 1968年3月1日 1978年2月28日
鎮長
市長
第3代
初代
周金沢 1978年3月1日 1982年2月28日
市長 第2代 林加直 1982年3月1日 1986年2月28日
市長 第3-4代 顔継斌 1986年3月1日 1992年4月12日
市長 代理
第4-5代
黄金鏞 1992年4月12日 1998年2月28日
市長 第6代 陳慶泰 1998年3月1日 2002年2月28日
市長 第7-8代 李宗智 2002年3月1日 2010年12月25日
区長 初代 張睿民 2010年12月25日 2018年1月31日
区長 第二代 魏文貴 2018年1月31日 現職

教育[編集]

高級中学[編集]

高級職校[編集]

国民中学[編集]

国民小学[編集]

交通[編集]

種別 路線名称 その他
バス 7229嘉義-柳営 事業者:嘉義客運
鉄道 縦貫線 新営駅
高速道路 中山高速道路 新営IC
省道 省1線

観光[編集]

新営ロータリー

関連項目[編集]