山口周

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

山口 周(やまぐち しゅう、1970年[1] - )は、東京都生まれ[1]日本の独立研究者、著作家、パブリックスピーカーである。本人は「ナレッジキュレーター」と名乗ることもある。株式会社ライプニッツ代表。

「経営におけるアートとサイエンスのリバランス」「組織の潜在的創造性の開発」「資本主義とビジネスの未来」等を主な研究領域とする。コーンフェリーのシニアパートナーを務めながら、研究、経営大学院での教職、著作、各種ワークショップの実施、パブリックスピーキングなどに携わる。学部と大学院で哲学・美術史を学んだという特殊な経歴を活かし「人文科学と経営科学の交差点」をテーマに活動を行っている。

来歴[編集]

慶應義塾大学文学部哲学科を卒業し、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程を修了した[1]電通ブーズ・アレン・ハミルトンボストン・コンサルティング・グループ[2]A.T.カーニーに勤務した[3][4]。2011年以降より2019年1月現在まで、コーンフェリーのシニアパートナー。また2018年5月以降2019年1月現在まで、一橋大学経営管理研究科非常勤講師を務めている。[5]多摩美術大学クリエイティブリーダーシッププログラム講師[6]

人物[編集]

慶應義塾高等学校在学時は、ほとんど授業に出席せず、美術館や映画館、図書館で時間を過ごしていたために出席日数が常に足りず、両親がしばしば呼び出されていたことを、インタビューで語っている[7]

保守的なドレスコードが求められる経営コンサルタントだが、もっぱらスーツにスニーカー+バックパックという出で立ちである。

2015年東京都世田谷区から神奈川県葉山町に居住[8][9]

日本興業銀行の第七代総裁を務めた宝来市松[注釈 1]は父方の曽祖父に当たる。 紫綬褒章にも叙勲された醸造学者である野白金一[注釈 2]は母方の曽祖父に当たる。

著作[編集]

  • 『グーグルに勝つ広告モデル――マスメディアは必要か』(光文社、2008年、岡本一郎名義[要追加記述]ISBN 978-4-3340-3452-8
  • 『天職は寝て待て――新しい転職・就活・キャリア論』(光文社、2012年、ISBN 978-4-3340-3677-5
  • 『外資系コンサルのスライド作成術――図解表現23のテクニック』(東洋経済新報社、2012年、ISBN 978-4-4925-5720-4
  • 『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』(光文社、2013年、ISBN 978-4-3340-3768-0
  • 『外資系コンサルの知的生産術――プロだけが知る「99の心得」』(光文社、2015年、ISBN 978-4-3340-3836-6
  • 『外資系コンサルのプレゼン術――プレゼンを劇的に改善する、たった一つのコツ』(Amazon Kindle、2015年)
  • 『外資系コンサルのスライド作成術〔作例集〕――実例から学ぶリアルテクニック』(東洋経済新報社、2015年、ISBN 978-4-4925-5759-4
  • 『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』(KADOKAWA / 中経出版、2015年、ISBN 978-4-0460-1191-6
  • 『外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント』(大和書房、2016年、ISBN 978-4-4797-9497-4
  • 『トップ1%に上り詰めたいなら、20代は“残業”するな』(PHP研究所、2016年、ISBN 978-4-8047-1827-9
  • 『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』(光文社、2017年、ISBN 978-4334039967
  • 『知的戦闘力を高める 独学の技法』(ダイヤモンド社、2017年、ISBN 978-4478103395
  • 『武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50』(KADOKAWA、2018年、ISBN 978-4046023919
  • 『劣化するオッサン社会の処方箋 なぜ一流は三流に牛耳られるのか』(光文社、2018年、ISBN 978-4334043735
  • 『仕事選びのアートとサイエンス』(光文社、2019年、ISBN 978-4334044039
  • 『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』(ダイヤモンド社、2019年、ISBN 978-4478108345
  • 『「仕事ができる」とはどういうことか?』 (宝島社、2019年、ISBN 978-4800294692

共著[編集]

その他[編集]

  • 『マンガと図解でわかる 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社、2020年、ISBN 978-4334951757) - 監修。マンガ:PECO

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plus『宝来市松』 - コトバンク
  2. ^ 熊本偉人伝〜野白金一〜 - エース出版

出典[編集]

  1. ^ a b c 山口周. “blogger ユーザーのプロフィール 山口周”. 2017年1月15日閲覧。
  2. ^ 山口 周 プロフィール”. 文春オンライン. 2020年12月29日閲覧。
  3. ^ 本多カツヒロ. “これが「天職」に巡り合うための「転職」の極意だ! ビジネスジャーナル”. ビジネスジャーナル. 2017年1月14日閲覧。
  4. ^ ヘイ コンサルティング グループ ディレクター 山口 周氏インタビュー|転職サービスのムービン”. ムービン・ストラテジック・キャリア. 2017年1月14日閲覧。
  5. ^ [1]
  6. ^ TCL-多摩美術大学クリエイティブリーダーシッププログラム” (日本語). tcl.tamabi.ac.jp. 2020年12月29日閲覧。
  7. ^ 著者インタビュー | BOOKSCAN(ブックスキャン) 本・蔵書電子書籍化サービス - 大和印刷” (日本語). BOOKSCAN. 2020年12月29日閲覧。
  8. ^ 山口周 (2020年6月25日). “【山口 周】都市化はダサいトレンドだ。直感に従って移住しよう”. NewsPicks. 2020年12月29日閲覧。
  9. ^ 一流コンサルが都心億ションを手放した訳 「自分らしい場所」と思えなかった” (日本語). PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) (2019年3月30日). 2020年12月29日閲覧。

外部リンク[編集]