大狩部駅

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大狩部駅
大狩部駅の様子(2005年4月)
大狩部駅の様子(2005年4月)
おおかりべ
Ōkaribe
厚賀 (5.5km)
(2.0km) 節婦
所在地 北海道新冠郡新冠町字大狩部
所属事業者 JR logo (hokkaido).svg北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 日高本線
キロ程 71.1km(苫小牧起点)
電報略号 オヘ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1958年昭和33年)7月15日
備考 無人駅
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1978年の大狩部駅と周囲約500m範囲。右下が静内方面。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

大狩部駅(おおかりべえき)は、北海道日高振興局新冠郡新冠町字大狩部にある北海道旅客鉄道(JR北海道)日高本線である。電報略号オリ

歴史[編集]

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の北東側(様似方面に向かって左手側)に存在する。転轍機を持たない棒線駅となっている[1]

開業時からの無人駅[2]で駅舎は無いが、ホームから少し離れた位置に待合所を有する[3]コンクリートブロックを積み重ねただけの、扉及び窓の無い、人は数人しか入れない建物である[4]トイレは工事現場用の仮設便所となっている[3]。ホームは海のすぐそばにあり[1]、崖の中腹に張り付いた様な形状となっている[3]。有効長は30mである[5]駅名標の隣にテレビドラマのロケ現場であったことを記載した案内板が立つ[3][6]

国道から直接入る通路は鎖で通行できなくなっている。駅へのアクセスは、苫小牧方面からの場合、下り坂の終わる地点にある路地を左折、国道直下を通る歩行者用トンネルを通るのが望ましい。

附近は海風が大変に強く、それを防ぐために線路際に木のと廃タイヤで支えられた木塀が作られている[4]

駅名の由来[編集]

当駅の所在する地名より。地名は、アイヌ語の「オ・カル・ペツ」(川尻が曲がっている川)に由来するとされる[5][7]

利用状況[編集]

  • 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は11人[5]
  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は12人[1]

駅周辺[編集]

海岸線の丘陵地帯の高台に位置し[4]、ホームからは太平洋沿岸が望める[3]。線路の路盤は侵食されやすく、落石なども発生する。

  • 国道235号
  • 海馬岩(とどいわ) - 駅の沖合い約2.0km[1]。かつてトドがたくさんいた岩場で、1955年(昭和30年)に自衛隊が砲撃によりトドを退治してからはいなくなった。
  • 御野立所行啓記念碑 - 駅附近[1]
  • 道南バス「大節婦」停留所

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道
日高本線
厚賀駅 - 大狩部駅 - 節婦駅

その他[編集]

ホームに案内板の立っている、ロケーションを行ったテレビドラマは、『女囚~塀の中の女たち』(1997年(平成9年)、TBS系列、主演・泉ピン子)である[3][6]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)102ページより。
  2. ^ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社2011年6月発行)150ページより。
  3. ^ a b c d e f 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)348ページより。
  4. ^ a b c 書籍『すごい駅』(著:横見浩彦牛山隆信メディアファクトリー新書、2010年10月発行)112-113ページより。
  5. ^ a b c 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)102ページより。
  6. ^ a b 2013年12月現在、この看板は撤去されている
  7. ^ 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)101ページより。

関連項目[編集]