徹明町駅

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徹明町駅
岐阜市内線乗り場に停車中のモ770形
岐阜市内線乗り場に停車中のモ770形
てつめいちょう
TETSUMEICHŌ
所在地 岐阜県岐阜市徹明通一丁目
北緯35度25分01.8秒
東経136度45分37.9秒
座標: 北緯35度25分01.8秒 東経136度45分37.9秒
所属事業者 名古屋鉄道
駅構造 地上駅
ホーム 3面3線
開業年月日 1911年明治44年)2月11日
廃止年月日 2005年平成17年)4月1日
乗入路線 3 路線
所属路線 岐阜市内線(忠節線、旧支線)
キロ程 0.9km(岐阜駅前起点)
金宝町 (0.2km)
(0.3km) 金町
所属路線 美濃町線
キロ程 0.0km(徹明町起点)
所属路線 岐阜市内線(長良線、旧本線)
キロ程 0.9km(岐阜駅前起点)
金宝町 (0.2km)
(0.3km) 岐阜柳ヶ瀬
備考 岐阜柳ヶ瀬方面(長良線、旧本線)は1988年昭和63年)6月1日に廃止
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徹明町駅(てつめいちょうえき)は、岐阜県岐阜市徹明通1丁目にあった、名古屋鉄道停留場)。2005年(平成17年)4月1日廃駅となった。

乗り入れ路線[編集]

名鉄岐阜市内線美濃町線が乗り入れ、このうち美濃町線は当駅を起点とした。美濃町線の起点ではあるが、廃止直前は終点関駅への直通列車は下り1本のみ(土休日は新関駅止め)で、ほとんどは野一色駅日野橋駅で折り返していた。

岐阜市内線には、2005年(平成17年)の全線廃止時に残っていた忠節駅方面の路線(忠節線[1])のほかに長良北町駅方面の路線(長良線[1])がかつて存在し、両者は当駅で分岐していた。このため当駅は一時期、岐阜駅前駅から来た路線が忠節線、長良線、美濃町線の3方向に分岐する駅であった。

歴史[編集]

1911年(明治44年)に岐阜市内線の前身である美濃電気軌道市内線の駅として開業した。岐阜市内線は2005年の全線廃止時こそ忠節駅方面へ向かう「忠節線」のみが残っていたものの、開業当初はまず長良北町駅方面へ向かう「長良線」を旨として鉄路を伸ばしていた。当駅から忠節駅方面への鉄路は1925年(大正14年)の当駅 - 千手堂駅間の開通を待たねばならない。この両路線は長良線を岐阜市内線の本線とするのに対し忠節線はその支線と位置付けられていた[1]

一方、美濃町線も1911年に美濃電気軌道の路線として開通していたが、市内線と分岐する起点は当駅ではなく隣にあった神田町駅(のちの岐阜柳ヶ瀬駅)であった。経路変更により美濃町線の起点が当駅に移るのは1950年(昭和25年)のことである。

1950年以降当駅は岐阜市内線の本線(長良線)と支線(忠節線)、それに美濃町線の3路線が分岐する駅となったが、1988年(昭和63年)に本線の一部である当駅 - 長良北町駅間が廃止される。岐阜市内線は残った岐阜駅前駅 - 当駅 - 忠節駅間へと区間が変更されたが、それも美濃町線と同時に2005年(平成17年)に廃止された。

駅構造[編集]

美濃町線乗り場のモ590形
駅ビル跡・1階部分(2017年4月4日撮影)

岐阜市内線は相対式2面2線、美濃町線は単式1面1線の乗り場を持つ。併用軌道のため両線とも乗り場は道路上に設けられていたが、安全地帯はなく、道路に「グリーンベルト」と称する緑色のペイントがされているのみであった。このグリーンベルトは、1992年に岐阜市内線の新岐阜駅前駅とともに全国で初めて施されたものであった[2]。電車待ちをする乗客のために、忠節方面の乗り場の向かいにある歩道上には歩道に面して支店を構えていた十六銀行により椅子が設置されていた[6]。線路は営業運行がない美濃町線 - 岐阜市内線忠節方面にもつながっており、忠節で接続する揖斐線の電車が市ノ坪の岐阜工場へ出入庫する際に通っていた[7]

長良北町方面が廃止される前は下図のように複線ダイヤモンドクロッシングとなっており、その中に支線の外側が通る珍しい形態をとっていたが、その分、車輪のフランジを通す為に線路が途切れている個所が増え、通過中の乗り心地の悪さ、騒音、メンテナンスの増大を招く原因となっていた。長良北町廃止後は忠節方面 - 美濃町線の線路は美濃町線乗り場を含め単線に変更された。

美濃町線乗り場南側に駅ビル(駅施設は1階部分)があり、かつては駅員が配置されていたが、1999年3月31日限りで無人駅化されている。

配線図[編集]

長良北町方面廃止前の徹明町駅 (1986年)
長良北町方面

忠節方面
長良北町方面廃止前の徹明町駅 (1986年)
日野橋方面
岐阜駅前方面
凡例
出典:[8]


駅周辺[編集]

  • 岐阜徹明郵便局
  • NTTテレメイト
  • ドンキホーテ柳ケ瀬店
  • 柳ヶ瀬商店街

隣の駅[編集]

名古屋鉄道
岐阜市内線(忠節線)
金宝町駅 - 徹明町駅 - 金町駅
岐阜市内線(長良線)
金宝町駅 - 徹明町駅 - 岐阜柳ヶ瀬駅
美濃町線
徹明町駅 - 金園町四丁目駅

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 『岐阜のチンチン電車 岐阜市内線と美濃町・揖斐・谷汲線の85年』 郷土出版社1997年、31頁。ISBN 4-87670-097-4
  2. ^ a b c d e f 『岐阜のチンチン電車 岐阜市内線と美濃町・揖斐・谷汲線の85年』 郷土出版社1997年、218-230頁。ISBN 4-87670-097-4
  3. ^ 日本鉄道旅行地図帳 追加・訂補一覧 7号 東海”. 鉄道フォーラム. 2016年6月11日閲覧。
  4. ^ a b 今尾恵介(監修) 『日本鉄道旅行地図帳』7 東海、新潮社2008年、52頁。ISBN 978-4-10-790025-8
  5. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、745頁。
  6. ^ 川島令三全国鉄道事情大研究』名古屋北部・岐阜篇 1、草思社1997年、131頁。ISBN 4-7942-0796-4
  7. ^ 間 貞麿「岐阜駅前通りから出発する 名古屋鉄道のタイムスリップ列車」、『鉄道ジャーナル』第30巻第4号、鉄道ジャーナル社1996年4月、 66-73頁。
  8. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第473号 1986年12月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、付図「名古屋鉄道路線略図」

関連項目[編集]