夢想花

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夢想花
円広志シングル
B面 朝から晩まで
リリース
規格 7インチ
録音 1978年
日本の旗 日本
ジャンル 歌謡曲
レーベル キャニオン・レコード
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間4位(オリコン
  • 1979年1月度月間7位(オリコン)
  • 1979年2月度月間6位(オリコン)
  • 1979年度年間23位(オリコン)
  • 円広志 シングル 年表
    夢想花
    (1978年)
    愛しのキャリアガール
    (1979年)
    テンプレートを表示

    夢想花」(むそうばな)は、日本歌手円広志の1枚目のシングル。1978年11月21日キャニオン・レコードより発売された。

    解説[編集]

    当時の円は自身のロックバンドを解散させた直後で、家計を妻が支え、本人はアルバイト生活を送っており、廃業を考えていた。「好きな音楽もできなくなるのかなと考えたら、無性にさみしくなってね。ギターをたたきつけるようにして作った」と語っている[1]。「詞や曲は15分ほどで出来たが、タイトルを付けるまでに10日ほどかかった」という[2]

    最初、この曲のデモテープはある東京の出版会社に届き、CBSソニーから発売されることが決まっていたが、アルバイト先で偶然会ったヤマハの関係者[1]から「この曲でポピュラーコンテスト(ポプコン)に出てみないか」と誘われ、円本人曰く「一か八かの賭け」で出場[2]、ポプコン本選ののちに1978年11月に行われた第9回世界歌謡祭でグランプリを獲得[3]。これがきっかけでヤマハ系列のアードバークからの発売が決まった。

    徐々に話題を広げ、翌年の1979年2月にはザ・ベストテンで10位にランクインし、初登場を果たした。ロングヒットを記録し約80万枚を売り上げた。本作以降の円はヒットに恵まれず一発屋となってしまったが、森昌子の「越冬つばめ」の作曲(本名の「篠原義彦」名義)を担当し、裏方として再度の大ヒットを果たしている。

    サビの「とんで」をポリリズム的に9回連呼する特徴的な歌詞のフレーズは、息切れしたのがちょうど9回目だったのでそこで切ったという本人の言がある[要出典]。円の代名詞とも言える言葉となり、円の所属事務所名「オフィスとんで」の由来となっている。

    2015年3月22日から大阪環状線福島駅発車メロディとして採用されている。環状線が周回運転することと、歌詞の「まわってまわって…」に因んでいる[4]

    収録曲[編集]

    1. 夢想花
      作詞・作曲:円広志/編曲:船山基紀
    2. 朝から晩まで
      作詞・作曲:円広志/編曲:若草恵

    タイアップ[編集]

    カバー[編集]

    脚注[編集]

    1. ^ a b 【関西レジェンド伝】円広志(2)「夢想花」歌って紙飛行機乱れ飛んだ世界歌謡祭 (1/3ページ) SANSPO.COM、2017年8月22日
    2. ^ a b 昭和40年男(クレタパブリッシング)2015年12月号 p.54 - 57「円広志インタビュー」
    3. ^ “第9回世界歌謡祭 イベントヒストリー”. 一般財団法人ヤマハ音楽振興会. http://www.yamaha-mf.or.jp/history/e-history/wpsf/wpsf9.html 2012年8月13日閲覧。 
    4. ^ 『大阪環状線改造プロジェクト』進行中 大阪環状線発車メロディ全駅曲目決定! - 西日本旅客鉄道ニュースリリース 2015年3月16日