帯広記念

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帯広記念
Kanesa-black 2013obihirokinen.jpg
第2障害を越えるカネサブラック(2013年)
開催国 日本の旗 日本
主催者 帯広市
競馬場 帯広競馬場
創設 1978年10月1日
2014年の情報
距離 ばんえい200m
格付け BG1
賞金 1着賞金150万円
出走条件 4歳以上
負担重量 別定
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帯広記念(おびひろきねん)は、帯広市帯広競馬場で開催するばんえい競馬重賞競走である。

2014年度(2015年)の正賞は農林水産大臣賞、帯広市長賞、農業法人鎌田きのこ株式会社賞[1]

概要[編集]

1978年に創設された3歳以上のばんえい競走馬による重賞競走。ばんえい競馬のグレードでは、BG1に格付けされている。

創設当初より帯広競馬場の看板レースとして施行されており、開催地は一度も変更されていない。

1997年度(1998年)より正月開催期間中に施行するようになり[注 1]、2000年以降は開催日も1月2日でほぼ固定(2002年は除く)され正月開催における最大のレースとして定着しているほか、広域場外発売も通常より拡大され、おおむね全国で発売している(発売個所は主催者発表で確認のこと)。

本競走には2014年度(2015年)まで農林水産大臣より寄贈賞が提供されているが、2015年度(2016年)は不祥事の発生により農林水産大臣賞を返上した[2][3]

賞金[編集]

2014年度の1着賞金は150万円で、以下2着37万5000円、3着18万円、4着12万円、5着7万5000円。

四市記念競走[編集]

2006年度までは帯広市のほか岩見沢市旭川市北見市でも市営によるばんえい競馬が開催され、それぞれの都市名を冠した記念競走(帯広記念・岩見沢記念北見記念旭川記念)が行われてきた。これらを総称して「四市記念競走(よんしきねんきょうそう)」と呼ばれることもある。

このうち帯広記念・岩見沢記念・北見記念は3歳以上の馬によるBG1に格付けされ長年にわたり当地の看板レースとして施行されてきたが、旭川では(旧)旭川記念が4歳馬によるBG3の格付けで施行され、代わりに旭王冠賞(現・旭川記念)が上記3競走と同様の格付けで施行されていた。

2007年度よりばんえい競馬が帯広市による単独開催へ移行した際、帯広記念を除く3競走も帯広での開催に変更されたが、このときに岩見沢記念と北見記念がBG2へ格下げ。旭川記念は4歳馬による重賞競走を廃止のうえ旭王冠賞を「旭川記念」に改称して存続し、BG3に格下げされた。

なお、道営競馬(現・ホッカイドウ競馬)でも競馬場所在地を冠した記念競走(帯広記念・旭川記念・岩見沢記念)が行われていたが、いずれも1985年までに廃止されている。また、門別競馬場には競馬場所在地を冠した記念競走が当初から存在していない。

ばんえい記念へのステップ[編集]

本競走のばんえい重量は900kg前後で、ばんえい記念に次ぐ高重量が設定されており、約2ヵ月後に行われるばんえい記念へのステップレースとしても非常に重要とされている。

古馬(5歳以上)のローテーションは本競走からチャンピオンカップを経てばんえい記念に向かったり、または本競走からばんえい記念へ直行する場合もあるが、多くは特別競走などを経ている。

本競走の優勝馬が同年のばんえい記念も優勝したケースは、2000年以降だけでも2005年(スーパーペガサス)・2007年(トモエパワー)・2013年(カネサブラック)の3例がある。

歴代優勝馬[編集]

優勝馬の馬齢は2000年まで旧表記、2001年以降は現表記。

回数 施行日 開催地 天候 馬場
水分
優勝馬 性齢 ばんえい
重量
タイム 優勝騎手 管理調教師
第1回
1978年10月1日 帯広 0.5% タイシヨオ 牡6 850 4:03.4 木村卓司 大野英夫
第2回
1979年11月11日 帯広 1.3% ダイニメイホウザン 牝10 900 4:11.0 氏家昭 木村与惣治
第3回
1980年8月24日 帯広 5.8% カイリキ 牡6 880 2:20.8 山本正彦 (上フ)山本幸一[注 2]
第4回
1981年5月10日 帯広 1.7% キタノフジ 牡6 800 2:50.0 金山明彦 本沢政一
第5回
1982年9月26日 帯広 4.0% カイリキ 牡8 900 3:11.6 山本正彦 (上フ)山本幸一
第6回
1983年11月20日 帯広 5.3% カイリキ 牡9 910 3:22.3 尾ヶ瀬富雄 (上フ)山本幸一
第7回
1984年8月26日 帯広 1.4% カミシホロトツプ 牝8 880 3:52.2 西弘美 久保正吉
第8回
1985年5月12日 帯広 1.0% キンタイコー 牡6 820 2:32.0 木村卓司 久保正吉
第9回
1986年11月2日 帯広 2.4% ロイヤルキング 牡9 910 3:57.7 山本正彦 水上勲
第10回
1987年9月13日 帯広 0.9% タカラフジ 牡7 900 4:01.8 西康幸 鵜沼正吉
第11回
1988年6月12日 帯広 1.0% タカラフジ 牡8 830 3:21.7 西康幸 鵜沼正吉
第12回
1989年7月23日 帯広 0.2% キンシヤドー 牡5 860 3:25.6 金山明彦 尾ヶ瀬富雄
第13回
1990年7月22日 帯広 2.0% ヒカルテンリユウ 牡8 850 3:52.5 金山明彦 岡田定一
第14回
1991年8月25日 帯広 0.4% ミドリゴゼン 牝7 810 3:34.8 岩本利春 (東川)山本幸一
第15回
1992年6月21日 帯広 0.9% ヒカルテンリユウ 牡10 820 3:44.5 金山明彦 大友榮司
第16回
1993年7月11日 帯広 0.5% カツラシンザン 牡10 820 2:45.7 大河原和雄 梨本照夫
第17回
1994年12月25日 帯広 2.5% キクコトブキ 牝7 850 3:05.7 鈴木正貞[注 3] 服部義幸
第18回
1995年12月24日 帯広 4.6% マルゼンバージ 牡10 920 2:56.8 金山明彦 大友榮司
第19回
1996年12月22日 帯広 3.5% フクイチ 牡8 920 3:10.2 西弘美 山田勇作
第20回
1998年1月4日 帯広 8.1% ダイヤキャップ 牡9 900 2:34.1 金山明彦 林正男
第21回
1999年1月3日 帯広 2.2% フクイチ 牡11 900 2:34.1 金山明彦 林正男
第22回
2000年1月2日 帯広 1.7% サカノタイソン 牡7 900 2:46.4 藤本匠 西邑春夫
第23回
2001年1月2日 帯広 1.4% シマヅショウリキ 牡8 910 2:54.8 藤野俊一 水上勲
第24回
2002年1月3日 帯広 2.9% アキバオーショウ 牡10 910 2:29.3 松田道明 林正男
第25回
2003年1月2日 帯広 3.3% クシロキンショウ 牡9 910 2:53.5 鈴木勝提 鈴木邦哉
第26回
2004年1月2日 帯広 3.2% ミサキスーパー 牡7 900 2:37.7 鈴木勝提 鈴木邦哉
第27回
2005年1月2日 帯広 3.7% スーパーペガサス 牡9 870 3:03.4 藤野俊一 大友栄人
第28回
2006年1月2日 帯広 7.3% ミサイルテンリュウ 牡9 860 2:29.3 鈴木恵介 槻舘重人
第29回
2007年1月2日 帯広 3.1% トモエパワー 牡7 880 3:30.1 坂本東一 松井浩
第30回
2008年1月2日 帯広 5.5% ナリタボブサップ 牡6 900 2:19.1 鈴木勝提 西邑春夫
第31回
2009年1月2日 帯広 4.7% フクイズミ 牝8 880 3:13.7 尾ヶ瀬馨 松井浩文
第32回
2010年1月2日 帯広 5.0% フクイズミ 牝9 880 2:16.3 尾ヶ瀬馨 松井浩文
第33回
2011年1月2日 帯広 1.9% ニシキダイジン 牡10 900 2:33.0 藤野俊一 槻舘重人
第34回
2012年1月2日 帯広 2.9% カネサブラック 牡10 910 2:32.2 松田道明 松井浩文
第35回
2013年1月2日 帯広 4.4% カネサブラック 牡11 920 2:34.9 松田道明 松井浩文
第36回
2014年1月2日 帯広 2.2% ホリセンショウ 牡9 890 2:34.2 島津新 岩本利春
第37回
2015年1月2日 帯広 2.3% フクドリ 騸9 900 2:51.6 安部憲二 皆川公二
第38回
2016年1月2日 帯広 1.9% オレノココロ 牡6 910 2:46.3 鈴木恵介 槻舘重人
第39回
[4]
2017年1月2日 帯広 2.2% オレノココロ 牡7 920 2:39.2 鈴木恵介 槻舘重人

脚注[編集]

  1. ^ 正月開催へ変更されたことにより、1997年は施行されなかった。
  2. ^ 同姓同名調教師が2名いたため出身地で区別した。「東川」は東川町、「上フ」は上富良野町
  3. ^ 当時の騎手名は本名。

出典[編集]

  1. ^ 出走表(平成26年度第20回帯広競馬2日目) (PDF) - ばんえい競馬、2015年1月7日閲覧
  2. ^ ばんえい競馬 「農水大臣賞」返上 - 北海道放送、2015年12月21日閲覧
  3. ^ ばんえい農林水産大臣賞、帯広市が返上へ 本年度の2レース - 北海道新聞、2015年12月21日閲覧
  4. ^ 2017年結果地方競馬全国協会

各回競走結果の出典[編集]

外部リンク[編集]